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2009.12.30 (Wed)

偉大なるもの

白山1

つい先日かなり降った雪も、あっという間に消えてなくなり、
昨日は、また穏やかな冬の一日に戻った。
遠くの山々を見渡すと、近くの山でさえ白化粧をすっかり落として、いつもの姿に戻っている。
落葉樹はすっかり葉を落としてしまっているから、黒く緑色の葉をまとっているのは針葉樹、
大抵は杉、あと松やヒノキだろう。
その山のさらに向こうに白い頭を見せているのは、
おとなりの石川県にある白山(2702m)である。
我が家の近くでも、市内を流れる日野川にかかる橋の上から、ちょろっとだけその姿が望めた。

白山2

夏ならば、奥越の山々に混じり、すっかりその一部となって、どこの山だかわからない。
ところがひとたび冬の寒波が来て、雪でも降れば、
いよいよその白く抜きんでた姿を、私たちの目の前に明らかにする。
「頭角を現す」とは、このことだろうと思われる。
稜線から見える高さは同じように見えながら、
そこらの山々とは高さから歴史から何もかも格が違う。
白山は日本三名山のひとつ、神々がおわすという霊峰。

普段は姿を現さず、いよいよとなると、その雄姿を歴然として人々に示す気高い霊峰、
私は、そんなことを感じる晩秋の時期や、
それがわかる今のような時にも、いつもそのことに恐れ入って感心してしまう。
人物でも、そのような人が確かにあるものだ。
偉大なものは、すべてそんな風だと思われる。
                                      職人K
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