2011.10.31 (Mon)
ヒコーキ雲の日
2011.10.28 (Fri)
円、高値更新
ここ2、3日、また円高が進み、ついに東京市場でも、75円台の新高値があった。
今日もまた 依然高値が続いていて、歴史的円高と言われている。
一時小康状態だった為替市場も、欧州の信用不安やら、米国の財政悪化懸念で、
一気にまた円高再燃となったようだ。
自国の通貨が高く評価されるのは喜ばしいことだが、
こと輸出貿易においては、あらゆる貿易において 今までのようにはいかなくなると思う。
為替の打撃は、TPPがいうところの関税などとは、
比べものにならないほど大きなものだ。
他国と同じ商品であるなら、為替だけで負けてしまうことになる。
ここまで来たら、なるようにしかならないだろうか。
昨日は、ユーロ加盟国が長時間を要して、やっと、
ギリシャの国債の元本を銀行が自ら50%棒引きすることで合意に達した。
それに好感して、欧州や米国の株価は前面高、ユーロはいくぶん買い戻されたようだ。
しかしながら、依然 円高はそのまま続いている。
合意には達しても、実効性はいかがなものか?
それで果たしてうまくいくのだろうかと疑心暗鬼?
ユーロやドルの通貨に対しての先行き懸念は一向に変わらないということだろうか。
とりあえず、ギリシャが回避されたとしても、
イタリア、スペイン、ポルトガル、、次々と続く債務危機国がある。
だれが考えても、ユーロ圏の安定が容易なことではないことがわかる。
また米国では、夏に続いて再び、米国債の格下げ危機の再燃が心配されているという。
この先、世界はいったいどんなふうになるのだろうか。
ビジネス展望、10月21日 経済アナリスト、藤原直哉氏
「世界的株安の先にあるもの」
2007年のサププライム危機から始まりリーマンショックによって開いた、世界金融の大きな穴。
それは、塞がるどころか、どんどん大きく開いているのがわかる。
私には、あたかも、なかなか止められないバンコクの大洪水のようにも感じられてならない。
何とか阻止しようと試みても、じわりじわりとあらゆるところに押し寄せてきそうだ。
大自然のとてつもなく大きな力は、人間の力で及ばないところがある。
そもそも、50年に一度の災害と言いながらも、
熱帯雨林の森林伐採や土地の乱開発が今回の異常降雨を招いたとの指摘もある。
今回の金融危機も、元はといえば、
米英が作りだしたデリバティブ型金融の極限まで行き過ぎたもの、、
何ごとにおいても、行き過ぎの招いた結果であると思う。
20世紀は、経済における莫大な投資、莫大なマネーの動いた時代だった。
その恩恵は、確かに大きなものがあると思うが、
このままのやり方が行き詰ったことは、だれの目にも明らかなこと。
21世紀は、その行き過ぎたものを反省し、
偉大なる自然との共生を考えた、持続可能な社会を考えなければならないという。
そんな中で、世界に先駆けて、日本の果たす役割も大いにあるはずだという。
いつも聴いている識者の意見は、私たちに生きる勇気と希望を与えてくれる。
、、、職人K
藤原直哉の「日本と世界に一言」、世界を見る視線
藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」、今あらためて乱世を生きる心構え
( ※ いずれもダウンロードして聴けます。)

柿の実の大豊作、自然からの恵みであるリターンはとても大きい
今日もまた 依然高値が続いていて、歴史的円高と言われている。
一時小康状態だった為替市場も、欧州の信用不安やら、米国の財政悪化懸念で、
一気にまた円高再燃となったようだ。
自国の通貨が高く評価されるのは喜ばしいことだが、
こと輸出貿易においては、あらゆる貿易において 今までのようにはいかなくなると思う。
為替の打撃は、TPPがいうところの関税などとは、
比べものにならないほど大きなものだ。
他国と同じ商品であるなら、為替だけで負けてしまうことになる。
ここまで来たら、なるようにしかならないだろうか。
昨日は、ユーロ加盟国が長時間を要して、やっと、
ギリシャの国債の元本を銀行が自ら50%棒引きすることで合意に達した。
それに好感して、欧州や米国の株価は前面高、ユーロはいくぶん買い戻されたようだ。
しかしながら、依然 円高はそのまま続いている。
合意には達しても、実効性はいかがなものか?
それで果たしてうまくいくのだろうかと疑心暗鬼?
ユーロやドルの通貨に対しての先行き懸念は一向に変わらないということだろうか。
とりあえず、ギリシャが回避されたとしても、
イタリア、スペイン、ポルトガル、、次々と続く債務危機国がある。
だれが考えても、ユーロ圏の安定が容易なことではないことがわかる。
また米国では、夏に続いて再び、米国債の格下げ危機の再燃が心配されているという。
この先、世界はいったいどんなふうになるのだろうか。
ビジネス展望、10月21日 経済アナリスト、藤原直哉氏
「世界的株安の先にあるもの」
2007年のサププライム危機から始まりリーマンショックによって開いた、世界金融の大きな穴。
それは、塞がるどころか、どんどん大きく開いているのがわかる。
私には、あたかも、なかなか止められないバンコクの大洪水のようにも感じられてならない。
何とか阻止しようと試みても、じわりじわりとあらゆるところに押し寄せてきそうだ。
大自然のとてつもなく大きな力は、人間の力で及ばないところがある。
そもそも、50年に一度の災害と言いながらも、
熱帯雨林の森林伐採や土地の乱開発が今回の異常降雨を招いたとの指摘もある。
今回の金融危機も、元はといえば、
米英が作りだしたデリバティブ型金融の極限まで行き過ぎたもの、、
何ごとにおいても、行き過ぎの招いた結果であると思う。
20世紀は、経済における莫大な投資、莫大なマネーの動いた時代だった。
その恩恵は、確かに大きなものがあると思うが、
このままのやり方が行き詰ったことは、だれの目にも明らかなこと。
21世紀は、その行き過ぎたものを反省し、
偉大なる自然との共生を考えた、持続可能な社会を考えなければならないという。
そんな中で、世界に先駆けて、日本の果たす役割も大いにあるはずだという。
いつも聴いている識者の意見は、私たちに生きる勇気と希望を与えてくれる。
、、、職人K
藤原直哉の「日本と世界に一言」、世界を見る視線
藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」、今あらためて乱世を生きる心構え
( ※ いずれもダウンロードして聴けます。)

柿の実の大豊作、自然からの恵みであるリターンはとても大きい
2011.10.25 (Tue)
やじろべえメガネにも、クリップオン


アンティックゴールドにセル巻仕様のやじろべえメガネ。
さらに、グレイ色のレンズを入れたクリップオンも出来上がりました。
セル巻の丸メガネといえば、ジョンレノンも掛けていた映像が確かありました。
当時は無くて、今あるもの、それは、
巻きつくような美しいラインのテンプルと、
テンプル先に木製の丸い耳あてのアクセントのついた、
オリジナルの、やじろべえメガネです。
ジョン・レノンにも掛けてほしかったと今思う、このメガネ、、
現代のジェントルマンに掛けていただくことは、とてもうれしいことです。
御依頼をいただきまして、本当に有難うございました。
2011.10.23 (Sun)
コハクチョウが飛来


(写真、いずれも職人M)
2、3日前、冬の使者であるコハクチョウが、今年はじめて飛来しているのが、
鯖江市の日野川にて確認されたという。
あとには、かなりの白鳥が飛来してくるはずだが、
「いらっしゃい!!長旅、お疲れさま!!」とうれしい気持ちになる。
しかしながら、野鳥の飛来は、同時に鳥インフルエンザウィルスの心配もしなければならない。
今年も、いつの間にか、そんな季節がやってきた。
早朝の散歩で、職人Mが早速写真を撮ってきた。
頭にうっすらとグレーの色が残るのは、まだ幼鳥だろうか?
川面に浮かぶ白鳥の姿は本当に美しいと思う。
つい最近、あるサイトにたまたま出ていた動画は、
まさに この白鳥の美しさを追求して、日々努力しているボリショイバレエスクールの画像。
スガシカオの「progress」の歌や曲もさることながら、
若いダンサーの姿や表情、映像の構成がとても美しくて素晴らしかった。
(you-tube の画像が、今はもう削除されて見ることが出来ないのが残念だが、、)
白鳥の美しさを思わず思いうかべる私だった。
、、、職人K
2011.10.22 (Sat)
art gallery 「やじろべえ人」
2011.10.21 (Fri)
やじろべえサングラス、アンティックシルバー
2011.10.20 (Thu)
となりの町の職人の技

「有り難う」という文字が書かれているのは、なんと刃物の硬い金属面。
切れ味抜群である、越前打刃物の包丁の刃の上のほうの部分だ。
このたび、特別誂えのような、こんな素敵な銘の入った包丁をいただくことになった。
手彫りで書かれた文字は、武生の友人によるもの。
自社の扱う商品に、自ら入れた手彫りの文字。
製造側の専門家ではないのに、さすがに上手い。 越前打刃物に対する情熱の表れだろうか。
なかなか思い通りにはいかないと言いながらも、
それを彫るときには、まさに職人Hであるという。(^^ゞ
鯖江は、繊維とメガネ、それに漆器が地場産業としてあるが、
おとなりの武生では、約700年の歴史を持つという越前打刃物がある。
江戸時代には、特に保護政策がとられたようだ。
岐阜の関ほどに 全国的に有名ではないにしても、
日本古来の火づくり鍛造技術、手仕上げという工程を守り続けていて、根強い支持がある。
近くにせっかく素晴らしいものがありながら、
なかなかそれを実感することなく、他のところのものを使っている人が多いのではないだろうか。(^^ゞ
使ってみてビックリ、切れ味抜群!! ということになると思う。
「ものは良く切れるが、縁は切れない!」 とは、真実なり。
鍛造手造りのため、刃先の模様も全て異なります。
また、鋼を真ん中にした三層構造で、薄い鋼が背中まで入っていますので
研いでいって最後はナイフになるまで使えます。
つまり、削っていって小さくなる鉛筆と同じです。
武生刃物職人の技をお楽しみ下さい!! とある。
うーーん、なるほど、、こちらはなかなかの職人、、ホンモノだ!と感服。
毎日 この包丁を使いながら、良き御縁に感謝したいと思った。
(有難う!って、本当にいい言葉ですね、) 、、、職人K

2011.10.19 (Wed)
秋空がのぞく
2011.10.18 (Tue)
エジソンのモットー、「努力」
今日は天才発明家、トーマス・エジソン(1847-1931)の命日であるという。
彼の語る、あまりにも有名な言葉(モットー)に、
Genius is 1% of inspiration ,
and 99% of perspiration. というのがある。
「天才とは、天があたえる1%の霊感(インスピレーション)と、
彼の流す流汗(パースピレーション)の99%とから成るものである。」
99%の汗というのは、まさに「努力」ということ。
逆に言えば、
99%の努力が無ければ、天が与えて下さった1%のひらめきは生かされることなく
無駄に終わってしまうということだという。
たしかに、本当にそう思う時が常々あるものだ。
偉大なる天才発明家エジソンでさえもそうなのだから、
私たち凡人は、もっとそれ以上、、つまりほぼ100%近くの努力が必要ということだろうか。
それぞれの目標とするもの、ハードルの高さがおのおの違っているとしても、
努力した結果が、花となり果実となって成就したときには本当にうれしい。
つい先日、身近なところでも 思わぬうれしいニュースを聞いた。
単なるマグレではなく、一に努力、二に努力、、、まさに努力の賜物であると思う。
「ローマは一日にしてならず!」の言葉も思い出される。
「努」という字は、かつてお世話になった先生の本名。
「私ほど ものぐさな者は居らんわね、、ハッハッハッ、、」と、いつもの口癖だったが、
深夜まで及ぶという調べ物、書物に目を通し、それに没頭する先生は、
「努力」の「努」の字そのもの、相当の努力家であったことを私は知っている。
歳を重ねるごとに、「努力」という、この言葉の新鮮な響きがうすれていく一方だが、
若い人に負けず、何ごとにおいても 忘れずにいたい言葉だと思った。
、、、職人K

今年おそく芽が出て育った芙蓉の花のツボミ、、ここまでくれば咲いたも同じ!!
(10/18)
彼の語る、あまりにも有名な言葉(モットー)に、
Genius is 1% of inspiration ,
and 99% of perspiration. というのがある。
「天才とは、天があたえる1%の霊感(インスピレーション)と、
彼の流す流汗(パースピレーション)の99%とから成るものである。」
99%の汗というのは、まさに「努力」ということ。
逆に言えば、
99%の努力が無ければ、天が与えて下さった1%のひらめきは生かされることなく
無駄に終わってしまうということだという。
たしかに、本当にそう思う時が常々あるものだ。
偉大なる天才発明家エジソンでさえもそうなのだから、
私たち凡人は、もっとそれ以上、、つまりほぼ100%近くの努力が必要ということだろうか。
それぞれの目標とするもの、ハードルの高さがおのおの違っているとしても、
努力した結果が、花となり果実となって成就したときには本当にうれしい。
つい先日、身近なところでも 思わぬうれしいニュースを聞いた。
単なるマグレではなく、一に努力、二に努力、、、まさに努力の賜物であると思う。
「ローマは一日にしてならず!」の言葉も思い出される。
「努」という字は、かつてお世話になった先生の本名。
「私ほど ものぐさな者は居らんわね、、ハッハッハッ、、」と、いつもの口癖だったが、
深夜まで及ぶという調べ物、書物に目を通し、それに没頭する先生は、
「努力」の「努」の字そのもの、相当の努力家であったことを私は知っている。
歳を重ねるごとに、「努力」という、この言葉の新鮮な響きがうすれていく一方だが、
若い人に負けず、何ごとにおいても 忘れずにいたい言葉だと思った。
、、、職人K

今年おそく芽が出て育った芙蓉の花のツボミ、、ここまでくれば咲いたも同じ!!
(10/18)
2011.10.15 (Sat)
「憤(いきどお)れ!」 の本

話題の本とスローガンの垂れ幕(NHKサイトより)
先日のNHKのBS、ワールドwaveニュース報道によると、
今、欧州での若者の抗議デモを大きく動かしているものの中で、
精神的な支えとも言うべきものの一つ、フランスで210万部もなるベストセラー本があるという。
「INDIGNEZ VOUS!」というタイトルの本は、わずか14ページの本、
日本語で 「憤れ!!」と訳されるという。
著者は、ステファヌ・エセル氏93歳。
第2次世界大戦中、ナチスドイツの支配下にあったフランスで、
レジスタンスの闘士として抵抗運動に参加した。
戦後は、国連の世界人権宣言の起草や中東問題に関わるなど、
国際社会の中で、常に人々の権利や自由の大切さを訴え続けてきた。
本の中でエセル氏はこう訴える。
「この世界には我慢のならない事がある。 最悪の態度は無関心だ。
憤(いきどお)ること、社会に参加すること、それは結果をもたらすものだ」
-BSニュースよりー
怒り、憤ることの意味を問うこの本、日本語訳本があるのかどうか、、、
あったらぜひ読んでみたいと思う。
ニューヨークのウォール街での抗議デモも日に日に拡大しているようだ。
一部の若者のみならず、中間層と言われる普通の人や、知識人も多く参加しているのが見られる。
日本でも、特に東日本大震災とフクシマ原発事故以来、
人々の不満が大きく高まってきていると思う。
政府のすることと、国民の意識には大きなズレがあるのではないだろうか。
原発をはじめ、増税にしろ、TPP推進にしろ、本当に一般国民の大きく望むところだろうか。
NO!!と思っている人もかなりあると思うのだが、
お構いなしにどんどん進められていくようで、とても不満!!
そんな風に思っている人が 実は 大変多いのではないだろうか。
国会議員や選ばれた人があてにならないのであれば、
社会にその声を届けたいと思うのは 至極 当然のことと思われる。
何ごともおとなしくて 表には声に出さないといわれる日本人、
私たちも、おおいに 「憤れ!!」
、、、職人K
2011.10.14 (Fri)
素敵なこんな色
2011.10.11 (Tue)
美術館にて、やじろべえメガネ

福井市美術館では、現在、熊谷守一展が開かれている。
秋晴れの休日、ちょっと出かけてみた。
岐阜県付知出身の熊谷守一は、97歳まで絵を描き続けた画家、
その作風は、「線」が重要なポイント。
くわしく言えば、熊谷守一の場合は、線を描き入れるのではなく、
線を残すという方法。
そして晩年になればなるほど、モチーフは簡略化されていき、究極の洗練されたカタチとなる。
一度、岐阜の友人の案内で、岐阜県にある美術館を訪ねたことがあるが、
今回の展示は、別のコレクションの公開にて、岐阜のものとは違っていた。
アジサイやバラの花が、ついには単なる丸い円となって描かれていたのにはビックリ。
洗練された作風は、今なお多くのファンを魅了している様子、、
私も来て良かったと思う時間だった。
※ 熊谷守一について → → 熊谷守一の作品から (2008、1、10)
芸術家、熊谷守一のメガネ (2008、1、11)
職人Mも庭に座すーオウレンと丸メガネ {2008、1、9)
それはさておき、このハイカラな建築の美術館は、黒川紀章のデザインによるもの。
当時、全国至る所、地方でも 氏の建築がとても多かったのだろうと思うが、
(今なら、安藤忠雄か青木淳さ!と職人Mが苦笑いする、、)
らせん状に二階へ上がっていくのもなかなか面白い。
シャレた建築物の中で、やじろべえのメガネをハイ・パチリ!
こちらのデザインもなかなかシャレている。 (^^ゞ


外へ出てみれば、うっすらとプラタナスの紅葉が始まっていた。
2011.10.10 (Mon)
山のアケビ

友人からアケビの実をもらった。今となっては何ともなつかしくめずらしい実。
一つのものやら、2つ付いたものやら、とてもかわいらしい。
色といい、形といい、とても風情がある。
アケビは春の花も野趣があって美しいが、ツルも上質で細工の小物にも重宝される。
何もかも良しのものだが、一番はやはりこの熟れた実だと思う。
秋の山で、この実をみつけるとワクワクしてしまう貴重なもの。
あっさり食べてしまうには もったいないから、しばらく眺めていたほうが良い。
種がとても多いが、ほんのりしたおとなしい甘さは、山ならではの味。
山の実といえば、今年はドングリなど少なくて、
例年以上に クマの出没が続出しているという。
今年は、北海道でのヒグマの出没がさかんに報道されている。
体長が1.5~2mもあれば、ドングリなどだけでは足りるものではないと思う。
人への危害やゴミ対策などが急がれているようだが、
本当の原因は、はたしてエサだけの問題なのだろうか。
今年3月からひんぱんに起こっている大地震、、
人間でさえ耐えきれない思いでいるのに、五感の鋭い動物ならどうだろうか。
昔から、クマの出没する年は、不思議と地震が多いとも聞く。
クジラやアザラシが思いもよらぬ場所に迷い込むように、、
山の動物たちも、少なからず影響を受けているのでは、、とふと思われた。
、、、職人K

山に咲く美しいアケビの花、5月
2011.10.09 (Sun)
もう一つの風景

こちらは、街にすぐ近いところの蕎麦畑の風景。
ここ数年は、こうして秋に一応 蕎麦が栽培されてはいるが、ご覧の通り、
雑草のほうが茂り勝ってしまっている。
ここまでくると、目出度く収穫期を迎えたとしても、
はたして、蕎麦の実と、雑草の種子とを、うまく分別することが出来るのだろうか、、
よそのことながら、そんな心配をしてしまうほど雑草が生い茂っている。
昔の人の常識では考えられないほどの度をこした雑草の数、、
田舎では、昔は、田畑に雑草が伸びていること自体、大きな恥とされていた。
なかなか手入れの行き届かない理由があるにせよ、
世間から笑われる、恥ずかしいことだった。
実際、昔の人は、朝から晩まで田畑に入り、コメなら一粒でも多い収穫を願った。
コメ余りになってきてから、だいぶ様相が変わったが、
栽培する側のココロというのも、昔とは、ずいぶん変わってしまったように感じられる。
昨日、かなり奥地の、はじめての場所の、白い蕎麦畑の風景にえらく感激したのも、
こんな風景を何回も見ていたからかもしれない。
ごく当たり前の風景なのに、何かココロ休まる、ホッとする美しい風景だった。
同じ蕎麦の花でも、
昨日の白い風景の中には確かにあるものが、この風景の中にはない。
しかしながら、この雑草だらけの畑を見ていたら、
やがて、この畑の栽培の目的というものが、
蕎麦の収穫だけにあるのではないことに気付いてきた。
栽培するものは、蕎麦でも豆でも種類は何でも良いのではなかろうか、、と。
何か栽培しているという事実が大事なのだろうか。
すぐ近くまで、商業施設やパチンコ店舗などが迫って来ている。
あれこれ考えられることは沢山あるようだ。
また現代という時代がかかえる深刻な問題も、数多く含んでいる。
どちらにしても、多少は農業を営んだことのある昔の人ならば、
とてもココロが痛くなる風景だと思われた。
、、、職人K


雑草の中に白い蕎麦がある、、、 看板だけは立派だが、、
2011.10.08 (Sat)
蕎麦の花の風景


のどかな秋晴れに恵まれた今日、仕事で郊外まで出かけた。
そこには、一面 白い花の咲き乱れる蕎麦畑が、、
長い間鯖江市に住んでいても、まだ一度も訪れたことのない場所や集落がたくさんある。
親戚、友人でもあれば別だが、これまで仕事でも何でも
とにかく 御縁というものが全く無かったところだ。
人でも、土地でも、「縁」というものが確かにあると思う。
ここを通るのは、数日前と、今度で2回目。
見事な白い蕎麦の花を見つけて、今度はカメラを忘れなかった。
蕎麦以外の雑草がなく、よく手入れがされた蕎麦畑は、
栽培する人の几帳面さが伝わってくるようで、
はじめての土地ながら、そこに住む人の実直さが感じられる美しい風景だった。
、、、職人K
2011.10.06 (Thu)
スティーブ・ジョブス氏死去
米国アップル社の創業者、スティーブ・ジョブス氏が亡くなったという。
IT業界の双壁、ビル・ゲイツ氏らと並んで
この便利なパソコン時代というものを切り開いた偉大な人物。
私のような者でも、今、こうしてこのスグレモノの恩恵にあやかることが出来るのは、
まさにジョブス氏のような人物の活躍があってこそ、感謝の気持ちでいっぱいだ。
双壁ともいえるゲイツ氏よりも、
ジョブス氏のほうが より人間的で、親しみが感じられるようだ。
つい最近、私も その人物像についてはじめて知るところとなり、大変感動していたところだった。
そんな矢先に、そこまで死がせまっていたとは、、56歳という若さは、とても残念だ。
生前の、スタンフォード大学に招かれてのスピーチ(2005年)は、
若者のみならず、誰に対しても、人生とはいかにあるべきか、、多くの示唆に富んでいると思う。
1、人生は点と点とでつながっている(つなげること)。
2、明日死ぬと思って生きよ。 ハングリーであれ!バカであれ!
IT業界の双壁、ビル・ゲイツ氏らと並んで
この便利なパソコン時代というものを切り開いた偉大な人物。
私のような者でも、今、こうしてこのスグレモノの恩恵にあやかることが出来るのは、
まさにジョブス氏のような人物の活躍があってこそ、感謝の気持ちでいっぱいだ。
双壁ともいえるゲイツ氏よりも、
ジョブス氏のほうが より人間的で、親しみが感じられるようだ。
つい最近、私も その人物像についてはじめて知るところとなり、大変感動していたところだった。
そんな矢先に、そこまで死がせまっていたとは、、56歳という若さは、とても残念だ。
生前の、スタンフォード大学に招かれてのスピーチ(2005年)は、
若者のみならず、誰に対しても、人生とはいかにあるべきか、、多くの示唆に富んでいると思う。
1、人生は点と点とでつながっている(つなげること)。
2、明日死ぬと思って生きよ。 ハングリーであれ!バカであれ!
2011.10.05 (Wed)
細リムclassic、 黒/GOLD
2011.10.03 (Mon)
日差しの中へ、ひし形メガネ
2011.10.02 (Sun)
季節はめぐる

自然界の野の花の美しさは格別、、 秋の野菊
(写真、職人M)
10月に入ったら、ずいぶん気温が下がった。
涼しいどころか、とても寒く感じられる。10月より衣替えは理にかなっている。
天気予報を聞いていたら、北海道の一部では雪になるとのこと、ちょっと早過ぎると思う。
気候の変わり様は、極端で 本当に早い。 だが、まだまだ冬は来てほしくない。
さて、本日のニュースでは、
「世界同時株安、2011年3月末よりこの半年間で失われた時価総額は10兆ドル消失」とある。
日米欧のみならず、新興国も同様に株安に見舞われたことが原因のようだ。
10兆ドルとは約777兆円。 世界の巨大マネーが本当に一瞬のうちに消えていく。
もともと投機的色彩の強いものだったから、いつかはそうなって当然のものだが、
一度あったものが突然消えるとなると、これから考えられる影響も半端ではない。
過酷で厳しい冬時代が待っている。10~15年程前の金融機関の冬時代が思い出されてくる。
また、こんな投機色の強いところに、
私たちの大事な公的年金資金の運用もなされていると思うと、これはただごとではない。
新たな掛け金をする人の減少どころか、フタを開けたら原資そのものが無くなっているということに。
そんな これから来たるべき事態のことを考えていたところに、ユニークなメールが。
武生在住のM氏は、時たま あれこれ経済談義をするケイタイメール友人、、
そんな才能があったんだとあらためて感心するくらい面白い。
今回の株安を目の前にして、一般投資家の気持ちがうかがえるような、時流に乗った替え唄が、、
なつかしき五輪真弓の「恋人よ」の曲にのせて、、
請い(乞い?)人よ M氏作詞
ドルが散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり
欲にあふれた世界には 夢をささやく 策もない
請い人よ そばにいて(相場に行って) こごえる市場の そばにいてよ
そしてひとこと この暴落の動きが 冗談だよと 笑ってほしい、、
イバラ路を駆け足で 欲深い人が行き過ぎる
まるで暴利 のぞむように 止まる私を 誘っている
請い人よ さようなら 時代はめぐってくるけど
あの日の結果 酔のあわれ星 光っては消える 無情の夢よ、、
替え唄だけで 何ごとも済むといいんですが、、
、、、職人K
2011.10.01 (Sat)
今日から10月
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