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2012.06.26 (Tue)

すべてのものに時がある

梅の実

近くにある梅の実が黄色く色付いている。
今は梅の実の収穫の真っ最中、ちょうどそのシーズンだが、
ここはちょっと熟れるのが早いのだろうか。
もうとても美味しそうな色になっている。
こんな熟れた状態の梅なら、
梅干しにしても最高、ジャムや御菓子にしたり、
また、そのまま生で食べても美味しいのでは、、と思う。
まだ青い梅はうっかり食べると毒があって、とても危険な時期があることを、
子供の頃からよく聞かされてきた。

若い時にファンで読んだ曽野綾子のベストセラーの本の中にも、
この梅の実についての記述があって、今でもよく覚えている。
いつも黄色くなった梅を見るたびに その一節が思い出される。

   もう三年遅くめぐり会っていれば、あるいは結婚したかもしれない相手と、
   少しばかり早く会いすぎることもある。
   
   しかし同じ梅の実でも未熟なものは、危険なのだ
   同じ相手でも、時が来ぬ前の恋はうまくいかない。
   道標は暗い夜道を歩くものの心をとらえるが、
   そこへ向って突進したらやはり飛行機でも船でも航路を踏みはずす。
   道標は静かに見送って走らねばならないのである。
   それがいかに辛くとも。               
 
                     (曽野綾子著、誰のために愛するか、より)

そしてクリスチャンである著者は、旧約聖書の一節の言葉を紹介していた。

   天の下のすべての事には季節があり すべてのわざには時がある
   生まれるに時があり  死ぬに時があり
   植えるに時があり   植えたものを抜くに時があり
   殺すに時があり    いやすに時があり
   こわすに時があり   建てるに時があり
   泣くに時があり    笑うに時があり
   悲しむに時があり   踊るに時があり
   石を投げるに時があり 石を集めるに時があり
   抱くに時があり    抱くことをやめるに時があり
   捜すに時があり    失うに時があり
   保つに時があり    捨てるに時があり
   裂くに時があり    縫うに時があり
   黙るに時があり    語るに時があり
   愛するに時があり   憎むに時があり
   戦うに時があり    和らぐに時があり


なるほど、、と、
何ごとにおいても「時」のあることを、この年になると つくづく思うことがある。
「時」の味方なしには、何ごとも 成功しないということも。
今の政治状況はどうだろうか。
正義を実現しようとする人物に、はたして「時」の味方はあるだろうか。
         
                                、、、職人K

   梅の実が色付く
                     黄色く色付いてきた梅の実が美しい
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