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2007.11.21 (Wed)

野口みずき優勝    芸術は爆発


   先日18日北京オリンピック女子マラソン代表選考会でもある、東京国際女子マラソンで 野口みずきが 大会新記録2時間21分37秒という、輝かしい記録でもって優勝した。 素晴らしい、の一言に尽きる走りだったと思う。
 選考委員になっている人も 文句のつけようのない、驚異的な素晴らしい走りだ、と絶賛していた。 この日は 20℃まで気温が上昇、冬にしてはむしろ暑さがつらい日だといっていたが 35キロを過ぎてからの しかも急な上り坂でむしろ力を発揮、並行して走っている2番走者をみるみる引き離し、決着をつけた。 野口選手は上り坂に強い、ということだったが ゴールでも笑顔でVサイン、いえ3本指を立てて 余裕のゴールだった。
  解説者の話によると この2年間は怪我や故障で苦悩の日々だったとか、それを乗り越えての 今回の素晴らしい結果だという。 残った仕事をしながら 私も中継に見入ってしまって ずっと応援、ついに優勝のときには やったー、っとうれしくて仕方がなかった。
 このところ何においても閉塞感のただよう日本だが この日ばかりは 野口選手の走りがどんなに頼もしく感じられたことか、と思う。 本当に力強かった。
  昔からハングリー精神の持ち主、 41キロのか細い身体なのに 相当強い意志、精神力の持ち主であると思う。 何よりも きらきらと輝く目が印象的であると思う。 そしてとてもさわやかだ。 近頃 こんなにきらきらと輝く目を持った人はいないのではないかと思う。 とにかく走るのが大好きということらしい。
  大会の前日、インタビューで 調子も絶好調、明日は爆発したいです、と言っていたのを聞いた。 [爆発]という言葉がよく出てくると思ったら、なんと 岡本太郎の大ファンであるという。氏のいろんな著書も読んでいるという。  岡本太郎は いつも [芸術は爆発だ。]と言っていた。

【More・・・】

  岡本太郎とは 画家の岡本一平と岡本かの子の子どもである。アインシュタインが来日した時は 岡本一平は氏に同行、随所で見事な、特徴をとらえた挿し絵をたくさん残している。 アインシュタインの日本での出来事がとてもよくわかる。 私もそんな挿し絵、風刺画が描けたらいいな、と思ってあこがれたものだ。 かの子も芸術肌だったのか、二人の血をひきついで、 岡本太郎の芸術は 奇怪とも思える独自のものがあり、言動そのものも芸術か、のように思われる。
  職人Mの話によると、いつだったか、ある時 M物産だったか、と思うが 何か作品の依頼があったとき、断ったという、有名な話があるという。それは、[私の芸術は永遠であるが、企業というものは永遠にあるものとは限らない。ゆえにお断りである、、、]という趣旨のものらしい。 そのころ 角砂糖からミサイルまで、といういわゆる[天下のM物産]といわれた頃である。
 そんなセリフをいっぺんでも言ってみたいものだわ、、とだれでも思ってしまうものなのに。 しかも 超一流の会社に対してだ。   何が野口選手の心をとらえたのかな、と興味深いが 太陽の塔はいいな、と思う。
また これも爆発、によるものなのかと残念に思うが こちら越前市、旧武生市であるが 昔は市内に松ノ木があり、小さな川が流れるように配置してあった。それを 車の通行という問題もあったからと思うが 切りくずしてなくしてしまえ、と提言したのは 岡本太郎氏と聞いている。古い町並みは 爆発する芸術にふさわしくなかった、ということだ。 今は市内の商店街はさびれる一方だが 今 そこに木があり、せせらぎがあったらどんなものだろう。きっと めずらしく古の美が残っている街として 遠くあちこちからも人が押し寄せるのでは、と思ってしまう。

それにしても 野口選手の走り、は芸術そのものだった。競馬のディープインパクトの走りのように 最後にとても力強い。最後の場面で 勝負に出る、これがマラソンの芸術の走りというものだ。                                 職人K



岡本太郎作、月の顔
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