2011.03.01 (Tue)
今日から3月
真っ白の成鳥(左)と、まだグレイ色の残る幼鳥(右) 写真、職人M
今日から3月。 かなり暖かくなって、冬をこちらで過ごした白鳥の飛び立つ時も近づいてきた。
いつもこの時期、郊外の田んぼの一角では このような風景が繰り返されるが、
今年は、昨年にも増して、何かと受難の年。 人間だけでなく、渡り鳥にとってもそうだろうか。
鳥インフルエンザは、やはり 人間にとって脅威のウィルス。
愛くるしい白鳥の姿も、今年は特に、脅威をもたらす警戒すべき対称として、
やっかいな存在として、白い目で見られているかもしれない。
何年か前に比べたら、ひどく待遇が違って見えるはず、、白鳥にはわかるだろうか?
無理もないことだと思う。 目には見えない脅威に対する恐怖、
養鶏業の方々でなくても、やはり恐ろしいものがある。
ここしばらくの間に、次々といろんなことが起こってきている。
人間社会の大混乱もさることながら、
自然界の、天地がひっくりかえるような天変地異にも驚くばかりだ。
鳥インフルエンザに限らず、
対処の難しい口蹄疫などの動物の病気も、韓国など海外では蔓延しそうな様相。
いつまた日本に持ち込まれるかわからない。
目に見えるもの、見えないもの、いずれの世界も、不安要因ばかりで、
今年は、何もかもが大混乱の時代へと いっそう加速してゆくのは間違いないようだ。
幸か不幸か、そんな時代を生きていかなければならない私たちは本当につらい。
そんな中で、何が真であるか、何が賢明であるか、、大自然の中の一員として
一人一人が真剣に問い、また考えなければならない時代が来たのではないだろうか。
、、、職人K
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