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2009.12.06 (Sun)

21世紀型の産業

赤い大根

師走の冷たい雨が降っている。もう今年も残すところ、あと数週間となった。
昨日は、ほうぼうから立派な冬野菜を沢山いただいた。
その中の一つ、見たこともないような、赤い大根も。
先日 テレビで見たところだった。
作っている本人もまだ試食していないとのことだが、
こんなオメデタイ色の赤い大根は、従来の大根とあわせて、
お正月用の、紅白なますなどには、もってこいなのではないだろうか。
見ているだけでも、ワクワク楽しくなってくるような大根。

実は、長年務めた会社を早期に退職して、
ホウレンソウなどの栽培の農業分野に乗り出して熱意をもやしている友人が、我が家に持ってきてくれたもの。
ホウレンソウだけでなく、メズラシイ赤い大根などの野菜は試験的な栽培だろうか。
意欲満々で、うらやましいほど元気いっぱいだった。
立派なハウスを建てて、無農薬、有機肥料での、出来る限りの「良質の野菜」作りに取り組んでいる。
先日食べさせてもらったら、とってもおいしいホウレンソウだった。
野菜作りの根本となる土作りにもいろいろ熱心に取り組んでいるようだった。
「アスパラガスもいっぺん作ってみたいのさ!」と友人の眼が輝いていた。

温室
     一匹でも蝶が入ったら大変なことになるとか、、
野菜2
     光を浴びる、大事に育てられている野菜の若い葉

白い大根が常識の中、赤い大根とは「稀少」というか、「極少」か、
どっちがより少ないのかわからないが、極めて稀な価値のものであると思う。
このようなメズラシイ大根を見ていたら、
これは、「21世紀型の農業」かな、、と気が付いた。
短期間に、
大量のエネルギー、大量の規模、大量の人員を投入しての大量生産、大量販売で成功した20世紀型産業。
日本においては、20世紀、おもに輸出産業が、そういうやり方で日本全体をリードしてささえてきた。
(農業分野でも同じことがいえるかもしれない。)
しかしながら、米国という巨大な、借金からはじまる市場が無くなってしまった今日、
従来型のやり方はもう成り立たなくなってしまった。
大量生産、大量販売は、もう中国など他国にまかさなければ、日本では価格的にも限界にきている。
これからは、この赤い大根のように、稀少な、個々の花で勝負しなければならないのだろうと思う。
無農薬というやり方も、大きな魅力的な「個」の花。
21世紀型産業のキーワードは、「量子」や「微生物」という。
短時間ではなくて、ゆっくりと時間をかけて、ということも重要になってくる。
今までの大量エネルギーから、低エネルギーでなければならない。
そしてそれらを取り入れた農業もその一つだと言われている。

この先、社会は経済ははどうなっていくのだろう、という私たちの不安をよそに、
友人はもう、早くも、「21世紀型」に踏み出しているんだな、、とつくづく思った私たちだった。

                                           職人K
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