FC2ブログ
2019年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月
2008.05.20 (Tue)

神秘の紫、古のエンドウ豆 

神秘の紫色のえんどう豆

我が家になっている、紫色のえんどう豆。ちょっとめずらしい風景だと思う。
隣の畑を作る人から、一昨年前、 はじめてそんなえんどう豆があることを教えてもらった。
そして我が家でも 家族の世話で 今年は こんなにたくさんのこと 実である豆をつけている。 
ただし 中の豆は紫色ではなくてグリーン色である。
花は普通のえんどう豆のそれと変わらないようだが、白ではなくて赤い色である。

調べてみたら、何と ツタンカーメンのえんどう豆、といわれるもの。
1922年、古代エジプトのツタンカーメンの墓の発掘の際に 発見されたもの。
このとき発掘された、黄金のマスクはあまりにも有名だが、このエンドウ豆は、その副葬品の中から発見されたものだとわかった。 そして、イギリスの考古学者、ハワード・カーター氏が持ち帰って発芽、栽培に成功したという。 古代エジプトの人が食べていたであろうと想像される、エンドウ豆。
エンドウの原種ではないかと言われているとのこと。
日本には1956年、アメリカより水戸にはじめて送られてきて その後、小学校、教育センターを介して広がったという。
今、身体に良いものを含むということで、注目の紫野菜かなと思っていたけれど、
めずらしいと思うだけで、そんな由来のあるエンドウ豆だとは知らなかった。
だれからも そんな話は聞いていなかった。

神秘の紫色のえんどう豆、2008-5-14

でも 実際に 不思議に思ったのは、エンドウご飯を炊いたときである。
炊き上がったときは普通のエンドウご飯だったけれど、やがて 赤い色の、赤飯に変わっていったことである。 今日は本当にびっくりしてしまった。
お昼に出来た、エンドウごはんが、夜 保温ジャーを開けたら 真っ赤に変わっていたから。
この古のエンドウ豆の色素が 保温が続くと ご飯に出てくるらしい。
古の豆は、なかなか謎めいて、神秘的である。
古代のものが、生命をつないで、今日の時代によみがえったこと、それだけでも驚きであるが、
こうやって 遠く日本の、私の目の前に現れるなんて、本当に素晴らしい。
神秘な紫色を眺めて、また 赤いエンドウご飯を食べて、
しばらくの間、遠くの国、古代エジプトのロマンにひたらせてもらうことにしようと思った。    職人K

                                     ツタンカーメン 黄金のマスク
                                     ツタンカーメンの墓から、黄金のマスク
EDIT  |  12:16  |  日記  |  Top↑
 | BLOGTOP |