FC2ブログ
2008年01月 / 12月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫02月
2008.01.07 (Mon)

巨大マネーの潮流 Ⅲ [ 政府系ファンドというもの]

20071230182017.jpg

今日のNHKクローズアップ現代では また 世界の巨大マネーの最近の動向を分析、特集していた。
昨年11月の終わりころより ニュースでも登場した、聞きなれない名前の新顔である、
政府系ファンド、というものについてくわしく説明していた。
それによると 最近は 世界の金融市場、また商品市場において
その 政府系ファンドというものの台頭、動きが著しいとのことだ。

昨年から 非常に気になっていた。
いちどに300兆円、という巨額なマネーを動かすという。
私たち庶民感覚からして想像出来ない、天文学的な数字である。
その名のとおり、民間ではなく、政府の動かす国家的なファンドであるから
また別の心配がつきまとう。
それは オイルマネーで膨れに膨れ上がった、中東諸国のアブダビやサウジアラビア、クェートなど また成長著しい、ロシアや中国のものである。
番組では アラブ諸国の政府系ファンドの投資を歓迎しながらも、その一方で 不安や懸念もかくせない、欧州の企業、また金融機関のトップの声も報告されていた。
国谷さんの英語でのインタビューも流暢だった。

つい最近では サブプライムローンで焦げ付き、多額の損害を出した、アメリカのシティバンクなど
銀行までが なんと中国の政府系ファンドの支援、資金流入を受け入れたことが 報告されていたところだ。
ミスター円といわれる榊原英資氏によると その支援がなかったらとっくに潰れてしまっているとのこと、 アメリカとしても 自由市場経済原理といいながらも 由々しき事態であると思う。
単なる利幅追求のみの投資、友好的なものなら良いけれど
政府系というからには どうしても国家的な戦略的な意味合いがあるのでは、と思ってしまう。
そんなのが 日本の市場に入ってきて 日本の優良企業を単なる投資支援ではなく、思うようにあやつり、ついには買収してしまったらどうなるのだろうと思う。大事な技術など、もって行かれてしまうではないか、と思う。 投資の背景には 特に 中国やロシアなどは 常に 国家戦略そのものがあって 不思議でないからだ。
すでに ソニーなどは 中東の政府系ファンドの投資をうけているというけれど、、。

榊原氏によると グローバル経済、市場原理とはいいながら、何も規制がないのでは 巨大になるばかりのマネーそのものは やはり暴走してしまうのではとのこと、今のところ ヘッジファンドもそうだが 投資ファンドに対しては 何の規制も各国持たないというから、それが巨大なものであるのなら なおさらのこと 早く 何らかの対策をとってほしい、と思うのは 国民の一人として私だけではないはずである。
こういう大事なことを 由々しき事態になる前に 各国に提案して規制を設けるなり 同意を得るように手を打つのが 政治家の仕事であると思う。 職人K

EDIT  |  23:35  |  社会経済  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑
 | BLOGTOP |