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2009.04.09 (Thu)

究極の顧客満足、御用達

究極の顧客満足

今年、早春のある日、こんな側溝の鉄板に出くわした。
うーん、常識を破るような、このライン。 厚さは従来のものと変わらず、たっぷり厚さがある。
こんな曲線の鉄板を見るのは初めてなので、思わず、「おおっー!!」と感嘆の声を上げてしまった。
コンクリートの地面もゆるやかに曲線を描いているが、途中にある鉄板までもが
その曲線にぴったりあわせてあるのだった。 見た目も、仕事も素晴らしい。
たしかに、そこだけ平なら、段差に人がつまづいてケガをしてしまう恐れがある。
それにしても、こんな分厚いものを、、とつくづく感心してしまった。

これぞ、究極のあつらえ品。 最近よく言われているところの、モノ作りにおいての、
「究極の顧客満足、御用達」とはこのことか、と思った。
大量生産ではない、個別の事情にあわせた製品であると思う。 
オンリーワン、と言ってもよいと思う。
これは、メガネ作りにたずさわっている私たちにとっても、とても参考になるところ。
こういうのがほしい、という特殊な要望に どれだけ応じさせてもらうことが出来るのか、
今後の課題として、おおいに考えさせられる鉄板だった。

ここは、西田幾多郎から、湯川秀樹、朝永振一郎、、桑原武夫に西堀栄三郎、今西錦司、、といった人物を、また新しいところでは昨年のノーベル賞受賞の、益川、小林2氏の若き日の研究の日々を過ごした、日本の知性を多く生み出したところ、旧京都帝国大学(現、京都大学)の構内。
歩いているだけで、知性の香り、そんな風が吹いてきそうな場所である。
古い歴史をきざんだ建物がとても美しくて、なるほど、、このような場所なら、
こんな鉄板でなければならないのだと納得した。

「哲学を感じる知性、自由な精神」を表現するようなメガネ作り、、
さらに、究極の顧客満足である、御用達を考えると 課題がたくさんある。
緑が深く美しい建物のある、由緒あるこの地に立って、
私たちも おおいにあやかりたいものだ、、と思った。               
                                                  職人K

                      大学と木

                      京都大学学生部の建物、2
                       クスの大木と、煉瓦の古い建物が美しい、大学の構内


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