2012.06.06 (Wed)
自然の美

初夏、庭のギボウシの葉もずいぶん大きくなって茂ってきました。
まだ花の茎は伸びてきていませんが、
よくよく見てみると、大きな葉の葉脈はとても美しいラインとなっています。
マティスの言葉にあるように、
自然界はとても美しい、とつくづく思います。
いつも自然をよりどころとするように習慣づけているんだ。
重要なのは注意を集中することだ。
葉っぱがどのようにできているか、
小葉が葉柄にどういうふうにつながっているか、
どんなリズムで葉が分布しているか、といったことを、きちんと見きわめることだ。
東洋では、葉の間の空間も葉自体と同じように重要視されている。
それぞれの植物はひとつの宇宙であり、その組織の秘密を保持している。
その秘密は研究を通してしか明かされない。
自然はひじょうに多くの美を私たちに与えてくれるが、
私たちはもうそれに驚かなくなっている。
もう見ようとしないんだ、無感動になってしまって、、、
(マティスの言葉より)
マティスの言葉を思い出しながら、
葉っぱに見入っていたら、、ある美しいラインを思い出しました。
ギボウシの、やわらかな、その大きな葉の上に、
出来上がったばかりの やじろべえメガネを、そっと置いて見ると、、
こちらのテンプルラインもまた beautiful!!なのでした。 (^^ゞ
、、、職人K

やじろべえメガネ、42ミリ、シルバー(砂打ち仕様)
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