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2011.09.30 (Fri)

王陽明の日

                                    王陽明
                                    「王陽明」 明時代の軍略家。哲学者。
                                    国定学説であった朱子学に反対して、
                                    心即理、致良知、知行合一を説いた。


9月も今日で終わり。1年の4分の3がもう過ぎてしまった。
時間だけが、駆け足のごとく過ぎていく。

久しぶりに、「一日一言」の本をひもといてみると、
9月30日の今日は、王陽明(1472-1528)の生まれた日であるという。
言うまでもなく、「言」よりも「実際の行動」を重んじる学問で、陽明学の祖。
言行一致の重要性を説く学問だ。

昔お世話になった武生の先生は、このことをいつも言われていた。
いつだったか、高名な大学教授夫妻が訪ねてきてあれこれと話をしているちょうどその時に、
同席している一人が身体の具合が悪くなったという。
そのときとった夫妻の行動は、心配とは全く逆のものだった。
かねて主張している学問と、実際とがまるで違っていることに苦笑いされていた。

   知(認識)の痛切にして誠実なるところが行(こう)であり、
   行の明確にして精密なるところが知にほかならぬ。
   知行という功夫はほんらい離しえぬものである。     (伝習録)


陽明学というと、政治的にラジカルな行動をとるような思想的なことを思い浮かべてしまうが、
何も政治家に限らず、言行一致は、
人間が、一人の人間として日々生きていく上の身近なことでも、とても大切なこと、
「まこと」であると思う。
そんなことを あらためて言わなければならないのは、
当たり前のようでいて、案外そうでないことがあまりにも多い、ということだろうか。
また、今という時代はどうだろうか。
今日は、あらためてそんなことが思い出された。
                                 、、、職人K

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2011.09.28 (Wed)

やじろべえメガネぞくぞく

琵琶湖のウキ
のどかな秋の日の琵琶湖湖畔、
遠くに見えるのは竹生島、さらに遠くの山々と重なって見えます。
湖面に浮かぶ物体は漁業のウキでしょうか。

琵琶湖のウキ大
丸いウキがポツン、ポツン、と並ぶ景色はとても絵画的。
この丸いモノといえば、、?!
「似ている!!」
たまに外へ出て気分一新、毎日の仕事から離れても、
何かにつけて思い出すのは、、やっぱりメガネの仕事のこと、
木の丸いモノがテンプル先についているやじろべえメガネです。

やじろべえメガネぞくぞく
おかげさまで、「なかなか良いね!!」の声を多数いただいております。
やじろべえメガネが、、ぞくぞく登場です。

   (  → → → 職人Mブログをどうぞ !! )
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2011.09.26 (Mon)

イノダのコーヒ店で

エンブレム
                     1940年創業という、京都イノダコーヒ店


ここ数日めずらしく忙しい日々。
久しぶりの京都は、まさに忙中の閑、
ちょっと足をのばして三条、イノダのコーヒでおいしいcoffeeを飲んできた。
人口の多い京都でも、久しぶりに訪ねると 閉店してしまっている本屋さんなど多いと聞く。
そんな中で、イノダのコーヒーは、
昔のフォークソングにも唄われたこともあり、かなり古い。 創業70年以上にもなるという。
私の学生時代にも人気の店で、下宿先の人に初めて連れて行ってもらった。
当時も、かわいらしい小鳥が何羽かいたが、
現在も愛くるしいインコ?が通路で愛嬌を振りまいていた。    
                                       、、、職人K

イノダコーヒーにて、トリ

イノダコーヒーにて、トリ2
              思わず近寄って覗きこんでしまう、愛くるしいコトリ

イノダコーヒーにて、b お客さん、c
                            店内でくつろぐコーヒー客

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2011.09.24 (Sat)

かつての風景

                                 japan 表紙
                    「日本人の手により記述される1897年の日本の光景]の表紙より


今日のニュースを聞いていたら、
東京は上野にある、日本で唯一の講談の定席の「本牧亭」が、150年近くの歴史に終止符を打ち、
閉館するという。理由は講談ファンの減少。 昭和30年代には多くのファンで親しまれていたが、
しだいに少なくなっているという。
そういえば、子どもの頃には、テレビでも独特の口調の講談がよく放送されていた。
武勇伝やかたき討ちなど、面白おかしく聞いて、当時の人の共通の楽しみだっただろうか。
歴史上の主な人物についての最低限のことは 多くの人が知っていた。
今はどんなものだろうか。
気が付いたら、時代の流れとともにすっかり姿を消してしまっているが、
その最後の場まで幕を閉じることになるとは、何ともさびしい気がしてくる。

世界のことが、広く、すぐにわかるようになった反面、
ごく普通にあった日本的なものが、講談に限らず、どんどん消えてなくなろうとしている。
美しい風景はもちろん、日々の暮らしの中でのごく小さなことから何もかも、
ここ数十年の変化は本当に著しい。
先日、いつも見るサイトには、、
120年前の日本の写真がいろいろと並べられ、紹介されていた。
余りの美しさに見とれてしまうほどの、どれも素晴らしい日本の風景だった。
当時の写真だから、カラーのものは、もちろん彩色が施されている。
(※ 日本人の手による彩色であるという。)
かつて、この日本に確かに存在した風景のもの。
庶民の暮らしの一コマさえも、何か 感動せずにはいられないものばかりだ。

120年前には、こんな風景があったことを、
私たちは、現在をあらためて問いなおしてみたいものだと思った。
                                                   、、、職人K
多くの人にぜひ見てほしい 以下のサイトをどうぞ。

  http://www.baxleystamps.com/litho/brink_15/brinkley_deluxe.shtml

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2011.09.23 (Fri)

ススキの穂のゆれる彼岸の日

ススキ

全国各地にまたまた大きな被害を出して 台風がやっと過ぎ去っていった。
今朝は久しぶりの晴れ空。
気がついたら、家のすぐ近くにある空き地のススキの穂が風に揺れている。
もう本当に秋だ。
台風の前までは、35℃にもなる暑い日が続いていた。
それが台風通過とともに、突然肌寒くなった。10度近く気温が下がった。
北海道の大雪山では初雪を観測したという。
何でも、変化が極端過ぎるように思う。

今回の台風にしても、沖縄近辺からこれまでの台風の常識を破る不可解な動きのコース。
日本列島に近づくやいなや、スピードを上げて、勢力をちっとも衰えさせずに、
太平洋沿岸から東日本大震災でまだ傷口のいえない東北地方をなめるように北上していった。
次々と進行方向の都市に出される何万人規模の避難勧告、あるいは避難命令、、
また、被災地ではちょうどその時 震度5もある地震まで起きた。
一時、日本中がどうかなってしまうのではないかと思われた。
コースからかなり離れているこちら北陸でも半端でない降り方の大雨だった。

だれもが、「長いこと生きていて、こんなことは初めてです、、」とコメントしている。
昨年、今年と、天変地異はますます極端でひどくなっていると思う。
武生の先生が生きておられた時、
「歴史をさかのぼれば、世の中が大きく乱れる時には、不思議と天変地異も重なるものだ、、」
と、いつも言われていた。
今のような状況は、生きておられたら どのように言われるだろうか。

マヤ暦では、2012年は一つの区切りであるという。
その年の来年に 刻々と時間が過ぎてゆくが、 今日は日本は彼岸の日の休日。
台風の後の穏やかな秋の日となったが、
昨晩のNYSEの400ドル近い暴落のニュースは、、欧州の金融不安とともに、
だんだんと イヤなことが 現実味を帯びてきたようだ。
「長いこと生きてきて、こんなことは初めてです。」なんてことにならないように祈るばかりだ。
                         
                                         、、、職人K

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2011.09.20 (Tue)

「すだち」と「かぼす」

スダチとカボス

秋はおいしい秋刀魚の季節。
焼きたての秋刀魚に大根おろしの組み合わせはとてもおいしいですが、
もう一つ、よく合うのが、かんきつ類の「すだち」や「かぼす」。
このたび、親しくしていただいている友人夫婦から、その両方をいただきました。
どちらも自宅の庭でとれたものだといいます。

どちらが「すだち」で、どちらが「かぼす」?
ハイ、知っています!!
小さいものが、「すだち」で、大きいものが「かぼす」です。
どちらも青々とした真ん丸の実、つやつやしています。

メガネの玉型でいうなら、小さい「すだち」は、御主人好みの小さな玉型、34~38ミリの丸。
大きいほうの「かぼす」は、46ミリ以上の丸となるでしょうか。
そんなことはどうでもよい話ですが、
それぞれの出身地が異なることがとても興味深いです。
「すだち」は徳島県で、その花が県花に選ばれるほど、古くは江戸時代からあるというもの。
一方の「かぼす」は大分県。 栽培の歴史は比較的浅く、本格的生産は昭和48年頃といいます。

両者の味は、それぞれに違うらしいのですが、さてさて軍配はいかに?
そんな質問が出てくる理由とは、、
それもそのはず、御夫婦の出身は、何と その徳島県と、大分県。
同じ庭の中に、それぞれの木が仲良く並んで、それぞれの果実をつけているのは、お見事です。
焼き立ての秋刀魚にその果汁をシュッシュッとかけながら、
それぞれの故郷を想い、互いにまた その味を尊重し合っているのでしょうか?
にぎやかなその食卓風景が目にうかびます。(^^ゞ

雪深いこちら北陸の人間からすれば、
どちらも、爽やかな南国の味と香りにて、焼きたての秋刀魚の味を一段とおいしくしてくれるもの、
どちらも美味しい!! 本当に有難うございました。
                               、、、職人K

    大きいほうがカボス、、  大きいのがカボス

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2011.09.18 (Sun)

水辺の出来事

水辺1

 アオサギ  連日の真夏のような暑さにはマイッてしまうなあ。
         早朝の今だけだなぁ、、さわやかなのは、、
         今のうちにエサを探して腹ごしらえしてしまうか、、。
         ( ※ すぐ近くにシラサギが近づいているに気付かない様子、、、)

水辺2

  シラサギ   この段差はエサがかなりいそうなところだけど、、
           ここはすでにアオサギのテリトリー、、
           さっきからお地蔵さんみたいに動かないけれど、、
           よそモノに対して意外と寛大なのかしらん?
           こっちにまるで関心ないみたいだ。

  アオサギ   ・・・・

水辺3

水辺にシラサギが足を踏み入れようとしたとたん、
すかさず それを追い払おうとするアオサギの行動の早いこと、、
  アオサギ    「クエーッ!!クエーッ!!」
  シラサギ    「ヒエーッ!!」

水辺4

  アオサギ   「シッシッ!! もう二度と来ないでおくれよ!!」

水辺5

  アオサギ    「あー、やっといつもの静寂に戻った。  
            ここは、永遠に 吾輩のテリトリーである!!
            いつも 水辺で気をはっていないとダメなもんだな、、」

いやー、トリの世界も、人間の世界も、、いずこの世界も同じですな、、なぁーんて。
水辺には、境界線をめぐるいざこざ、、一触即発のキケンがいっぱい、、、
近ごろひんぱんに近くまでやってくる外国の船や飛行機、、
新しい政権の出方をためしているノダという意見を多く聞きますが、
外交というのは本当に難しく思うこのごろです。
                                    写真、職人M
                                    想像した人、職人K

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2011.09.17 (Sat)

オクタゴンめがね、こげ茶色

オクタゴン、こげ茶色 2
再び、八角形のオクタゴンめがねです。 色は、シックなこげ茶色。
とても素敵な仕上がりとなりました。
丸や楕円と並んで、このオクタゴンの形も、昔からのクラッシックスタイル。
秋の季節にふさわしく、
シックな雰囲気で 貴方の知性をさりげなく表現してみてはいかがでしょうか?

八角形
         クラッシックでありながら新しい、 tomorrow classic です。

耳あて部分にもシリコン
 耳あて部分の内側にも
山裏にシリコン
 ヤマ裏にも すべり防止のためのシリコン加工が施されています。

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2011.09.14 (Wed)

新刊の文庫本

                     レヴィナスシリーズの文庫本
                            内田樹著、レヴィナスシリーズ三部作の文庫本

今、文春文庫の新刊本が手元にある。
題名は、内田樹著、レヴィナス三部作シリーズの2冊目、「他者と死者」 という本。
秋の夜長、読書の季節到来? 
日中は、まだまだ夏のような厳しい暑さが続いているが、
夜になれば、やっぱりもう秋、虫がさかんに鳴いていて 涼しい風も吹いてくる。
読書家にとっては、とても良い季節だと思うが、
活字を読むのは、なかなかそれなりの力と根気が要る。

今回、私がワクワクしているのは、別の部分。
この本の解説をしているのが、高校の同窓生であるK氏。 武生という土地の出身だ。
今回のことを聞いて、すぐにアマゾンで購入したもの。
一般人の私たちがそれを読み切るには、
ある程度の基礎素養というものが必要なようで、とてもなまやさしいものではないが、
その解説というと、著者同様に何もかもが理解されてなければ とても出来るものではないと思う。
本の帯に書かれた名前を見ただけで、こちらまで とても晴れがましい気分になってくる。
さすがだわ、、と、身内の気分。

こんなことは、小林秀雄の「本居宣長」という分厚い本を買ったという、
馴染みのうなぎ店のおかみさんの話と全く同じだと思う。
   あの本はたくさん売れたんです、、
   いつも行くウナギ屋さんのおかみさんまでがね、、
   「あたし、先生の本買いましたよ、、」って言うんです、、 (小林秀雄)

中味まで理解出来なくても、持っているだけでシアワセ気分?
それぞれの分野で、みんながんばっているんだなぁと、つくづく感心した。
もっとも、今にして思えば、
学業優秀なのはもちろんだが、
30年程前の友人の結婚式でたまたま聞いたK氏のスピーチの内容は、、
何かしら将来の哲学者の片鱗をうかがわせていたような気がする。(^^ゞ

私も、とにかく、自分の持ち場でがんばらなければ、、と思われた。

                                      、、、職人K

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2011.09.12 (Mon)

月の詩情から

月の夜
                       二日前(9月10日)の月   (写真、職人M)

今日は中秋の名月であるという。
外に出たら、真ん丸の大きなお月さま。とても明るく光っていた。
全国的に晴れているから、今夜は多くの人がこの名月を眺めているのではないだろうか。
( ※ これまでの中秋の名月  2010年 )
最近は、満月の時は引力の関係で地震の確率が高いとか聞いて、今は 不安もよぎる。
しかしながら、太古の昔から、夜、人はこうしていつも月を眺めてきた。
月に対する思いというのも、いつの時代もそれぞれに深いものがあったものと思われる。

萩原朔太郎(1886-1942)の「月の詩情」には、そのことがいろいろと書いてある。
それによると、行燈やロウソクくらいしかなかった昔には、
人々の月の灯りへの思いは今とは比べものにならないほどの深いものがあったはず。
しかしながら、照明科学の進歩とともに、、
人間の住む地上があまりにも明るくなり過ぎたために、、
人はだんだん月に無関心になっていったという。
萩原朔太郎の、大正・昭和初期でもそうなのだから、
今の現在ならなおさらの話。
ここまで明るくなるとは、萩原朔太郎も想像出来なかったかもしれない。
(ただし、今年春の計画停電の時には、いくぶん違った関東の夜空だったかもしれないが、、)

  月天心 貧しき町を 通りけり  (与謝蕪村、江戸時代)

 といふ蕪村の句で、月が非常に大きな満月の如く印象されるのは、周囲が貧しい裏町であり、
 深夜の雨戸を閉めた家から、微かな灯が僅かにもれるばかりの、暗く侘しい裏通と対比するからで
 ある。この句がもし「月天心都大路を通りけり」だつたら、月が非常に小さな物になり、
 句の印象から消滅してしまふ。実際に銀座通りを歩いてゐる人々は、空に月があることさへも
 忘れて居るのだ。ところが近代では、都会も田舎もおしなべて電光化し、事実上の都大路になつて
 ゐるのだから、彼等の詩人に月が閑却されるのは当然である。
 科学は妖怪変化と共に、月の詩情を奪つてしまつた。
                                   (萩原朔太郎、月の詩情より)


なるほど、この句は、今の現代人には 到底 想像も出来ない情景かもしれないと思われた。

                                          、、、職人K

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2011.09.10 (Sat)

photo gallery 、夏の終わり

                                                                 、
   空、秋

   夏の終わり
                                         (花はすのあと)

                                         写真、いずれも職人M

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2011.09.08 (Thu)

究極のテンプルライン

宮永やじろべえ

このたびの、ちょっと遊びゴコロあるやじろべえメガネ の完成品です。
テンプルの美しいラインに注目下さい。大きさは34ミリの小さなメガネ。
かなり度の強いレンズが入りましたが、重く感じられません。

              やじろべえ、グリーンポイント3
                 茄子型のケースに入れてみました。
              グリーンポイント
                 細いテンプルの表にはグリーン色がチラリと。

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2011.09.07 (Wed)

日常の風景から

耕された畑2  耕された畑

昨日、今日と、朝晩がずいぶん涼しかった。
特に今朝は、寒いくらいだった。 
工場の窓を開けると、隣にある畑がいつのまにかきれいに耕されていた。
日中はクーラーを入れて窓が閉めてあるため、なかなか外のことがわからない。
ここ2、3日以内の仕事だと思う。 掘り起こされた土が新鮮に見えて美しい。
うねがあるところをみると、もう種まきがなされいるのだろうか。
次は何の種類なのかわからないが、
やがて、白菜や大根などの冬に向けての野菜などが作られるはずだと思う。

日々の暮らしの中では、こういうふうな風景が四季折々の中に出てくる。
昔から、特に田舎では当たり前のようにある風景だが、
東日本大震災やフクシマ原発事故、
また今回の台風にともなった記録的豪雨の被災地のことを思うと、
こういうごく普通にある風景が、どんなにしあわせなことであるか、、あらためて思われる。
大地が、平穏で、水平を保っていることだけでも有難いことだと思う。
最近は、何を見るでも、そんなことばかり思われる。

一方で、昔から人間が、こうした社会生活を営むうえで必要な貨幣というものが、
今回のデリバティブ型金融の破綻に見られるように、
国家をもってしても埋めることの出来ないような巨大化してしまったマネーと同一のものであることが、最近、どうしてもおかしいような気がして仕方が無い。
本日のニュースでは、円高防止のための為替介入で、
外貨準備高はついに1兆2185億0100万ドル(94兆円)、過去最高額という。
どこからそんなお金が出てくるのかと思うが、
株式同様、紙くず同然とまではいかなくても、かなりの損失の危険性があると思う。
復興資金が増税でしか調達できないといいながら、
一方でせっかくの資金を一瞬のうちに失ってしまって良いのだろうか。
いくら止めても、なるものはなるようにしかならない時がある。
物々交換の手段としての前者の貨幣と、
後者の、投機性が強くて、電子機器にのみ記載されて存在するような数字だけのマネー?
そんなものが同じものであるために、
時には国家まで破綻となって、人々の社会生活を苦しめてくる。
ここ最近の、世界の金融の大きな動きは、
だれの目から見ても、大混乱の始まりを如実に示していると思われる。
こちらのほうは、今年多くあった自然災害に対して、識者によると
金融災害、また政治災害といわれるもの。
いずれも、生きていく上で、自然災害と同様に、大変きびしい困難なものだ。
今、何とか穏やかな平生にある者でも、
今後を生きていくには、相当の覚悟が必要なようだ。

                                  、、、職人K

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2011.09.05 (Mon)

台風12号

             屋上

台風12号がやっと過ぎ去った。
通り道に近いので、どうなることかと心配だったが、大した被害もなくてホッと一安心。
二階の屋上に夏の間のゴミがたまっていてほうきで掃かなければと思っていたのが、
台風の強い風で、何も手をかけなくても、
きれいに掃除されていたのにはビックリしてしまった。

こちらは何ともなかったが、
今回の台風、自転車よりも遅いような、時速10kmのノロノロ速度のおかげで、
日本列島各地に記録的な大雨を降らし、大きな爪痕を残していった。
大雨の被害に見舞われたところは、一面茶色の世界と化し、見るも無残な爪痕だ。
東日本大震災の被災地と同じようになってしまったところもあって、
報道される映像を見ているのがつらくなる。

雨が待たれる時には少しの雨でも有難いが、
今回の大雨のように、過ぎたるものは、恐ろしい牙となって襲いかかってくる。
いずれも、自然の姿だと思うけれど、、
わかっているつもりだが、本当に恐ろしい。
私たち人間のちっぽけなイノチと、大自然の営みとは、いつも同じところにあるということが、
あらためて思い起こされて、ため息が出るばかりだった。
                                   、、、職人K

水滴1
                  松の葉先にたまった大粒の雨のしずく
濡れる松1

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2011.09.03 (Sat)

メガネの修理出来ました!

                   O氏の丸メガネ<<

壊れたメガネが、元に戻って、またイノチがよみがえりました。
何年もお使いになられたという愛着のメガネ。
かなり大きな玉型(48ミリ)の丸メガネです。
片方の右のコマが切れていました。
  ウデねじとレンズ止めねじとが一体となっているタイプのコマです。
  同じタイプのコマはありませんから、似たようなものを自前で作りました。
  正面からは、全くわかりません。 (by職人M)

はじめのメッキをはがして、もう一度色をつけ直しました。

ブローチ、左

ブローチ、右

耳あて部分

お客さまの手作りだという、布製の滑り止めカバーはよく出来ています。
それを新しくなったメガネに装着して、、
ハイ!! 元のメガネが新しくイノチがよみがえりました。
愛着の丸メガネ、まだまだお使いいただけると思います。

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2011.09.02 (Fri)

やじろべえメガネ、ちょっと遊びゴコロ

「ちょっと遊びゴコロある、やじろべえメガネを!」 とのことで、
こんな色の組み合わせは、いかがでしょうか?(現在進行中です。)

やじろべえメガネ
 ベースはダークブラウン色です。
ネイビーのフロント
 フロントのリム全面にはネイビー色。
ピンクとグリーン
 細いテンプルの表には、ピンク系色とグリーン系色を。
いずれも、目立たないように見えて、アレッと違いが際立つ、、
果たして、アートの専門家のお目にかなうでしょうか?
そちらのほうが、ワクワクドキドキ、、?  (^^ゞ

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2011.09.01 (Thu)

今日から九月

                     小川氏の絵、秋
                                                秋の花、O氏より

今日から九月。 長い夏休みも終わって、学校も二学期。
またこれから毎朝、表の通りでは、元気な子どもたちの集団登校の姿が見られそうだ。
まだまだ暑い日が続いて、まわりに秋らしい花は少ないが、
本日いただいた絵手紙には、秋の美しい花が描かれている。
やがて、コスモス、菊、、など多くの花が咲きはじめることになると思う。
毎朝、美しい花や植物などを眺めることは本当に楽しみだ。

最近になって、私もそんな楽しみが一つふえた。
それは、今年の夏になって急にムクムク芽が出てきたもの。
ひょっとしたら、ひょっとして、、
もしかしたら、もしかして、、直感から、これはどうも芙蓉(ふよう)の葉?
芽が出てから1か月、葉っぱもどんどん大きくなって、それがだんだんと確信めいてきた。
京都から持ち帰った、茶色の種子らしきものをここに蒔いたことさえ忘れてしまっていた。
3年目の今年、どうして今 芽が出てきたのかさっぱりわからない。
本来なら、8月~9月が花開く季節だから、今からでは遅くて 今年の花は無理だと思う。
けれど、こうして芽が出てきてくれたことだけでも とてもうれしい。
美人のことを、「芙蓉の顔(かんばせ)」という例えがある。
富士山のことを 別名、「芙蓉峰」ともいう。
その例えのごとく、大輪の花は、高貴で品があり、本当に美しいと思う。
そんなめずらしい芙蓉の花の木が、京都の洛中にあるマンションの窓のすぐそばに自生していた。
家族にとっても、私にとっても、とても思い出深い芙蓉の花。
こちらの福井に帰って、イノチが続くとは思ってもみなかった。
花の時期には遅すぎるかもしれないけれど、
今年はどこまで成長するのか、、毎日眺めるのが本当に楽しみになった。
京都の芙蓉は、ほんのりピンク色で芯は白いもの、とても上品な芙蓉の花だった。
そんな花を我が家でまた見れる日が、いつの日かやって来ると信じている。

                                   、、、職人K

芙蓉の葉   芙蓉
 初々しい芙蓉の葉っぱ                  いつの日かこんな見事な芙蓉の花が、、、

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