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2012.10.26 (Fri)

職人さんの仕事

                               松の木

高いところから、パチンパチン、、小気味よいハサミの音が空にこだまする。
二階建て建物の屋根よりもうんと高い木に登って、ただいま、松の枝葉の剪定の真っ最中。
ひときわ背の高い木の場合は、腰にイノチ綱をつけている。
登るだけならまだしも、そこで身をのりだして手を伸ばし、仕事をしなければならない。
松の枝や葉を選りすぐりながら、残すもの、切り落とすもの、判断と同時に手が動く。
それは、熟練の技、鮮やかな職人さんの仕事だ。
植木の中でもとりわけ松は剪定の技術が要るようだ。

暑い夏が終わり、冬囲いの必要な時期になる前に、
松を中心に庭木は、人間と同様、一年分の伸びた枝葉の剪定が必要。
この時期、あちらこちらで、この道の職人さんの姿が見られる。
しばらく眺めていると、その鮮やかな仕事ぶりに驚かされることがある。
終始、沈黙の職人さんもあれば、
依頼主の会話にもよく応じて、口も手も同時に動く、いわゆる口八丁手八丁の職人さんもある。
小説や随筆など読んでいると、結構、この庭職人との会話が出てくる場面がある。
植物のあらゆることについてよく知っているから、聴いてなるほど、、話がはずむ。
また、世間一般の動きにも敏感でなかなか詳しい。
いつも高いところから世間を見ているからだろうか? (^^)v

江戸時代には、多彩な職人の仕事がおおいに花開いた時代で、
庭師や植木職人もその一つだという。
江戸時代の園芸は、当時世界最高レベルであったこともそのことを裏付ける。

このたびの世界大恐慌で、いちだんと国内での仕事が失われる中、
雇用の場を増やすにはどうしたら良いのか、、
もう一度、かつての江戸時代のように、多彩な職人を地道に育てていくしかない!!
と, 識者 が語っていたことが思い出された。
もちろん私のような 名ばかりの(内)職人ではなくて、ホンモノの職人さんだ。 (^^)v

                                、、、職人K

  松の木の剪定
  

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