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2019.10.14 (Mon)

古いチェロから

バイオリンなど弦楽器の製作 修理をする方から 古いチェロの 指板をいただきました。
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弦楽器の事は全く知らない私は これがどんなに重要なものであるかという事さえ 知らずに いただきました。
海外の古いチェロに使っていた 指板で もう使えないからという事でした  いつの時代のものかわかりませんが 古い弦楽器というと
私の薄学の知識では ストラディバリウス と言う名器しか知りませんが この楽器もいろいろな歴史を経て こんな指板だけになったのでしょう
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その指板のすこしだけを切り取り やじろべえメガネの 木の部品を作ることにしました
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とても緊張します 真っ黒な黒檀を切断しても どこも真っ黒で これが本物の黒檀かなと思いました
これを 削り やじろべえの 木の部品を作るのですが 艶も出て とても気持ち良く作ることができました
木の材質が 安定しているんですね

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出来あがったメガネは 新しいのに 古い木を使ってあるせいか 落ち着きがあります
ストラウディバリウスと言う楽器は 1600年代に作られたそうです。


その頃の日本は まだ 室町時代でした。 室町文化の盛んなとき そんなチェロと言う楽器は日本には存在していません
ふと 日本には 茶の文化がそのころ盛んになりだしたことを思い出しました。

千 利休 の茶とともに いろんな文化が生まれたときでもあります
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何故かしら このやじろべえメガネは 新しいはずなのに なぜか 古の存在感と 日本的な風合いを感じてしまいます
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私は茶道は 作法など知りませんが 日本古来のシンプルさが やじろべえメガネと通じるのかなと思いました。

古いチェロの材料が また 今日 こんな形で使うことで また生き返ったように思います
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ということで 今日は このストラウディバリウスを持つ ヨーヨーマの演奏で こんな曲を聴いていただきましょう
画像を見ていると 指板の 黒檀が気になりますが サンサースの「白鳥」です

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