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2019.09.01 (Sun)

もったいないという事で

今日から9月です。


先日 ブログで書いた 「掃除をしていたら」と言う記事で 古いメガネを捨てることに ちょっと考えが変ってきました。

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昔のメガネとはいえ 自分が作ってきたメガネですから なかなか捨てられず 私の地方で言うならば「オトマシ―」と言う言葉になります。

この言葉は 「もったいない」と言う意味で 私の地方では使っています。

このメガネの棄てられた風景は メガネを作った私にとっては まさに「おとましい もったいない」と言う言葉です


この「オトマシ―」と言う言葉 福井だけの方言かと思っていました。
私の同級生で 方言の研究家として大学で教えている方に聞いてみましたら こんな答えをいただきました 


お尋ねの方言オトマシーについては、語源がかつての中央語(京都語)の「疎ましい(うとましい)」です。それが地方に伝わり、オトマシーの形で、各地(中部地方から、北陸、西日本の近畿、中国、四国)の方言でいろんな意味に変化して使われています。「もったいない」の意味で使われるのは、北陸三県(福井は嶺北だけ)と岐阜県飛騨地方、愛知県や三重県の一部などです。福井でも若狭地方では「疎ましい」の本来の意味に近い「うっとうしい、うるさい」の意味で使われます。
ということでした。

北陸地方だけで使われる言葉と知って 北陸の人は 物事を疎ましく思わず 何でももったいないと思う気持ちがあるんだなあと思いました。

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この世に生まれたけど 使われず 捨てられるとは カワイソウだなあと 思い せめて 何か使う時が来るまで 持っていたいと思い 良さそうなフレームは 修理することにしました。 時代とともに デザインも変わり 昔は人気のあったデザインも 今では 誰も見向かないようになってしまいます。 時代とともに価値観が変わって行くんだなあと 実感します

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私が以前使っていた フィルム式のカメラも 当時貯金を叩いて買ったのに 修理する必要もなく フィルムの価値観も無くなり 捨てる運命にありますが これも 時代とともに変わってしまったことなのかもしれません。

私達の身の回りは かつては あたりまえにあったモノ が 急速に価値観が変わって行くような気がします。


新しいものが良いとか すぐれているとかという事とは別の事だ思います しかし ボブデュランの歌でもあるように 昔ビリで走っていたものが 今 トップになったり 私達の知る古い道は、急速に老朽しているのかもしれません。


これらの棄てられず 修理したメガネたちは これから どんなふうに世の中に関わるのかわかりませんが きっと 誰かに使われて メガネとしてモノの生涯を終えて欲しいと思います。


さて 今日は 話にも出てきたボブデュランの「時代は変わる」と言う曲をお聴き下さい。

この曲が発表されたのは1964年 当時の議員・親たちに向って古い価値観が通用しなくなっていることを説く、典型的なメッセージソングだったと思います。
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