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2008.05.31 (Sat)

野バラに会う

白い野バラ、2008-5-30
ひっそりと咲く野バラ

ここ数日、朝に夕に、我が家に咲く色とりどりのバラを眺めて、デジカメを持ち出して、写真におさめていたりしていた。 花など、植物を 毎日見るのは本当に楽しい。 一日一日成長していて見るたびに違うから。 堅いつぼみが段々ふくらんで、やがて花が開く。 それも一つ二つと始まって、やがて全体がいっせいにそうなる。 農業でも同じだろうと思う。 日に日に目にみえて成長してゆくから、世話のし甲斐があるというものだ。 そして収穫だけでなく、その間の成長の過程で、私たちにいろんなことを教えてくれると思う。 ある時は教訓めいたものを、また人生に共通したようなことまでも。 体は疲れるけれど、一つの楽しみである、と父母がいう。 老いてからの生活にも とても都合の良いことをたくさん含んでいるという。 もっと多くの人がかかわるべきである、そうすれば、ココロも体もうんと軽やかになる、と専門家が勧める。 本当にそう思う。 花でも、農作物でも 毎日変化に富んでいるから、見る楽しみだけでなく、思考する時間もあたえてくれるようだ。

ところで今日、近所にある、電車の駅近くの石積みブロックの斜面の、道の側面になっているところに、空のほうに向かって、野バラのつるが伸びて、白い花をいくつもつけているのが目にとまった。
こんなところに、、と、だれが世話をしているわけでもないけれど、群落になって咲いていた。
近づいてよく見たら、一重の可憐な白い花。 幾重も花びらのある、色とりどりのバラの花を毎日見ていた私にとっては、ハッとするような美しさだった。 野生のものであるけれど、気高くて品があり、むしろ 我が家にあるものよりも格調が高いような趣を感じてしまった。 だれに見られるでもなく、ひっそりと、咲いているようであった。 デジカメを持ち出して、レンズ越しに見ていたら、
バラのような種類の花でも、利休が、花はやはり白である、というのが思い出された。
いかにも、日本的情緒であると思う。 色がある、けばけばしさがない。 淡泊で楚楚として咲いている。
私は、こういうのがやっぱり好きなんだなぁ、、、と今日はあらためてそう思った。  職人K
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