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2008.12.31 (Wed)

今年1年有難うございました。

    ホッと一息、山のベンチ
                  ホッと一息、山の散歩道のベンチ

    器とメガネa
                         めがねの絵のお茶碗

    いつも私たちのHP、ならびにブログにお越し下さいまして、まことに有難うございます。
    丸メガネをはじめとするメガネの商品や情報、メガネに関すること、日々のことなどを
    思いつくままに書かせてもらっています。

    日々のお忙しい時間の合間、ホッと一息、ベンチに座るような気分で ブログに来ていただけ
    れば、とてもうれしいです。 お茶の一杯もお出ししたいところです。

    なかなか思うように、前に進めませんが、
    来年は、丸メガネの新色も提案させていただくつもりです。
    この御縁がいつまでも続きますように、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

                              Objet-Optique MA-SA、
                              tsujioka handmade frame  職人M、
                                           ブログ担当、 職人K
                                      
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2008.12.30 (Tue)

2008年を振り返って

今年もあとわずか、2008年も過ぎようとしている。
今年は揺れに揺れた、大激動の年、今年を表す漢字のとおり、「変」の年であったと思う。

今年は中国が、国家の威信をかけて準備してきた、北京オリンピックの開催の年だった。
あちこちで、チベット独立を叫ぶ抗議デモがあり、中国当局もかなりやきもきさせられたはずだが、
開催を前に、かつてないような大規模な四川大地震が起きてしまった。
被災者40-50万人ともいう、とてつもなく大きな地震で、
未だ復興まで手のつけられないようなところが多いと聞く。
それでも、北京オリンピックは、予定どおり 国家の権威を世に示すように、見事な大会にて無事終了した。

ずいぶん前から、世界経済の好況も北京オリンピックまでではないか、
そのあとに株価の大暴落があるのではないか、と巷で言われてきた。
世界の経済がどこまでも成長し続けていくというのも無理な話で、どこかで反動があるはずだと思われていたからだ。 あるいは、経済発展の国が次々と交代してゆくのでは、、と思われていた。
確かに、金属資源や原油、穀物の価格の高騰も異常なほどであったが、新興国を含めた経済発展の
先の需要を見込んでのものだったと思う。

ところが9月、事情は一変した。 中国からではなく、
大きな衝撃は、アメリカの金融、リーマンブラザーズ社破たんから始まった。
それは、世界中の実体経済をゆるがす、とんでもない事態となってしまった。
ユーロ圏のヨーロッパはもちろん、ブラジル、インド、、といった新興国までも、
また日の出の勢いと言われて急成長を維持してきた中国までも。 
サブプライム被害の少なかった日本までも、ありとあらゆる国々まで、
その米国発の大きな波を受けることになった。
ここ最近、原油高を背景にかなり潤ったというロシアまでもが、
いつのまにか 今、かなりの経済危機にあえいでいるという。
今日のニュースでは、ロシアのプーチン大統領は、供給した天然ガスの代金未払いのウクライナ国に対して、支払わないならば供給を止めるとまで声明を発表している。この年末年始にかけての時期にだ。
どちらも経済的にかなり追い詰められていることがわかる。

何より、これまで実際にあるとみられていた、世界経済のマーケットの需要が、
膨れに膨れ上がった、借金による、ホンモノではない架空の需要であったことが、
だれの目にも明らかになってきた。
これまで世界経済をささえていた屋台骨である、アメリカの金融システムが崩壊してしまったのだ。
金融資本主義そのものの崩壊、と言ってもいいと思う。
米国を中心に高らかに叫ばれてきた、市場原理主義経済。
思えば、市場の規制緩和やら、企業の会計基準までもグローバルスタンダードは米国に在りと、
ありとあらゆるものを米国の基準に合わせてきた世界であった。
だれがこんなシステムに、いつの間にしてしまったのだ、どうしてくれるんだ、と
世界のあちこちから そんな声が聞こえてきそうである。
今後は、世界のマーケットの需要は、一気に20-30年前に戻ると考えたほうが良さそうだ。

100年も生きれる人はなかなかいないが、歴史的に見て、今は、100年に一度という危機、
言い換えれば「変革」の時期であるという。
11月、米国では、初の黒人大統領、オバマ氏が選ばれた。
先日のテレビの対談では、90歳近くになるという瀬戸内寂聴が、これまでの長い人生の中で
びっくりした驚いたこと3つの大きな変化、その一つだとして発言していた。
ちなみにあと2つは、日本の敗戦と、ペレストロイカ後のソ連の崩壊、であるという。
オバマ氏の演説は素晴らしいものだったと思う。 
オバマ氏登場そのものも素晴らしい。 その人柄も好感が持てる。
けれど、オバマ氏支持の背景にも、今回の米国の深刻な経済危機がある。
経済が崩壊すれば、当然、政治的にも不安定になる。
もうすでに、中東やソマリア沖など、戦争の兆しが見られはじめている。
これからしばらくは、どこの国とて 苦難の道を歩んでいかなければならないことになる。
それぞれの国のもとには、それぞれの国民がある。 下々の私たちの日々の生活がある。

いつも思うことだが、本当の困難な敵は、いつも意外なところからやってくるものだ。
想定していたのとは 違うところからやってくる。
2009年はどんな年になるのだろう。 引き続き、「変」に変わりがないと思うけれど、
どうか、大きな困難が、良い方向に転じてくれるように、と願いをこめて2009年を迎えたいと思う。      
                                                  職人K

           南天の木
            街で見かけた、見事な南天(難転)の木

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2008.12.28 (Sun)

もちつきに行く

もちつき

暮れも押し迫った今日、実家のもちつき行事に参加、
昔と同じように、お餅をいくつも手でこねてきた。 家族総出での餅つき作業、
さすがにもう今では、きねとうすを持ち出しての作業ではないが、
年に一回の出番の家庭用もちつき機を出してきて、
鏡餅、丸もち、豆もち、切りもち、、たくさんのおもちが出来上がった。
そのもちつき機はもう30年近くも使っている。
機械を使っても、
外でかまどに火を起こし、もち米をせいろを使って蒸し炊きする役、
水加減に注意しながら混ぜ合わす役、
出来たもちをちぎる役、それを丸める役、、などいろんな役割分担がある。
昔から 子どもを含めて家族総出で行ってきた。
暮れの大事な行事で、子ども心にも 何かうれしくてわくわくしたものだ。
久しぶりに参加して見ると、この総出の作業が、子どもにとって、家族にとって、
家族の絆を深める、協力し合う、とても意義ある作業であることがわかる。
もちつきに限らず、昔は当たり前のようにあった家族の共同作業がだんだん少なくなってきている。
田舎でさえ、このような風景はだんだんと見られなくなってきているのではないだろうか。

出来上がったおもちが並んでいるのを見ると、
いよいよ お正月が近いことを実感する。
今年は、暮れに向かって、正月どころではない人が多く出てきた。 
そうでなくとも、多くの人が 経済の先行きに大きな不安を持ちながらこの正月を迎えようとしている。
くわえて昨晩は、
イスラエルによるかつてないほどの大規模なパレスチナへの空爆があったとのこと、
200人以上の死者が出たと聞く。 いよいよついにまた来たか、という気がする。
世界規模での経済の急激な落ちこみ、、アメリカの経済力での世界覇権の失墜、、
ドルはいつのまにか90円台維持までも困難になってきている状態だ。
ドルの崩壊も近い、と一部で言われている。
中東など、どこかで戦争が、、軍事衝突が始まるのではと、心配していたところだった。
ハマスのある政局の、徹底報復の声明を聞くと、さらに心配がつのってくる。
軍事衝突があれば、経済活動は阻止されて、それどころでなくなってくる。
何より多くの犠牲者が出てくる。 戦争になってほしくない。

来年は、どんな年になるのだろうと思いつつ、家への帰り路、
行く先の方向に 美しい虹がかかっていた。
暮れのお墓参りにも行きたいと朝から考えていたところ、
虹の方向に偶然向かうことになったが、進んでいくうちに、遠くから確かに見えてあった虹は、
そこへ着いたらいつのまにか消えてなくなってしまっていた。
当たり前のことだけど、虹はつかめるものではないことがよくわかる。
今あるところが、ひょっともしたら、虹のかかったいちばん光ったしあわせの場所かもしれない。
そうともわからず、よその虹ばかりを追い求めてうらやましく思っている人が案外多いのでは、、
と、どうでもよいことを考えながら帰路についた。

                                                   職人K

                    虹2
                                 山のふもとにかかる、美しい七色の虹

                    
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2008.12.27 (Sat)

サザンカ(山茶花)の花

サザンカ1
雪囲いの縄の横にちょこんとつぼみの花

「さざんか、さざんか、咲いた路、、焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き、、」という昔からの童謡がある。
古来からの日本特産で、昔から人々に親しまれてきたという、サザンカの花。
そういえば、小さい時にも いくつ咲いてるやら わからないほど花だらけのサザンカの木が近くにあったことが思い出される。 野生種に近いものだと思われるが、
それは白に近いような、うすピンクの一重の花だった。

こちらは、我が家にある園芸種のさざんかの花。
寒椿とも言われるらしいが、今日のような雪まじりの天候の中でも、
ぽつりぽつり花をつけている。 
数ある花の中でも、わざわざ寒くきびしい時期を選んで咲く花があることに、いつも感動してしまう。
冬、北陸の 色彩の少ない風景の中で、鮮やかな赤い色の花がぽつぽつあるのは、
何かほっとするような、うれしさを感じさせてくれる。

毎日、追われるようにバタバタと過ごしてしまう日常の生活の中で、
この花があるのを しばし見入ってしまう、そのわずかな時間は、まさに忙中の閑、
しあわせなひとときでもある。
気がつけば、クリスマスもアッという間に過ぎてしまって、
今年も残すところあと四日となってしまった。
                                                 職人K

サザンカ2
わずかな晴れ間、冷たい冬の風にそよぐサザンカの花

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2008.12.24 (Wed)

Happy Christmas (WAR IS OVER!)

war is over




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2008.12.23 (Tue)

他策無カリシヲ信ゼムト欲ス

冬の空

22日の朝のNHKのトップニュースは、かつて1965年佐藤栄作首相が訪米した際に、
「(日中で)戦争になれば、米国が直ちに核による報復を行うことを期待している」と表明、核戦争を容認していた様子が外交文書で明るみになったニュースだった。
つい2年前、沖縄返還交渉においての核の密約の存在がアメリカ側から外交文書にあることが明るみになったところ。 再びこの時期に、日本側の外務省からこのようなことが表に出てきた理由はわからない。

ただ、最近になって、ある人物について関心があった私にとっては、とても興味深く思われた。
それは、佐藤栄作首相とともに沖縄返還の交渉にあたった、日本側の人物の一人、若泉氏。
若泉敬(わかいずみけい1930-1996)は、こちら福井県の今立町(現、越前市)出身。
没する2年前1994年に、交渉の極秘の舞台裏の記録ともいうべき、
「他策無カリシヲ信ゼムト欲ス」という本を出版している。
わかりやすく言えば、「これしか方法が無かったんだ」。
交渉の舞台で、米国側はニクソンとキッシンジャー、日本側は佐藤首相と若泉氏の4人だけ。
佐藤首相の特命を受けた若泉氏は、政治の舞台の黒子役に徹し、
最後までそれを墓場まで持っていくはずだったらしいが、この本を世に出して去った。
そして、多くの人に読み継がれることを願って、文芸春秋社にそれをゆだねて亡くなったらしい。

沖縄返還についての困難な交渉。
「これしか策がない、、」といってまとめたはずの交渉。
しかしながら、相変わらずの沖縄の負担は多く、国民や政治家の平和や沖縄への意識の薄さが続くばかりである(愚者の楽園)。 実際、今日までも、米国べったりの関係も続いている。
若泉氏の自責の念もあったものと思われる。 著書は600ページにも及ぶ大著であるという。

著書では、真に対等な日米関係の抜本的な再構築の必要性を訴えているという。
「まず日本が毅然とした自主独立の精神を以って日本の理念と国家利益を普遍的な言葉と気概をもって米国はもとより、アジアと全世界に提示することから始めなければならない」 と。
この場合、ひとりよがりの、単に己の利益だけを追求するだけの国家の自主独立でないことはいうまでもない。

今回、報道で明るみになった、「核」についてのびっくりするような発言、
当時は中国が核実験をくり返して隣国の驚異となっていたことが背景にあることも間違いない。
明るみになった事実だけを聞けば、驚きかもしれないが、
そこに至るまでのいろんな背景、政治家の苦悩がある。
ニュースでは当時の政治家が国会で答弁している映像が流れていた。 が、しかし、
今の政治のとくらべると、あまりに違うように思われた。
非常に大人らしくて、政治家としての何か真剣味が感じられた。

若泉氏のいう、「これしか方法が無かったんだ、、」 という、苦悩に満ちた言葉、
はたして 今の政治家は、命をかけた政治家の仕事を身を呈してしているのだろうか、、。
若泉氏を、多少なりとも身近に感じる一人の国民として、そう思った。

福井県には、親日派として知られるマンスフィールド大使がわざわざ鯖江市にあった若泉氏の自宅を訪れて贈呈したという、大きな地球儀がある。 
わざわざ大使が出向かれること自体、異例であるという。
若泉氏の存在を今に大きく示すものである。 
                                                 職人K

                                        冬の道

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2008.12.22 (Mon)

もうすぐクリスマス

メリークリスマス
思いもかけず、友人からいただいた、おいしそうな手作りのケーキ

メリークリスマス3
もみの木に見立てたクリスマスツリー(いつもの杉の木)

もうすぐクリスマス。 商店街のディスプレイも 雰囲気も クリスマス一色。
最近は田舎の一般住宅でも、商店街に負けないようなチカチカのイルミネーションで飾られているのが多く見られる。 小さい子どもがいる家庭では、さぞ子どもたちが喜ぶだろうと思う。
あまりにたくさんのチカチカ照明にはびっくりしてしまうけれど、
そんな家庭は本当にしあわせだと思う。

今年は、世界中が かつてないような年の暮れを迎えている。
そして、先行き不透明な経済の入り口に立たされている。
街のにぎやかなクリスマスソングや輝くイルミネーションの一方で、
家族そろってのクリスマスパーティどころか、
「マッチ売りの少女の物語」のような状況が あちこちで どんどん進んでいるはずだと思われる。

豊かな時代になったと思われた、ついこの2、3か月前までの世界経済。
あまりの急転直下の変わりように、世界中が どうしようもない不安につつまれている。

そんな中で、一時でも、クリスマスの日の甘いお菓子やケーキを食べれる時間を過ごさせてもらえるのは、しあわせ気分。 ケーキやクリスマスツリーもそろって、、
とても有難いことだと感謝したいと思う。

                                             職人K
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2008.12.20 (Sat)

もうすぐクリスマス、 お誂えメガネ

ピンクの丸メガネ

もうすぐクリスマス。 大事な人に、また日頃がんばっている自分に、
特別おあつらえのメガネはいかがですか?

お店の中には 素敵なメガネがずいぶん沢山出ています。
でも、、どれもこれも迷うような、、流行のものが多いです。 
かえってみんなと同じようになってしまいます。
そんなメガネも良いけれど、どこかちょっとだけ違う、ちょっとだけこだわった、
自分だけの、ただ一枚のオリジナルめがね、というのはいかがですか?

たとえば、自分の名前が刻印として入っているとか、
自分の顔に合わせた小さいメガネとか、また特別に大きいメガネとか、、
気分が明るくなるような老眼鏡とか、、
昔のアイビー風を思い出すようなリム巻きの丸メガネとか、
頑丈なカブトムシをイメージしたようなカプトンめがねとか、、
ちょっとしたこだわりが、かける人をわくわくさせてくれるはず、、、
ちょっとした楽しみになるはずです。

そう、昔からの言葉でいうと、[お、あ、つ、ら、え] のメガネです。
何なりと、こだわりの希望をお申し付けください。 出来る事ならさせていただきます。

今回のこのパッと明るい透明ピンクの丸めがね。
これは、老眼鏡です。 小さいサイズの38ミリサイズ。
リムの正面と、テンプルの表だけ白い色となっている、ツートンカラーのメガネです。
こんなメガネをかけて、毎日の読書などが楽しい気分になりますように。
プレゼント用のお誂えメガネです。

あなた好みの、as you like 、
ちょっとした、こだわりのお誂えメガネ、あなたもいかがですか?

          Objet-optique MA-SA tsujioka handmade frame 、 職人M
                                         ブログ担当 、 職人K
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2008.12.18 (Thu)

PR版。 真実を見抜く人の、、

昔から よく 真実を見抜く(see through the truth)確かな眼を持て、といわれます。
こんな大激動の時代にこそ、あらゆる点で、必要な時かもしれません。

ピューマとチタン板枠3
完成されたデザイン

ピューマとチタン板枠
魯山人のような審美眼 、、、 真実を見抜く眼がそこに

ピューマとチタン板枠2
ピューマの体の模様のような、トラトラポタポタ模様の耳あて

                            写真はピューマの赤ちゃん(企業紙グラビアより)

 職人M作、この太い一枚板丸めがねは、
 魯山人タイプ、コルビジェ(建築家)タイプ、と呼んでいます。

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2008.12.15 (Mon)

白鳥の湖

白鳥2

白鳥1

こちらは、福井県丹生郡越前町へ向かう途中の幹線道路沿いにある鯖江市にある水田。
たまたま通りかけたら、何とそこに、北から飛来してきた、いつもは日野川にいるコハクチョウの群れ。
ざっと数えたら 20数羽はいる。 冬の田んぼにしてはめずらしいほどたっぷり水量があり、
文字通り 白鳥の湖となっている。 何やらみんないっせいにお食事中の様子。
中には、羽がまだ黒い色が残ってグレー色の、幼鳥の姿も5、6羽あった。
夜になれば、また元のねぐらの日野川へいっせいに戻るものと思われるが、こうして日中は、
エサ場を求めて、出張することもあるのだな、、と思った。
20羽もいれば、またこの白鳥の群れの長であるボス鳥の責任も大変であろうと思われる。
20羽分の食糧を確保しなければならないから。
白鳥など野生のトリの世界も、いずこの世界と同様だ。

今年は、白鳥など飛来してきた鳥にエサをやり与えることは禁止となっている。
つい先日も、香港の鶏の飼育場で 毒性の強い鳥インフルエンザ、H-5型のウイルスが確認されたところ。 WHOを中心に世界で警戒が強められている最中だ。 ウイルスの蔓延を防ぐため、生きた多くの鶏が処分されることになる。 大量処分は聞くたびにつらくなるが、トリから人に感染してからではおそいので、人間の命を守るためにはいたしかたないのだろうが、ちょっとかわいそうな気もする。
一方では 野鳥保護、 一方では 鳥インフル封じ込めのための大量処分だ。

無邪気にエサをついばむ白鳥を見ていると、ついつい時間を忘れてしまう。
動物を観察しているのは本当に楽しく、興味深い。
けれど、養鶏業者の人ならば、話は別だ。 不安でいっぱいで、この愛らしい白鳥でも、
どうか、お願いだから 近くへは来ないで、、と叫びたい気持ちになるだろうと思う。
パンデミック、そんな事態は どうか 永遠に訪れませんように。
                                                職人K

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2008.12.14 (Sun)

クリストのアンブレラアート?

西山のツリー2  西山のツリー3

先日降った雪はあっという間に積もったが、またあっという間に消えてしまった。
まだまだ暖かい冬だと言える。 それでもあちこちで、「雪つり」と言われる庭の木々の雪囲いが
急ピッチで進められている。 雪の多い北陸地方ならではの風物詩。

近くの西山公園まで出かけてみた。 こちらの公園は5月になると美しいつつじが咲きそろう。
その数、4万3000本と聞く。 その大事なつつじも低木ではあるが、雪の重みで枝が折れたり、
痛むことのないように、ちゃんと一株ごとに雪つりがなされている。

公園の正面に出て見たら、アッと驚くような雪つりの巨大アートが出現していた。
一緒に出かけた職人Мがつぶやく。
「うーん、クリストのアンブレラアートだなぁ、、」
ただし、アンブレラの骨組みアート、だけれど。

西山のツリー
単純に計算すると、4万3000本の雪つりが立っていることになる。      西山公園

クリストのアンブレラ
1991年のアメリカと日本で同時に行われたという、クリストのアンブレラアート。
そのうち、茨城で開催されたものは、1340本の青い傘が建てられたという。

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2008.12.12 (Fri)

art gallery 街中の風景から

メガネのある風景
      メガネのある風景、 京都市中京区三条通り              写真、職人K
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2008.12.11 (Thu)

都のイチョウ

都のいてふa

つい先日、京都の街中まで出かけて、たまたま街路樹のイチョウの木の脇を歩くことになった。
北陸など日本海側は雪がちらついているというのに、関西地方は晴れた天気であたたかだった。
こちらでは、街中のイチョウは 黄色い葉がまだ木にたくさん残っていた。
その街路樹のイチョウの葉を手にとって、びっくり。 なんて都のイチョウの葉は大きいこと。 
たまたまそこのものだけかもしれないけれど、肉厚で巨大な葉っぱだった。
イチョウでも種類があるのだろうか、こんな大きなイチョウの葉ははじめて見る。
記念に、何枚か 持ち帰ることにした。
さすが千年祭でにぎわう京の都だけあって、
まるで何かひらひらと、お公家さまの扇子のように感じられた。

かつて恐竜やシダとともに栄え、その後の氷河期をも何とかくぐりぬけて
今日に残っているという、イチョウの木。 日本へは中国からはいってきたらしいが、
その長い生命の歴史を思うと、尊敬の念がわいてくる。

日に日に深刻な状況になってくる、世界経済の雲行き。 
来年は日本でもかつて経験したことのないような大変な事態が来ないとも限らない。 
そう思うと不安になってくる。   どうか、いつまでもこの仕事ができますように。 
きびしい氷河期をくぐりぬけて、
今日生きているイチョウの種の生命力にあやかりたいものだと、あらためて思った。   職人K

         イチョウとメガネ
              パステルグリーン色丸メガネとイチョウの葉              

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2008.12.10 (Wed)

いてふの実(宮沢賢治) から

いてふの実
下に落ちたイチョウの実、銀杏(ぎんなん)

冷たい雨や降った雪のために、こちらのイチョウの葉やぎんなんの実はすっかり落ちてしまった。 
このぎんなん実も、炒って食べるととてもおいしいが、
あの独特のにおいはちょっと、、とだれもが言う。
けれど、落ちていると必ず一度は手にとって なぜか、その独特のにおいを嗅いでみたくなる。
強烈だけど、なつかしいイチョウの実の匂い。 子どもの時から知っている。

イチョウの黄色い葉がいっせいに落ちてしまって、そのあとに実ばかりが木に残ることがたまにある。
普通は実が先に落ちるか、あるいは実と葉は同時であると思う。
黄色い葉がすっかり先に落ちてしまって、あとに実だけが残るというのは、天候が不順であるとか、
いろんな特殊な条件が重なった時であるらしい。 最近そのことを知った。

そんな異常ともいえる、稀にしか見られないイチョウの木の現象を題材に、
イチョウの木と実を、お母さんと子供たちに擬人化した童話、
宮沢賢治の「いてふの実」 がある。
お母さんの言いようもない深い悲しみを、宮沢賢治は、
そのめったにない現象に思いを重ねて表現しているのは、さすがだと思われる。
自然や動植物への深い観察、愛情があっての、数々の作品なのだとつくづく思われた。
                                                 職人K
                                                
 
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2008.12.08 (Mon)

今日はJOHN LENNON の命日

war is over
          2004年オノヨーコ作品展より、       写真職人М                      

12月8日、今日は ジョンレノンの命日。 ジョンが熱烈なファンの銃弾によって倒れた日だ。
朝、ラジオでそんなことを言っていた。
今でも ビートルズやジョンレノンの曲は多くの根強い支持があり、
世代を超えて熱烈なファンが多い。 私もその中の一人。

ビートルズのメンバーの中でも、ポールとジョンは双璧だと思うが、1980年、
40歳で亡くなってしまったジョンレノンは、その時のままの姿で時計がストップしてしまって、
多くの人の心に永遠に焼き付いて残っている。 そしてこれからもずっとそうだと思う。

YOU-TUBEに 昔のジョンと今のメンバーとが一緒に歌っているライブ映像があった。
ポールも他のみんなもそれなりに歳を重ねた風貌だが、映像に写し出されたジョンレノンと、
かつてそうだったように一緒に歌い、演奏していた。 どのメンバーもとてもうれしそう。
「REAL LOVE」 は、ジョンレノンの未完の名曲。
ジョンの丸メガネにも注目。 やっばり、ジョンレノンはかっこいい。
私たちの、女性の、永遠のあこがれだと思う。                          
                                           職人K

 THE BEATLES     REAL LOVE [LIVE-1994]



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2008.12.07 (Sun)

art gallery 雪

雪1

雪3

                                     by  職人K
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2008.12.06 (Sat)

里にも冬到来

雪のかかったススキ

足あと

高い山だけでなく、いよいよ里にも冬到来。
冷たい雨だけでなく 白いものが降ってきた。
そして、アッという間にそこらへんの風景を白くしてしまう。
「ついに白いモノがふってきましたねぇ、、」 「本当に、いやですねぇ、、」
なんて言葉をかわしていると、昔、そばで聞いていた子どもが、
「雪」って そのまま言えばいいのに、「白いもの」とわざわざ言うのが 何かおかしいと笑った。
そこが、日本語の素晴らしいところよ、なんて話していた。
どうでもよいことが思い出されるが、
美しい雪の風景とはうらはらに、年々、その寒さが身体にこたえてきて つらく思われる。

黄色く変わりつつあるススキの葉もなかなか風情があるが、やがて全部が枯れた色になって
雪の下に埋もれることになると思う。 今年はどれくらい雪が降るだろうか。

雪に埋もれる前に、少しとってきて、菊の花と一緒に 職人Mの器に生けてみることにした。
たまたまいただいた西洋の花、ガーベラの花も一緒にそえて。         
                                         職人K


生け花a


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2008.12.04 (Thu)

12月の麦畑

麦畑a
         白い息をはくかのような麦作の田んぼ、(写真、職人M)
                                
12月に入って、稲作のあとに種蒔かれて育った 青々とした麦作の田んぼ。
冬としては あたたかい陽射しに 大地から湯気が上がっている。
昔は冬には子どもたちも手伝って麦踏みをしたというが、そんな光景を私は近くで見た記憶がない。
昔は、ほとんどの広い田畑は稲作のみであったと思う。
稲作の減反による転作として、米以外の 麦や大豆、そばなどがお目見えすることになった。
こちら福井では、その麦も やがて降り出す雪の重みの下で、この冬を過ごすことになると思う。
こうして、すでに田んぼでは、ちゃんと来年のスケジュールが予定されている。

来年、きたる2009年はいったいどんな年になるのだろう。
このまだ小さな苗の麦も 順調にいけば 来年6月くらいの初夏にかかるころ、麦秋といわれる実りの時期をむかえるはず。

先日 米国では、この前当選したオバマ新大統領から新しい組閣人事の発表があった。
経済の大混乱の震源地である米国だが、きびしい状況の中、着々と次の新しい政治の地盤固めが進められているようだ。 一番困難な経済のポストには、それに精通したスペシャリスト、ガイドナー氏という人物があてがわれたとのこと、 お手並み拝見、とばかり米国中から期待がかかっていると思う。
新大統領の就任は、来年1月20日と聞くが、日本と違って
次々と新しい人事と計画のもと、いろんな分野でその対策が急がれているようだ。

対策をしなければならないと言いながら、
いっこうに何もなされていないのは 日本だけのように思われる。
来年はどうも、まさに船長なしの、「無策の日本丸」の船出となりそうだ。
私たちはそんな船に乗っているのかもしれない。
あてもなくさまよいながら、大嵐が来ないことを祈るのみである。        
                                              職人K


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2008.12.02 (Tue)

外国の白山、アルピニストの本棚より

白い山といえば、世界にもその意味を名前に持つ、有名な山があるという。
知らなかった。 アルピニストはなかなか山岳についてくわしい。

職人Мによると、
一つはモンブラン(4810.9m)。 
フランスとイタリアの国境にある、ヨーロッパアルプスの最高峰だ。
フランス語でモン (Mont) は「山」、ブラン (Blanc) は「白」を意味するという。
国境の反対側、同じくイタリア語でも、白い山の意味であるという。

モンブラン
                モンブラン (写真、wikipediaより)


もう一つは、ダウラギリ(8167m)の世界で7番目の高峰。
こちらは、ネパール北部のヒマラヤ山脈にある。
サンスクリット語から、同じく 白い山の意味の名前であるという。

ダウラギリ
               ダウラギリ (写真、wikipediaより)

外国の白山である、モンブランやダウラギリは、日本の白山よりはるかに高い山々であるが、
いずれも簡単には人を寄せ付けないような雄姿で、堂々たる風格にあふれていると思う。
桑原武夫の「登山の文化史」 が思い出される。
「登山は征服」、の言葉のとおり、
世界の多くのクライマーの挑戦意欲をかりたてるような、その雄姿であると思う。
その高さにもよると思うが、外国の白山はシャープで男性的。 
一方、
日本の白山は、おだやかで女性的、、いかにも和を尊ぶところの日本人の心のよりどころの高峰、
いわゆる神々がおわすところの「霊峰」であると思われる。

白山b
                陽をあびる 白山 (写真、職人M)

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2008.12.01 (Mon)

12月の白山(2702m)

12月1日の白山

白山と麦畑

今日から12月。 昨日とはうって変わって久しぶりに晴れわたった穏やかな天気。
仕事で納品に向かう途中の福井市からは真っ白に輝く、日本三名山(富士山、立山、白山)の一つ、
霊峰、白山(2702m)の美しい姿が望めたという。
白山と呼ばれる所以が、今の時期がいちばんよくわかると思う。

北陸の石川県、福井県、いずれの地からも遠く眺めることが出来る。
その美しい姿は、北陸に住む多くの人々を魅了し、ひきつけてやまない。
石川県大聖寺出身、深田久弥(1903-1971 )、高田宏(1932- )らの文学者、
また加賀市出身の雪の研究で有名な学者、中谷宇吉郎(1900-1962)もその一人。
彼らは、幼少の時から この白山を眺めながら育った。

またこちら福井では、遠く眺めたり実際に登ってみたり、職人Мも、
その雄大さ美しさにすっかり魅了されてしまった一人である。
                                                写真、職人М
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