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2010.03.30 (Tue)

花束の日

綿花4 <<綿花1

綿花3  hanataba

今日は、家族から「おめでとう!!」と言われる、年に一回の誕生日。
この年になって花束をもらうやら、うれし恥ずかしのシアワセな日。
はじめて見る、めずらしい花も一緒だった。
なんと、白い脱脂綿が花のようにポアポアついているその枝は、まぎれもなく例の花。
先日、映画 「places in the heart 」の中に出てきた花。
触ると確かに痛い、堅いカラにつつまれていて、本物の綿花の一枝だった。
たまたま寄った花屋さんに、偶然、あったのだという。
「本物の綿花、見たかったでしょ!!」と、ニコニコ顔の家族。
信じられないような、白い綿の花。
このままでも 医療で使う脱脂綿そのものだけど、
なるほど、脱脂綿とは、この綿から脂肪分を抜いたものをいうのかしら、、と、
はじめて気が付き、納得した次第。
何十年生きていても、見たことのないもの、また、
まだまだ知らないことがあるものだ、、とつくづく思った。
                          
                                   職人K

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2010.03.29 (Mon)

春の雪から

雪のパンジー

3月もあとほんの数日というのに、今日は再び冬将軍が舞い戻り、
信じられないような雪吹雪が舞う寒い日となった。
玄関先のパンジーの花にも、吹きつけた白い雪がかかっている。

先日やっと花が開き始めた山のカタクリや珍しい花など、どうしているかしら、、と思う。
花弁をかたく閉ざしたまま、じっと耐えているにちがいない。
このところの暖かさに慣れた身体が、思わず身震いして背中を丸くしてしまう。

天気予報を聞かずとも、こんな日が長く続かないことも、よくわかっている。
この思わず身震いしてしまうような強い寒気、
これが、一つの開花の重要な条件となる花がある。植物のメカニズムは本当に面白い。
きびしい冬の寒さがあってこそ、花開くことになるようだ。

日本人に最も馴染みのある花、待ちに待った、サクラの花の時がきた。
何種類かの山の桜は咲き始めたようだが、街中の桜のソメイヨシノはこれからだ。
このあと、暖かくなれば、一気にサクラの開花となると思われる。

そろそろ、また、日本中が、
 世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 
  の人ばかりとなるのではないだろうか。
ただし、かつてのサクラは、ソメイヨシノではなくて、山桜であるというが。

                                  、、、 職人K


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2010.03.28 (Sun)

おいしい野菜

ホウレンソウ

ホウレンソウ

昨日、家族と一緒に、友人の農園に見学に行った。
友人は新たに農業に取り組んで2年くらいだろうか。
スーパーに並ぶ、おいしい野菜はここから出荷される。
55メートルもあるというビニールハウスの中では、今が旬のホウレンソウが見事に育っていた。
5棟もあるハウスは、収穫が順番に出来るように、時期をそらして種まきがなされ、
収穫真っ最中の時期の棟や、芽が出てまもない時期の棟や、時間差がこらしてある。
ホウレンソウの最初の双葉は、意外にもすらっとした長い葉にはびっくり。
そのあとから、丸みのある、いつものホウレンソウらしい葉が出てくるようだ。
無農薬ゆえに、雑草取りの手間が大変とのこと、
水滴のかかつた、おいしそうな、見事なホウレンソウの裏には、
落葉を利用した堆肥づくりや、土の管理などとあわせて、見えない努力と苦労の汗がいっぱい隠れていた。

会社勤めから、まったくハタケ違いの「農業」への転向を果たした友人、
健康そうな日焼けした、ハハハと笑うその顔からは、
試行錯誤の毎日といいながらも、確実に前に進んでいる自信がうかがえた。
友人は、確実に、太陽と土と緑からなる、この農業から、元気をもらっている。
パソコンや活字、コンクリートや建物の中には、けっして無いものがあると思う。

短い期間だが、農学の研究に取り組んだ経験がある家族によると、
農業では、あるテーマの研究の結果が出るのに1年がかり、とにかく時間がかかるという。
「良いものはなかなか簡単には出来ないんです。それは、時間がかかるんです。」
という、識者の言葉が、研鑽の積み重ねである農業にもあてはまると思われた。

そんな友人が、「カネが出来たら、レンズを入れるつもりさ、、」と丸メガネを気に入って、
逆に、私たちをはげましてくれる気持がうれしかった。

                                職人K

タテカンバン  ホウレンソウ3
「ようこそ!!」の看板が新しい            ハウスの長さは55メートル
ホウレンソウの赤ちゃん  ホウレンソウ1
ホウレンソウの双葉の赤ちゃん           出荷が近い、大きくなったホウレンソウ

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2010.03.26 (Fri)

板テンプルの丸メガネ

板テンプルの丸メガネ

板テンプルの丸メガネ1
               グレー系(上)とブラウン系(下)

板状のテンプルの丸メガネです。
ベータチタン材のバネ性十分の素材が、広い面積にてやさしくフイットします。
もう、耳のところが痛くて、、なんてことはありません。
丸メガネのフロントと、幅広の太いテンプルとの組み合わせがおしゃれで魅力的。

昨日、こんな丸メガネを選んでくださった御主人の横で、奥様が、
「この丸メガネは男性用ですか?」との質問。
いえいえ、女性用にもどうぞおかけくださいますように。
カラフルな女性用のものより、どちらかというと、
男性的な 黒とかブラウンのシンプルカラーのほうがお好みとのこと。
女性の方の中でも、
丸メガネが、不思議なほど、とてもお似合いの方がいらっしゃいます。
「どれどれ、、」とかけてみて、、
とってもよくお似合いで素敵でした。
それなら、いっそのこと、御主人とペアでいかがでしょうか?
また今度、お声のかかるのを楽しみにしています。

 *丸メガネの女性用組み合わせの過去ブログは、春1→コチラ 春2→ コチラ 夏→ コチラ

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2010.03.24 (Wed)

映画、 places in the heart から

先日、BS放送で、1929年頃のアメリカ社会が舞台に描かれている映画がたてつづけにあった。
一つは、スタインベックの「怒りの葡萄」。
もう一つは、「places in the heart」という1984年の映画。
いずれも、恐慌下のアメリカのテキサスやオクラホマ、カリフォルニアの農業地帯が舞台。
特に後者の映画は、黒人差別の人種問題の深いものをも含んでいる。
「places in the heart」は、「心のよりどころ」という意味だろうか。
よくわからないが、ある意味弱い立場の者同士の信頼のココロが美しく描かれていた。
広大な農場をやっていくのに、設定上の多少の無理が感じられたけれど、
意とするところは伝わってきたと思う。
家族総出で、少人数ながら協力して、一番のりの綿花の出荷に収穫が何とか間に合ってやり遂げたシーンは、こちらまでうれしくなってきた。
美しい綿花の広大な農場の風景とはうらはらに、
手作業による収穫作業は指も切れて血だらけできびしいものがある。
はじめは無理のようにみえながら、徹夜の作業のかいあって、次第に成し遂げていくさまは、
日本の黒沢映画の中にもあったと、職人Mが言う。
確かにあった。映画「わが青春に悔いなし」の農村での田植えのシーンの気迫と同じものがある。
世界のクロサワである、その映画をこの監督も見ているはずだと、職人Mが言う。
そうかもしれない。ただし、こちらは水田の稲ではなくて、ふわふわした綿花。

同じ1930年頃を描きながら、
「怒りの葡萄」と違って、ずいぶん後から描いているから、そのぶんリアルティーに欠ける面もあるが、
大変な不況の時代に、黒人の差別もきびしい時代だったと思う。
それゆえ、
昨年の米国の初の黒人大統領就任や、ちょうど先日21日の、
長年の争いをかけた、困難な医療保険改革法案がオバマ大統領のもとで可決成立したことは、
この映画の時代から考えると、予想もしない米国のCHANGE であるとつくづく思われた。

                                        職人K

                                       
なつかしい曲と一緒に、cotton fields(綿花畑)をどうぞ。

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2010.03.23 (Tue)

art gallery 、ヒロハアマナの花

ヒロハアマナ、a

ヒロハアマナ_(1)、a

山の中にひっそりと咲いている花、これはとても珍しいという、希少品種のヒロハアマナという花。
専門家によると、この辺では、この山にのみ自生している花であるという。
昨日、友人からこの花の咲いていることを教えてもらって、
急きょ、現地に足を運び、職人Mがカメラにおさめてきた。

知る人ぞ知る、というこの珍しい花は、小さい時分から野山に親しんできた私にも初めてみる花。
友人によると、最近は花の名所といってガイドブックなどに紹介されると、
アッという間にとは言わないまでも、根こそぎ持ち去られてしまうことが多いという。
山にあるものを持ち帰ったところで、里ではなかなか育たないものなのに、
一時の好奇心で、貴重なものを 自分が所有したいという気持ちが情けなく思われる。
たくさん咲いているカタクリの花でさえ、花をつけるまでに8年もの月日がかかるというのに。
希少品種ならなおさら大事にしなければならないと思う。
とっていいのは、写真だけだ。 それにも細心の注意が必要だ。

山に行かなくても、こうして珍しい花を拝めることが出来るのは 有難いことだと思う。
花の精がただようような、ファンタスティックな光景は、写真の技術?
ヒロハアマナは、漢字では、広葉甘菜と書くらしいが、
可憐で美しい野の花、いつまでも残ってほしい花だと思った。  

                                     職人K

ヒロハアマナ_(2)a
     ヒロハアマナの花の向こうにあるのは、カタクリの花のつぼみ
                    
                                  写真、いずれも職人M
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2010.03.21 (Sun)

サザエさん

   サザエさんの登場人物はみんな丸メガネ  サザエさんの家族1

今日は春のお彼岸の日、連休の日曜日。
久しぶりに、テレビでかかっていた「サザエさん」を見た。
ずいぶん昔から続いている、この「サザエさん」。
いつ見ても、ほのぼのとあたたかい気持ちになってくる。
どこにでもある、というより、あったというべきだろうか、子どものいるごく平凡な大所帯の家庭。
平成22年の今でも、昭和の時代が続いているようで、何かホッとする。
家庭にも世間に対しても、あたたかい良心と常識が生きていると思う。
ドラマ全体に、社会的良心があふれていて、その中にユーモアと笑いがある。
原作者の長谷川町子がもういないのに、よく続いているなと感心してしまう。
それぞれの登場人物のセリフの声優の声もピッタリあっていて、もうこの声しか考えられない。

昔からの高視聴率を誇る「サザエさん」。
このテレビ番組が、日曜日に放送されることから、
明日から仕事だと思うとユーウツになるという、「サザエさん症候群」とか、
あるいは、サザエさんの視聴率と、日経平均株価とは相関関係にある、とか言われた。
すなわち、景気が良ければ家族そろって外食なので、夕食時のこの番組の視聴率は落ちる。
一方、景気が悪ければどこにも行かずに家にいるので、テレビ視聴率は上がるというわけだ。

今は、どんなものなのだろう。
100年に一度という時だから、視聴率は高いはずだが、
サザエさんの家庭の設定そのものが、今の子どもたちにはピンとこないものがあるかもしれない。
家族そろって食卓を囲むという風景は、今の時代にはなかなか難しくなっているかもしれない。
見て喜んでホッとしているのは、ひょっとしたら大人のほうかもしれない、、
昔はよかった、、なんて思いながら 見ているのかもしれないと思った。
マスオさんも、お父さんの波平さんも、とても好感が持てる人物だ。
当たり前のようにこれまで見ていた二人の顔をよく見たら、
落としてかけている丸メガネがとても良く思われた。

近くのホームセンターへ出かけると、いつも流れている会話がある。
「姉さん、肩でもおもみしましょうか?」
「何よー、気持わるい。早く、おっしゃい!!」
「ホームセンター○○○へ行かない? 何でもそろって、、」
よくよく聞けば、サザエさんと弟のカツオ君の会話をもじって真似しているコマーシャルだった。
今でも、まだ根強い人気の「サザエさん」だと思う。
                              
                                         職人K

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2010.03.19 (Fri)

愚者の楽園

                            桜

日米の密約について、今、政府の調査がすすめられている。
密約に自ら交渉に携わったことを、「他策無カリシヲ信ゼムと欲ス」の著書で明らかにした若泉敬氏。
若泉敬(1930-1996)氏は、こちら越前市(旧、今立町)出身の人。
国際政治学者だった若泉氏が、どういう経緯で佐藤首相の重要な密使となったのか、よくわからないが、だれよりも沖縄の人々や日本国の将来について考え、悩みに悩みぬいた人であると思う。

著書が出された直後に亡くなられたことは知っていたが、
あくまで病気によるもので、つい最近まで、自ら命を絶たれたということを知らなかった。
(公式の発表ではたしか病名が付いていた。)ショックだった。
沖縄返還の日米会談交渉の際に、佐藤栄作首相は 歴代の人とは違って、
独自の交渉の手法をとったようだ。
若泉氏の広い人脈にたよることが多かったという交渉の過程、、
一般の私たちには詳細は知る由もなく、想像さえつかないが、
これまで言われている通り、高邁な精神の持ち主の人物だったことだけは確かだ。
「これしか方法が無かったんだ」との、苦悩に満ちた言葉。 幸いにも、
その後、米国が再び沖縄に核を持ち込むような有事は起こらなかったから本当によかった。
核密約は、佐藤首相の時の一代限りの約束にて、後々まで継承されるものではなかったようだ。

今後は、非核三原則をしっかりと貫き、自ら主権国家として、
また主権国家らしく、日本は歩んでいかなければならないと思う。
若泉氏が生きていたら、
今回の金融崩壊により国家財政破綻の危機に瀕している今の米国の姿をどう思われるだろうか。
相変わらず軍事力では強大な力を持つ米国だけど、刻々と、世界情勢も変わってきている。
また、今日の日本の政治家についても、、
「命をもって償う」という真剣な政治への思いというのに比べると、やはり、
ヤジばかりが飛び交う今の国会の様子などを見ると、「愚者の楽園」そのものではないだろうか。
自ら維新の志士になぞらえている政治家など、
あまりの違いに、笑いさえこみあげてきそうな今日の政治の状態だ。

                                     、、、 職人K

    キンキマメザクラ
                         山の中のキンキマメザクラ、写真、職人M

若泉氏とアーノルド・トインビー(1889-1975)との対話、
「未来の展望」人類絶滅と独裁の危険、より

 若泉、   これから約30年後の西暦2000年ごろの社会はどのようになるのでしょうか。
 トインビー、 1914年から私が生きてきた社会状態は、私の両親には、
        期待も予測もつかないものでした。、、、
        私たちが期待していた物質的富の増大は、実際に達成されました。それも、
        予想していたよりずっと早く、ずっと豊かに達成されました。、、その反面、
        富める国の少数者と、貧しい国との大多数の貧しさは相対的に増大していきました。
        そして、私たちが予想もしなかつたのは、人間同士の関係において、
        道徳的に大きな退歩があったことです。1700年の西欧社会は、
        1600年にくらべてはるかに人間的でした。、、、
        しかし、1970年の世界は、1913年よりはるかに非人間的なものです。
        西暦2000年までに、世界はさらに非人間的になる可能性を、
        私たちは真剣に考えなくてはなりません。
        、、、
        私は、21世紀が20世紀より、より人間的であってほしいと思います。
        21世紀が、人間性と寛容への漸進的回帰をもたらすよう望みます。

        (*若泉氏は、トインビー(イギリスの歴史学者)を師として深く尊敬していた。)
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2010.03.18 (Thu)

春の花、カタクリ

カタクリの花1

春山を楽しませてくれる、春の花の代表格は、何といってもカタクリ。
4月になれば群をなしていっせいに花開いて、訪れる人を楽しませてくれる花
そんなカタクリのつぼみが、早くも、近くの山の散歩道にも お目見えしたようだ。

かたくりの花

雨露にぬれて、ほのかなピンク色が美しいカタクリのつぼみ。
カタクリの群落は、蟻の働きによるものらしいが、
蟻の、下からの目線、そこから見上げるカタクリの花はこんな具合だろうか?

                                      (写真、いずれも職人M)
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2010.03.17 (Wed)

38ミリサイズ、セル巻き丸めがね

38ミリ丸メガネ

セル巻き

38ミリサイズ、小さなサイズのチタン製丸メガネです。
アンティックゴールド色に、つや消しセル巻き仕様です。
今回、度付きのうすいブラウン系の色レンズが入りました。 

先日の44ミリサイズから比べると、かなり小さなレンズ径です。
いつもは、42ミリサイズの丸メガネを愛用。
今回は、もっと一回り小さなサイズでということで、紳士のこだわりのオシャレ哲学でしょうか。
どれだけ違うの?というところに、
「こだわらないようで、こだわっている」のが、オシャレの真髄。
帽子をかぶり、外へ出て、春の日差しをあびての散歩にぴったりです。

先日の、寺田寅彦著の「渋柿」の中の一節。

  新しい帽子を買ってうれしがっている人があるかと思うと、
  また一方では、古いよごれた帽子をかぶってうれしがっている人がある。   
                     (大正10年10月)


大正時代のことですが、寺田寅彦が見た風景には、
その時代のおのおのの価値観に基づいたオシャレ哲学もあったかと思います。
祖母から聞いた、大正生まれの私の父の旧制中学時代の帽子の話も思い出されます。
新しい帽子をせっかく買ったのに、石で破いて土の汚れをわざわざつけて、
その帽子をかぶって行ったという話。 今のファッションでもそんなのがありますが、
当時の、一つの哲学、また質実剛健の気風のあらわれかなと思います。
そして、オシャレは、いつの時代でも、人それぞれでしょうか。

ファッションには、その時代時代の流れがどことなく入っていますが、
こんな小さなレンズ径も、意味があるのかどうか、今の時代の流れの一つです。
若い人は、当たり前のように小さなメガネが一般的ですが、
このメガネは、クラッシックな丸メガネでありながら、今風のファッション。
こんなメガネを、50歳を超えたような年配の紳士がかけていれば、
それだけであれっ?というような新鮮さでないかと思われます。
実際、そんな丸メガネがとっても良く似合っている70代の人を知っています。

38ミリ丸メガネa

さてさて、今回の丸メガネ、「うんうん!」と満足してもらえますように。
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2010.03.15 (Mon)

春の菜の花

     春の菜の花
      咲き始めたムラサキ菜花。 菜種の花と同じ種類の仲間だ。
      菜種といえば、 
      かつて二宮尊徳は夜学の時の灯りの(菜種の)油がもったいないと言われて、
      空き地の一角に種を蒔き、翌年にはそのぶんの量以上の予想外の菜種油を収穫した。
      さらにまたその種を蒔いたら、3年ののちには、1俵もの菜種の収穫になったという。

                                      写真、職人M
  

あたたかな春の日、今日は雨になる前に、昨日まで用意してためてあった不用のゴミを
市のリサイクルセンターまで持っていった。 その中には、工場の中の不用品も。
一箱に20枚入る発砲スチロール製のメガネのケース。かなり古くなったもや、傷んだものまで、
この際、思い切って処分しようと出してみたら、ワゴン車いっぱいになってしまった。

市の施設職員の指示に従って、処理場の分別された場所まで持ってゆく。
車から大きな処理施設に次々と投げこまれるメガネのケース。古くなったとはいえ、
かつて使用されていた名前入りのケースがゴミと一緒に処理されていくのを見ると、
さすがに悲しく思われた。

ずいぶん傷んだものもあるけれど、
ある時、そんな1ケースさえも必要な、大量の生産の時代がたしかにあった。
今から思えば、忙し過ぎる日だったが、シアワセな良い時代だったのかもしれない。
若い人にも年配の人にもたくさんの雇用がたしかにあった。
近くに北陸高速道の走る山のめがね産地の赤い文字が誇らしげに輝いていた。
(今でも輝いているけれど (^^ゞ)

しかしながら、そんな大量生産の時代はもう過去のものと考えなければならない。
メガネに限らず、輸出型製造業の多くがそうだと思う。
2007年、サブプライムローンから端を発した米国の金融経済崩壊は、
2008年のリーマンショックを経て、世界経済を大きくゆるがすことになった。
そして、金融崩壊とともに、これまでの米国をはじめとする世界の巨大な市場が、
砂上の楼閣のごとく大きく崩れ始めたことが、だれの目にも明らかになった。

たくさんのエネルギーを投入して短時間に巨大な量を生産するという経済は、
20世紀型産業だといわれる。
そして、これから21世紀型産業のキーワードは、
低エネルギーで、じっくり時間をかけて良いものを、、ということになるという。
これからの日本は、
二宮尊徳のような人物、またその精神におおいに学ばなければならない時代になるという。
菜種と同じ、菜花の黄色の花を見て、そんなことが思い出されてきた。

                                       、、、 職人K
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2010.03.13 (Sat)

早朝、川辺の会話

キジ3
この前の突然の大雪にはビックリしたぜ、、

キジ1 
せっかく春が来たと思ってたところだったからねぇ、、このごろの天候はわからないなぁ、、

キジ4
そろそろ草も芽をだしてくるぞ、、虫も出てくるかな、、とりあえず何か食べるものないかなぁ、、、
   
キジ2
ん? 後ろにだれかついて来ているぞ! きじ鳩くんかぁ!!
まぎらわしいなぁ、、人間が見ると おヨメさんかと思うぜ、、あっち行ってくれないかな、、

  -キジバトー 「 同じ、キジという名前がつくんだし、いいじゃありませんか、
                、、仲良くやりましょう!!              」

ヘイ!! そうざんすね、、仲良くいきましょう!!  (^^ゞ

                        川辺のキジ(オス)とキジバト 写真、職人M 
                                        聞いた人、職人K
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2010.03.11 (Thu)

44ミリサイズの丸メガネ

御用達メガネ

レンズ径が44ミリの丸メガネです。
「 めがね屋さんに行っても、小さいレンズの大きさのものばっかりだねぇ、、
  いったい何でこういう大きさのものばっかりになったんだい?
  だれが決めたんだい?」
という声をいただきました。
確かに、、最近のメガネは、一昔前に比べたら、小さなものが主流になっています。
丸メガネでなくとも、横長で小さなレンズ径のものが、特に若い人には支持されているようです。
顔全体をおおうような大きなメガネは 少ないです。
たまに、テレビなどで大きなメガネをかけた人を見かけると、かえって新鮮なくらいです。
本当は、大きなレンズのほうが、視界が広くて良いのだと思いますが、
流行とはそんなものでしょうか。その時代、時代の流れというものが何にでもあるのでしょうか。
こちらで用意させていただいているものも、
現在は、38ミリ、40ミリ、42ミリの3サイズとなっています。

今回は、44ミリサイズで、特別に作ってみました。
ヤマ幅は、お客さまのご希望で、19ミリに短く調整しました。
色は、つや消しアンティックゴールドとグレーの二色。
テンプルは、欧州では一般的なバネ蝶番仕様のものです。
メガネが外れやすくて、、という方には、ピッタリかなと思います。

バネ兆番のテンプル   メガネ模様のモダン
 小さなケースにバネが入っています。         メガネのマークが、、

メガネの製作にあたっては、細かい作業の工程は、何十工程にもおよび、
量産の場合は、それぞれに金型をおこして、工程ごとに多くは専門の手によりますが、
個々のものは、文字通りの手作り、こちらの手作業が多くなります。
個々の部分で、今後の課題がまだまだありますが、
究極の顧客満足、御用達に向けて、少しでも満足していただけるよう、
努力したいと思います。

「ピッタリのメガネだよ!!」そんな言葉をはげみに がんばりたいと思います。

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2010.03.09 (Tue)

三寒四温の日々

                     雪景色
                          まだまだ雪囲いがはずせない、雪の日  

今朝からまた雪がちらほら、、そう思っているうちに、かなり積った春の雪。
先週はあたたかだったのに、しばらく三寒四温の日々ということだろうか。
寒い日も3日続けば、また暖かい日もすぐに戻ってくるだろう。

今日のニュースを聞いていたら、
民主党も、自民党も、支持率の低下、あるいは全くふるわないことをふまえて、
それぞれ党内の実力者から、公然と、執行部批判の声が上がったことを伝えていた。
民主党の前原国交大臣からは、小沢幹事長に対して進退の検討を。 また、
自民党の実力者、かの有名な文人の血をひく与謝野元金融・財務大臣からは、
谷垣総裁率いる執行部に対して、
「君、死にたもうことなかれ、、」かと思いきや、
「君(谷垣君)、死にたまえ(総裁をやめなさい)!!」のように聞こえてきて、
何かおかしさがこみあげてきた。

このところの政治もドタバタしている。
もはや、政治も、人々の期待から大きく離れて、
宙に浮いてしまったところで行われているように感じられる。
三寒四温を繰り返しながら春に向かうように、良くなるのならよいけれど、
なかなかそうはうまくいかないようだ。
                                       職人K

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2010.03.08 (Mon)

寺田寅彦、「柿の種」

                                                寺田寅彦
                    「天災は忘れたころにやってくる」は寺田寅彦の言葉といわれる。


岐阜の友人が、文庫本を贈ってくれた。
寺田寅彦著、「柿の種」という短文集のもの。
今年は、トラ年にちなんで、ブログに、寺田寅彦に触れたものを書いたことがある。
それに関連してのプレゼントかなと思うが、
早速、パラパラっとめくってみた。

寺田寅彦(1878-1935)は、明治11年、土佐に生まれた物理学者。
また夏目漱石門下として文学を愛し、科学の目にささえられた独特の随筆も書いた人物。
「柿の種」は、日常の中の不思議を研究した物理学者による短文集。
「なるべく心のせわしくない、ゆっくりした余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたい」
という願いがこめられた176篇であるという。
ほんの数行だけのものもあり、私でも何とか読めそうだ。
そして、著者の言うとおりに、ゆったりとして少しずつ味わって読んだほうがよさそうだ。
桑原武夫の「一日一言」のように、少しずつ。

今という現代は、ともすると科学万能主義が世にはびこっているように感じられることがとても多い。
しかしながら、もうすでに、明治~大正~昭和にかけての早い時代に、
寺田寅彦は、このことを予見するかのごとく、私たちに警鐘を鳴らし、
それをいましめ、伝えているようにも思われる。

科学の原点は日常の不思議にあり、役に立つことだけを目指すわけではない、
科学ですべてが知り尽くせるわけでもないと。
すなわち、「自然界と人間との間の関係には、まだわれわれの夢にも知らないようなものが、
いくらでもあるのではないか」と考えた。 全くその通りだと思う。

さてさて、本のそんな内容がとても楽しみだ。
岐阜の友人に感謝しながら、これから読んでみたいと思う。 中から一文を紹介。
                                      、、、職人K

 シヤトルの勧工場(*明治~大正時代、百貨店の前身のような所)でいろいろのみやげものを買ったついでに、草花の種を少しばかり求めた。
 そのときに、そこの売り子が
「これはあなたにあげましょう。私この花が好きですから」
と言って、おまけに添えてくれたのが、鳳仙花(ほうせんか)の種であった。
 帰って来てまいたこれらのいろいろの種のうちの多くのものは、てんで発芽もしなかったし、また生えたのでもたいていろくな花をつけず、一年きりで影も形もなく消えてしまった。
 しかし、かの売り子がおまけにくれた鳳仙花だけは、実にみごとに生長して、そうして鳳仙花とは思われないほどに大きく美しく花をつけた。
 そうしてその花の種は、今でもなお、年々に裏庭の夏から秋にかけてのながめをにぎわすことになっている。
この一些事(さじ)の中にも、霊魂不滅の問題が隠れているのではないかという気がする。 
                                  (大正11年11月、渋柿)  


柿の種とめがね
 寺田寅彦の文庫本と丸メガネ(カブトン、アンティックゴールド)

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2010.03.07 (Sun)

art gallery  3月、雨のあと

水滴2

水滴の花

近くの西山の遊歩道。 昨日からの3月の雨が水滴となって、木々に残っている。
木々の芽吹きはまだまだ先のことになるが、
花も咲かない早春の山に、雨しずくの玉がキラキラ、まるで花咲く木のようだ。
ただし、ほんのひととき、うたかたの花であるけれど。

揺れる笹竹

こちらは、先日の笹竹。                                  
この時期、まだ緑の少ない落葉樹の森の中で、
青々とした緑の笹竹が、その存在をアピールしている。

                              (写真、いずれも職人M)
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2010.03.06 (Sat)

笹竹から

竹の葉2


法要の日にちなんで、玄関の生け花用にと、近くの山から笹竹を2、3本とってきてもらった。
大き目の笹竹の葉が、雨にぬれて美しい。
竹は、たくさんの種類があるのだろうが、常々とても不思議な植物だと思う。

竹についての上田弘一郎博士の話を3年ほど前に聞いたが、
「竹は 草であって草でなく、木であって木でもなく、竹は竹である、、」という話、
このことが、いつも思い出されてくる。
まず、生け花などで使っても、2、3日もすれば、下の切り口が水に浸かっているのにかかわらず、
笹の葉がだんだん干からびて枯れたようになってくる。水あげが良くないのかもしれないが、
普通の木なら大概はオーケーだと思うのに。
それを雨の日などに外に持ち出して放置しておくと、
こんどは野菜に水をかけたみたいに、元気の無かった葉が生き生きとよみがえってくる。
水分は、葉の表面からも吸収できるのだろうか。
木のようでもあり、草のようでもあるが、どちらでもないということかな、、と
そんなこと一つとっても、実に不思議に思われる。

笹は短い竹だが、一般的な大きな竹になっても、
シャナリシャナリと弾力があって、雨風などにもめっぽう強い。
重い雪が乗っかかって、しわってダイナミックに割れて雪折れすることもあるけれど、
かなりのところまで曲がって耐えることが出来る。
台風の時大きく揺れ動いている竹や、
大雪の時の大きく曲がって必死になって耐えている竹の姿を見ていると、弱そうに見えて、
なかなかのタフネス、、、ちょっとやそっとではへこたれない、
この柔軟なしたたかさは、見習うべきだといつも思われるが、
竹は、ともかく不思議な植物だ。

そんな竹の、笹の葉の緑を少し、今日は、生け花に入れてみようと思った。      職人K

                               
                         生け花
          
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2010.03.03 (Wed)

オ・メ・デ・ト・ウ の日

        オメデタイ気持ちをお菓子にそえて  マカロンのお菓子


3月、この時期は、いろいろなことに取り組んできたことの結果の出る季節。
高校、大学などの入学試験の、また公的な資格試験などの合格発表の時期でもある。
一生懸命やってはきても、なかなか思うような結果が出ない場合もある。
オリンピックの競技の結果と同様だ。明暗が必ず出てくる。
うまく結果が出れば、「やったぁー!!」だが、
そうでない場合は、昔の電報の文句のように、「サクラ散ル、、」で、本人にとってはガックリ、
来年、あるいはまた次回に向けて、もう一度がんばらなければならない。

そんな日を迎えた人物が私のまわりでもあった。
結果は、「やったぁ!!」だった。
とても良かったと思う。 おめでたく、うれしい気持ちが、こちらのほうにも拡がってきた。
難関突破。 日頃の努力に、心から オメデトウ。
そんな気持ちを込めて、お菓子を贈ろうと思った。
カラフルな色に、ココロウキウキの気分が表われているだろうか。
これは、「マカロン」というお菓子。
最近、若い人の間では人気のお菓子であるらしい。

このカラフルなお菓子を見ていたら、
うーん、どこかの商品のイメージにも共通しているものがあるような、、
うちの、女性用のカラフル丸メガネも、そんな気分を表しているような商品だとあらためて思った。

                                        職人K

マカロンのお菓子とメガネ22
             ビタミンカラーをイメージしたカラフルめがねです。

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2010.03.02 (Tue)

参加型商品、ひなケーキから

                ケーキの上のおひなさま  ひなケーキ1


おひなさまのデコレーションのケーキ。
ひな祭りの日より一日早く、そんなおいしいケーキをいただくことになった。
これは、材料だけ用意されていて、自分で仕上げるタイプのケーキ。
何から何までセットで用意されているけれど、作るプロセスを楽しんでもらうというものだろうか。
いわゆる作ることにいくらかでも参加する、ということに重点が置かれているのだろう。
忙しいお母さんが小さな子どもさんと一緒になって作って食べる、というのも楽しみだという。
出来てしまっている完成品を「ハイどうぞ!」というだけより、
ほんの一部分にせよ、購入者に参加してもらう参加型商品というのも、
最近の商品販売の一つの方法のようだ。
何から何まで自分でするのに比べたら、安直かもしれないが、
それぞれの事情にあわせて、やはり最近は支持されている一つ方法だと思う。
メガネ作りなどでも、どこかで、以前 そんな手作り教室が開かれたことがあったように思う。
ある一部分の製作に参加することで、出来た商品にも味わいが深くなるのだろうか。
商品一つでも、実に多様な販売方法があるものだと感心した。

我が家でも、今日、家族の一人がそんなケーキのデコレーションに挑戦してみることになった。
ケーキ作りの慣れた人にはいとも簡単なことが、
はじめての者には、なかなか思うようにいかないらしい。
「パティシェはもちろん、壁ぬりやペンキ塗りというのも、なかなか大変ねぇ、、」と言う。
「当たり前だわよ。その道何十年、職人の技術だわね。」と横から見ながら答える。
赤いイチゴを乗せて、素人ながらなかなかうまく出来たものだと感心した。
素人には、素人の味わいがあってまたそれも良しだ。
素人があるからこそ、プロの職人技がいちだんと光るのだと思う。
「職人」という言葉が行き交っているうちに、だんだんと自分のネームが恥ずかしく思われてきた。
そろそろ、内職人、あるいは、生活職人と改めなければならないだろうか、と思われるこのごろだ。
  
                                         、、、職人K

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2010.03.01 (Mon)

今日から3月

芽吹き前

今日から3月。 近くの西山の遊歩道の木々も、注意深く観察すると、
新しい若葉の芽のつぼみが ほんのいくぶんか大きくなっている。
春の芽吹きの準備は着実に進んでいるようだ。

また、雪が解けて、こちらでも、やっと屋外の梅の花も開き始めてきた。
近所にある空き地の梅の木も、その可憐に咲いた白い花が、私の散歩の足を引き止めた。

ウメ1
                     見事にopen! 梅の花
ウメ2
              梅の木の独特な枝ぶりは、とても絵画的

                                            職人K
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