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2021.03.26 (Fri)

今度は やじろべえメガネの 赤と黒

先日 赤と黒のメガネの事を書きましたが このメガネ チョッとインパクトがあるのか いろいろとお問い合わせがあるようです。

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コマルメガネのフォルムといい 色といい 何か アートっぽくなっているようで 小さくても目立つような存在です。
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また コマルメガネは レンズが小さいので 強度の近視の方にとっては 横から見たとき 分厚くなって 重くなったり して それを気にしたり 鬱陶しく思ったりすることがあるようで その悩みからも解放されると思います。

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掛けるのに慣れるのにはちょっと時間がかかるかもしれませんが そのメガネの癖というか 特性に慣れると きっと身体の一部になると思います。

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前にも書いたことがありますが  当初 このメガネは ある方から依頼されて 冗談のつもりで 作ったもので 本気で作ったものではないような覚えがあります。
しかし 使っている方に その後の感想を聞くと とても便利という答えをいただき 私も思ってもいなかった効果にちょっとびっくりしています。

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私はメガネを作りますが そのメガネが どのように使われているか という事は なかなか お聴きすることはないので そのような話を聞くと 今後どのような メガネにしていったらいいかと いう ヒントを いただくような気がします。

さて 春本番になりましたが 私の知り合いの方で ミリーヴァ-ノンのいう女性歌手が好きだという事を聞きました。
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どんな人かと調べたら 作家の 向田邦子さんが、すだれ越しの自然光、クーラーよりも窓を開けた自然の風の中で、とライティングや空気にも気を配るほどの拘り そしてムード・ミュージックは・・・  ミリー・ヴァーノンの「スプリング・イズ・ヒア」が一番合うと。
このエッセイが77年の「クロワッサン」に書かれたそうです。
それのせいか 急に日本でも彼女の曲を聴く人が増えたそうです。 しかし ミリーヴァ-ノンは このレコードを一枚残したまま それ以来レコーディング していないらしいです。
水羊羹にはちと早いですが 水羊羹を頭に浮かべてお聴き下さい。



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2021.03.21 (Sun)

こんな形も 作ってみました

先日作った縄手のテンプルのメガネですが フロントを変えてこんなメガネも作ってみました。

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レンズ形は いわゆるボストン型で これも昔からある 定番の形です。
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先日の丸メガネとは違う 印象です ブリッジには いわゆる マンレイタイプの ブリッジと鼻パッドが一緒になっているタイプの ブリッジが使ってあります。


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昔からあるタイプですが 溶接個所が少ないので 壊れにくいという利点があります。
でも なぜ このブリッジが マンレイというのかわかりません。 

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  マンレイ の肖像 
美術家で1920年頃活躍した マンレイと関係があるのかしらと 調べるのですが 関係無いようで 日本だけの呼び名の 部品です。

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丸型と この ボストン型 のレンズ形 どちらが良いかというのは 使う方の好みですが アンティックのメッキをすると やはり 懐古趣味かもしれませんが 『中年のためのメガネ』になるのかもしれません。

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いつも 出来上がったメガネを見ながら こんなメガネもあるんだなあと いろんな部品を組み合わせてできる メガネに 何か新鮮な気持ちになります。

さて ジャズ界で 長生きされている方も多くいらっします
先日 テナーサックスの名手 ソニーロリンズさんが 90歳と聞き ビックリしました 今や伝説的な奏者で コルトレーンや マイルスと同じ世代なのに 長生きだなあと 感心していました。
日本でも サックスの 渡辺貞夫さんは 88歳 北村英治さんは 91歳と いまだに現役で 演奏してると聞きます。
単なる長寿だけでなく ジャズの演奏をするという 驚異的な生命力です
北村英治さんの 91歳になったときの 演奏をお聴き下さい。

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2021.03.18 (Thu)

ポルコロッソ 古い記憶の中で

今から30年ほど前に アニメ映画として 上映された「紅の豚」という映画のなかで 主人公の豚の名前が ポルコロッソという名前でした。
紅の豚



作者の宮崎駿は 「若者をまったく排除して作った『中年のための映画』」を作りたかったようです。

ある方から 「ポルコロッソのかけているメガネって 作れますか?」と 聞かれて  「ぽるころっそ???」 さて なんだろうと わかりませんでした。 

ぽるころっそ


さっそく このアニメを観たら 主人公が豚で飛行士になって 丸メガネをかけていました。
この主人公の豚が なかなかかっこいい 声もいい 黒いサングラスをかけて かっこいいセリフが出てきます。

「飛ばねぇ豚はただの豚だ。」

「カッコイイとは、こういうことさ」 

先日亡くなった 声優 森山周一郎さんの声で 聴くと まさに 男のロマンみたいなものを感じます

掛けているメガネも シンプルで しかも 古き良き時代を 思い出すようです。 
宮崎駿さんも それを意識して こんなメガネを描いているようです。


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先日 このメガネについて お問い合わせがありました。 
縄手のテンプルは 使いにくいテンプルですが その面倒な仕草が また このメガネをかける楽しみにもなってくるのかもしれません。

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レトロっぽく仕上げたこのメガネ まさに 若者をまったく排除して作った『中年のためのメガネ』になるのかもしれません。

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若干年老いてきた 今 振り返ってみると ボブデュランの マイバックページイズ の歌詞を思い出します

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「Ah, but I was so much older then,I'm younger than that now(ああ、だが私はとても年老いていた。そして今、私はあの頃よりずっと若い)


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2021.03.15 (Mon)

春のきらめく 光

春になると 日差しが強くなってきます。
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水面もひかりで 眩い光で 今まで重い気持ちだったのが すこし軽くなった感じです。
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メガネも  この日差しのおかげで 光沢のある色が 合うような感じになりました。
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ちょっと 窓際に置いたメガネが太陽の光で ピカピカ光りだすと まるで 発光していろような 不思議な気持ちになります。

こころまで明るくなるのでしょうか?
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この間までは 雪と曇りの多い 日が続いたせいもあって 暗い色に 何か落ち着きを感じていましたが 

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こんなに明るいと 心も明るくなるんですね きっと。


さて アメリカのブルーグラスの曲で「永遠の絆」という曲があります。 その内容は暗く 

 ”お母さんが死んだので お葬式をするので  兄弟は泣くし 母ちゃんの入った棺桶を 葬儀社の人が運んでいく そんなに乱暴に動かさないで 母ちゃん死んでも あの世でもつながっているよね”
 という暗い唄ですが この曲はアメリカのブルーグラスの演奏では 妙に明るく歌っているんです。 
なんで 悲しくなるような内容の曲を 楽しく歌っているんだろうと 思ってしまいます。 
日本の曲なら きっと 悲しい音調で暗く 唄うはずですが 不思議ですね。

この「永遠の絆」を ジョニーキャッシュ とニッティグリティバンドの 共演でお聴き下さい。
この曲は カーターファミリーの曲が原曲ですが この演奏では お祭りみたいです。



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2021.03.12 (Fri)

同じことを 繰り返し

私はメガネを作っていて 例えば やじろべえメガネを くりかえし 繰り返し 作っています。
同じことを何べんも何遍も 繰り返しながら 作っています。

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しかし いつも思う事は 最後にできたメガネが 一番いいメガネだなあと 思ってしまいます。
これは 私の単なる 思い込みですが 同じことを繰り返しても 同じことではないと思うのです。

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メガネに限らず 音楽でも 例えば グレングールドというピアニストが 弾いている バッハの「ゴルドベルグ変奏曲」というのがあります。これは 彼の代表的な演奏ですが この曲を何回も弾いています。 しかし 一回ごとに ちがうのです。

先日 1955年に録音されたものと 1981年に録音されたものとでは よく聴くと 違いが出ています。
同じ曲ですが 27年の間に 曲に対する演奏に仕方も変わってきているのだろうと思います。

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チェロ奏者で有名なパブロ・カザルスでさえ 毎回演奏が終わると 妻に今日はどうだったと 聞くそうで 彼も同じ演奏でも 一回一回違っていることを知っているのだと思います。

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セザンヌの描く セントヴィクトワール山は 彼のいつものモチーフですが 同じ山を何度もなんども描いているのに 同じ絵はありません。
彼の眼には その日その日の 山が新鮮に見えたのでしょう そのインスピレーションが 毎日毎日違う事 なのだと思います。
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私は仕事で メガネを作っているのですが 一つひとつ作っていると 同じものでも 御依頼の方のご希望や 私自身の 思い入れが あるのでしょうか 違ってきます。

作る者 演奏するものにとっては 同じものという頭の中では そう思ってても 少しづつ 違ってきます。



しかし 次はもっといいものを作ろうとか  演奏しようとか 思う事は一緒だと思います。

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さて 先日 散歩をしていたら 高い木の上で 2羽の鳥が お互いに啄んでして ちょっと違う声で鳴いていました。
求愛中なんでしょうか 3月の中旬となれば 春なんですね。
こんな曲を思い出しました。 1970年の大阪万博で メリーホプキンが歌っています。 「愛の喜び」という曲ですが この曲の原曲は17世紀のフランスの曲だそうで エルビスの曲で「好きにならずにいられない』もこの曲を元にしているらしいです。
ではどうぞ 
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2021.03.08 (Mon)

LIFE という雑誌

私が学生の頃 アメリカ雑誌で「LIFE」という雑誌がありました。

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当時 カメラを持ち歩いていた私には はじめて「フォトジャーナル」という言葉に出会いました。
戦争 自然 人間の姿 など 写真を通して 訴える雑誌として日本ではまだなかったものでした。
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その一コマの写真の中で いろんな言葉が聞えてくるような感じです。
徹底した 撮影 と 趣味的ではなく 客観的に冷静に写された写真には 思わず さすがプロの写真と LIFEのカメラマンを 尊敬していました。

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総集編として以前出版された 写真集を見ていたら インドのガンジーの写真がありました。
この写真一見して 糸紡ぎ車と 本を読むガンジー ですが この糸紡ぎ車というのは 当時イギリスの植民地としてあったインドで 機械化された工場で作るのではなく インドで インドの人が 綿花から 糸を紡ぎ機を織り 服を作ると言う独立した行動の原点が この糸紡ぎ車であったという事で 一枚の写真に ガンジーの思想まで写しこむ カメラマンの技術を越えたフォトジャーナリズムを感じます。
ガンジー


話に出てきた ガンジーは 当時としては インドでは珍しいメガネです。調べていたら 1920年頃 ガンジーが 南アフリカを訪れたとき伯父からもらったものとされているのですが 当時はフレームを作るのも高価でレンズも高価で おそらくエリートの人しか持っていなかったと思います。 南アフリカを訪れるという事も 普通の人では行けません。

しかし 丸メガネは ガンジーのトレードマークのように なっています。
丸メガネなしの ガンジーとは 考えられません。
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今回作った やじろべえメガネは セル巻で 小さいレンズ形で 小粋な雰囲気です。
先の ガンジーの写真と一緒に写してみました。
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どことなく落ち着いたメガネになりました。

先日 動画を観ていたら 踊りながら演奏するオーケストラを見て なんて面白そうなんだろうと聴いていたら ブラジルのオーケストラで 
「チコチコ」という曲を演奏していました この曲の由来は 1917年、あるダンスパーティーで彼は、まだ曲名のついてない自作のショーロをピアノと小オーケストラで演奏したのですが、曲に合わせて楽しそうに踊るカップルを見たゼキーニャは楽団員に「トウモロコシの粉上の小鳥 (Tico-Tico no Fuba) みたいだね」と呟いたそうです。 
まさか演奏する人たちが 踊りだすとは さすが リオのカーニバルの国の人だからでしょうか?


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2021.03.01 (Mon)

春はやよい の3月

今日から3月が始まります
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暖かくなったり 急に寒くなったりですが 確実に春になって来ています
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3月と聞くと 寒かった冬の事を少し忘れてしまいます。

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明後日は 桃の節句で 女の子がいる家では お雛様を飾るところもあるでしょう。この雛人形は 娘の厄を人形が引きうけて 災いがかからず

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美しく成長するようにと 飾るらしいのですが 誰が言い出したのかはわかりません。
しかし 例年の通り 部屋に飾ると 何かしら 春が来たんだなと 男の私でさえ うれしくなります。

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春に似合うメガネの色は やはり 光沢のある 金メッキ シルバーの色が良いでしょう。
太陽の光が キラッと反射して 明るさを感じます。

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また 18角形の カクエモンというメガネは 18角あるレンズ形で 光りが当たると キラキラするので 丸メガネとは違った面白さがあります。
遠くから見ると 丸メガネですが 近寄ってみると 細かい角がある 18角形のレンズです。

春はこんな光るメガネも 心が明るくなるようです。

さて 以前にもご紹介したのですが 春の新鮮な空気が身体に入ってくるような こんな音楽はいかがでしょうか?
イギリスの フォークシンガーでギターリストの マーチンシンプソンという人の演奏ですが アイルランドの音楽の影響か ちょっと懐かしい感じがします 「ボブズ ソング」という曲をお聴き下さい。

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