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2011.07.24 (Sun)

アナログ放送終了

    暑さの中で美しく咲く 昼顔の花 昼顔1
                                         「本日のおだよ!!」                                   

7月24日、今日の正午でいよいよアナログ放送が終了。
ずいぶん前から、この日のことが周知通達されてきたが、まだまだ先のことと思っていた。
しかしながら月日は確実に過ぎて行くものだと思う。
いつの間にか、ついにその日がやってきた。
デジタル対応しなければ、、とずっと思いつつ、まだ何台かそうしてないものもある。
小型テレビも、デジタル変換器も、現在は 駆け込み需要で品切れであるという。
ちょっと見ていたものが、なくなれば当然、不便で困るかとも思われるが、
ザァーと荒れた画面が出てそうなるのを楽しみたい気分もちょっとだけある。
無ければ無いであきらめがつくというもの、、
最近のテレビの愚劣さに辟易していたところもある。
インターネットもあることだし、
大事なところを見る一台があれば十分、何台も無くても良さそうなもので、、
しばらく様子見でいくことにした。

このアナログ放送が始まったのは、1953年であるというから、
ここ約60年のものということになる。
昔は、一家に何台もテレビなどという時代がこようとは思いもしない頃があった。
テレビをよその家に見に行ったことや、
一家で同じ番組を見ること、チャンネル争いまでもが、過去の話となってしまった。
どこの家でも年代に応じて、それぞれが自分の部屋で、
自分の見たいものを選んで、ひっそり静かにテレビ放送を見ているのかもしれない。
テレビをめぐっての時代の変遷も興味深いものがある。
今回の、地上デジタル放送に移行しても、テレビの意義は変わらないと思うが、
対応出来ない人にとっては、大変困ること、、
実際にその時間が来れば、時代から切り捨てられたように感じるのではないだろうか。
しかしながら、まだラジオがある。
ラジオは、手を動かしながら耳だけで情報が聴けるのでとても有難い。
こちらは80年の歴史であるという。
いずれにしても、ラジオもテレビもここ60~80年のもの、、20世紀に出てきたものだ。
そこへ携帯電話、インターネット、、
私たちは、昔の人から見たら、
夢のような技術の産物の、つくづく便利な時代に生きているものだとあらためて思う。
しかしながら、そんな中で、
失われてしまったもののほうもまた かなり大きいのではないだろうか、、
そんなことも ふと 思われた。
                                    、、、職人K

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