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2007.12.31 (Mon)

丹波黒大豆 ― 来年もマメに働けますように

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見事に出来上がった煮豆

丹波黒大豆である。
普通の大豆の1.5~2.0倍の大きさであるからびっくり。
今年は大豆に縁のある年だった。
来年もマメに動いてマメに働けますように、と念じて煮豆を作った。

今年一年、有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

めがね職人M、職人K


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2007.12.30 (Sun)

本阿弥光悦ゆかりの地を訪ねて

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本阿弥光悦

昨日は用事があって京都へ朝から出かけた。
そのついでにと言っては何だが、せっかくだから、本阿弥光悦ゆかりの地をいちど訪ねてみようじゃないか、と言われて 職人Mの案内にしたがい、洛中[上京区]にある、光悦のかつての家のあった京屋敷跡、また京の北、徳川家康から拝領した、一族縁者をひきつれて隠栖した場所、光悦寺の周辺をたずねてみることにした。職人Mは何でもよく知っている。私ははじめてである。
節倹で高尚な生き方として 光悦の母、妙秀について本で知ったが、本阿弥光悦については あまりよく知らなかった。光悦の作品については 美術の教科書にものっている、蒔絵の硯箱、舟橋、は見たことがあり知ってはいたが 光悦の芸術は工芸だけにとどまらない。 書は寛永の三筆と言われるほどのものである。また茶人としての美意識からくる陶芸作品、赤楽、黒楽の名品もある。京都、楽家とは すぐ近くである。 芸術全般において 江戸時代初期のアートディレクターといわれる、すごい人物であった。
当時の豊かな財力に裏打ちされた、京都の町衆、代々将軍家にも仕える、刀剣鑑定を家業とする家に生まれ、その家業である刀剣での技術、確かな目はもちろんのこと、 のちの 俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山らによって形成された江戸の琳派の 先駆者といわれ、刀剣以外の分野、芸術面でも その豊かな才能を大いに開花した人物である。

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硯箱、舟橋

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つりがね堂
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光悦垣

徳川家康から特別に目をかけられるだけあって その茶の湯を行なう、
茶席、庭もすばらしいものであり、光悦垣と呼ばれる特徴ある垣根は
今も当時を偲ばせているようで 何もかもが その美意識の高さをものがたり、風情ある場所であった。京の北、鷹峰三山を見渡せる、景勝の地であった。
ここに 妙秀はもちろん 光悦一族のお墓もある。
熱心な日蓮宗信徒であった。

実は その当時 尾形光琳もそうであるが 本阿弥光悦もまた町衆であり、
日蓮宗は、豊かな財力を持った京都のその町衆をバックに熱烈に支持されていた、という歴史を
遠縁にあたる、寺関係の人からかつて聞いていた。
本阿弥光悦、本阿弥妙秀がすばらしいのは そういう豊かな財力ある家に生まれながら
あえて [ 低く暮らし、高く思う ]という高尚な生き方をとった事だと思う。 職人K

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2007.12.28 (Fri)

本阿弥妙秀の生き方、 清貧の思想から

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掃除をしなくてはと思いながら整理をはじめたら 出てきた本がある。
15年くらい前にベストセラーになった、清貧の思想である。
作者は中野孝次、一回は購入して読んでみたことがある。
ただし さーっと通し読みであって 深くは読んでいない。
しかしまた昨年か bookoffで105円で売られているのをみつけて 再び買ったものである。
それは いわゆる 清貧を尊び、[ 低く暮らし、高く思う ]というような生き方についての本である。
物質ではなくて ひたすら心の世界を重んじる、生き方をした代表的な古の人、
西行、吉田兼好、良寛らについて書かれてある本だ。

モノであふれた部屋の中で そういえば このようなことについて書かれてあったことを思い出した。
その中で 本阿弥光悦の母である、本阿弥妙秀という女性のことについて書かれているところがある。
本阿弥光悦[1558-1637]は黒楽赤楽の茶碗、また蒔絵で知られる人であるが 当時は千利休の心を深く知る、とされる茶人として有名な人だったというが、妙秀はその母であり 彼女の思想があとあと本阿弥家の家訓、代々の生き方の規範となったということだ。
それは 人間は生きていくうえでは必要欠くべからざるだけのモノがあればよい、それ以外のモノなぞ何も持たないのが真の自由人というものである、ということであるらしい。
人は所有が多ければ多いほど所有物に心を奪われて、心はモノの奴隷になってしまう。もしそなたが自由にのびのびと日を送ろうと念ずるのなら、物欲などは捨てることである。モノへの執着から自由になったとき、人の心がどれくらいゆたかになるかを知ってほしいものである、ということらしい。
妙秀の死んだあとには 単物一つ、袷二つ、浴衣、夜着、ふとん、枕だけが残り、このほかには何もなかったという話だ。
この必要最低限の着物だけが残っていた、という話だけよく覚えていた。

とてもそこまでは出来ないけれど 何年も着もしないような、自分の衣服の山を見て 少しは見習いたいものだ、とつくづく思った私である。
職人K
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2007.12.27 (Thu)

今年も残りわずか

クリスマスの日も終わり、今年もあと残すところ5日となった。
本当にあっという間に月日が過ぎていく。
このぶんで行くと新しい年が明けてもまたあっという間に一週間、一ヶ月とまた時間が過ぎていくに違いない。
何もかもがあわただしい。気ぜわしく感じられる。
年賀状は一気に書き上げてしまったけれど、昔かつてしたような、暮れの大掃除、片付け仕事は何一つ出来ていない。どこの部屋もモノであふれている。よくもまあ、こんなにモノがたまったものだと思う。また買ったものだとつくづく思う。処分しなければならないものもたくさんある。この時期になると 何も無くガランとしたお寺の中の空間、がいいなぁ、といつも思ってしまう。
そうじや整理整頓が済んだ後の爽快感、達成感はとても充実して素晴らしいものであるけれど 今年はそのやろうとする気力がなかなかわいてこない。そういえば昨年もそうだったかもしれない。
新しい年になるといっても 昨日、今日、明日と連続していつもどおり過ぎていく、一直線上のもの 今までと何かが変わるものでもなし、年が明けてからまた必要に応じてがんばって掃除したっていいんだから、、なんて思うけれど やっぱり気分も新たにして 新年を迎えるにこしたことはないからと、、またあせりが出てくる。

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今日は12月にしてはめずらしく暖かな日差しのある一日だった。
遠く越前市にある、武生の 日野山も望まれた。
日野山を仰ぐといつもそこに かつて在りし日の先生の姿が思い出されてくる。
[わははっー、何をしているんや、]と。
[そうじ、か、、、。そうじは 地球の表面を ゴミを右から左へ移動させることやな、、、、無駄なことを今せんで 静かにしていなさいね、、]と若いときに 先生に言われたことがあった。
あの時は何ゆえにそう言われたのか、今考えてもよく思い出せない。
ただ 今の私は
[先生、また気力がわいてきたら そのときに掃除します。]と言ってしまった。 職人K
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2007.12.24 (Mon)

サンタクロースとトナカイの会話

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Santa、 Today is just Christmas Eve。 ARE YOU READY?
tonakai、 Yes、sir。 But、there is something unusual。
Santa、 What is it?
tonakai、ある程度のところまでは いつもどおり ボクが案内して行けます。
でも 今年は かなり 氷が融けだしています。
ボクでは無理なので サメのシャークに後は頼みました。
Santa、ええっー。 じゃあ、水上スキーかね。 うーん、この年になって この筋肉美の足を披露しようとは、、。今ふうにスキーじゃなくてボード板を使ってみようか。
それにしても 温暖化の影響が このわしのところまでこようとは。
困ったものじゃな。
tonakai、本当に。 どうかご無事で。 陸についたら 徒歩でお願いします。
Santa、とほほ、、

聞いた人 職人K
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2007.12.23 (Sun)

Merry Christmas  Ⅱ

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たくさんのケーキに囲まれて うほっ、うほっ、、、おいしそう、、、待てないぞ、、

たくさんの手作りケーキのプレゼントをいただきました。
お菓子を上手に作れるなんて、、すばらしいです。これは チョコレートケーキ。

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2007.12.23 (Sun)

I wish you a Merry Christmas

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                      Objet-Optique Ma-sa
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2007.12.22 (Sat)

クリスマスに間に合った、赤の丸メガネ

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クリスマスのチョコレートと丸めがね

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テンプルにはおなじみの模様が

 この時期、クリスマスまでに 何とか ご依頼のあった、赤い丸メガネが出来ました。
ご依頼の主は 個性的な女性陶芸家です。すでにある、ビタミンのパステルカラーではまだ色が弱い、とのこと。こんな色でお願いするわ、と
自分のお気に入りの布のこの赤色を、と提示されてのご注文でした。
 この強烈な赤はどうなんだろうと思いましたが 出来上がってみると
パステル調ではない、何とも個性的な、素敵な丸メガネです。
うーん、さすがは芸術家だな、と思いました。
色をあやつることが出来るから 完成品までイメージできてしまうんだな、と。
 
 ずいぶんおくれてしまったけれど ちょうどクリスマスの時期、この赤がぴったり合うようです。
グレー色のモダン[耳あての部分]には きらきら輝く太陽マークを入れてみました。
 気に入ってもらえるとうれしいけれど。   職人M
 
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提示された布の赤色


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2007.12.20 (Thu)

丸メガネ愛好者の彼女へ    ビートルズが教えてくれた

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髪とひげをのばして ボロを着ることは簡単だ
うじうじと吹き溜まりの喫茶店で うでを組みながら
考え深そうな顔をするのも 楽にできる
日陰ばかりを好んでいては いじけてしまうんだぜ
もっと陽気であっていいんじゃないか
もっと陽気であっていいんじゃないか

野球に 山登りに うどん鍋、
素晴らしい伝統行事じゃないか
仲間のやつらは いいやつだから
たまにはつきあってみたいと思う
それも 自由だと ビートルズは教えてくれた

いいと思うことはもらってしまえ
ほしいものは身につけたい
そのかわり 捨てるのも勝手さ
もらうのも捨てるのも勝手さ

ビートルズが教えてくれた
ビートルズが教えてくれた
ビートルズが

人が幸せになるのを批判する権利はだれにもないのさ
みんな 幸せになっていいんだ
人に迷惑さえかけなければね

ビートルズが教えてくれた
ビートルズが教えてくれた
ビートルズが
     岡本おさみ作詩 吉田拓郎作曲 職人K替詩
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2007.12.19 (Wed)

トンネルの先には

長い

 昨日も東京株式市場は安かった。またまた1万5000円に近づいてきた。
為替は113円40銭であった。
今年初めはどうだったろう。
株価は1万8000円をめざして勢いづいていたし2万円もすぐそこと言われていた。
3万円を予測する専門家もあった。為替は120円前後、どちらかというと円安であったと思う。
ところが1年が過ぎてみれば 全く違う方向に進んだことになる。
株式など証券金融市場は低迷、それにかわって一層の原油高、また金属など原材料の高騰、加えて 小麦やとうもろこしの穀物高、という事態となった。
 越えて来年はどうであろう。急激な原油高はやはり 製造など、新興国の産業、経済を直撃するから それを反映するところの証券金融市場には投資マネーは流れず、やはり原油などたしかなモノへ世界のマネーが集中し、いっそう深刻な事態が予想されるようである。専門家の中には1バレル150ドルを予想する人もある。

 先日 NHKで前回アンコールのあった特集番組、そのワーキングプアⅢがあった。 見ていて 心が痛くなった。 この番組は いつでも明日自分にも起きうることである、ということで多くの人の共感をよんだという。 私もその一人である。 ひたむきに努力しているにもかかわらず一日一食の生活、そこまでいかなくとも毎日必死の思いで働いてもぎりぎりの生活を余儀なくさせられる人の急増、そして 働くということが社会とかかわりわ持ち、人間の尊厳である、ということに迫る、また検証する、素晴らしい内容の番組だった。 不安と同時に また感動もあった。

 今日 世界では また日本においても 巨大な余剰資金、投資あるいは投機マネーがうごめいている一方で 番組のようなワーキングプアという言葉で象徴されるようなことも進んでいる。
経済が低迷すれば それもまた進むこととなる。

ところが 今日 日本の政治はどうだろう。
ぬきさしならぬ事態がすぐそこに迫ってきている、というのに全く無策、無力なのではないだろうか。全く打つ手なし、である。
大事なことを忘れている。日本は資源も食糧も無い国である。
これまで 経済において これからのことに対して 政治家から何ひとつそんな声を聞いたことが無い。低迷する市場に対して 経済についてあまりに無言である。日銀トップもである。
数年前は 円高のたびに日銀の為替介入というものがあった。今は全くの沈黙であるから 当時のそれが他国の要請によるものだったことがよくわかる。
 年金、不祥事、癒着、薬害肝炎、新テロ法案、どれも大事なことである。けれど これから先の経済、について きたり来る困難に対応したもっと先見の眼を持った、戦略的な国家的な対策、メッセージが必要であると思う。 政府にも 日銀にもだ。
政治力がないから 当然 日本市場にも魅力がないということになる。政治家たる政治家はもういないのだろうか。
 来年 英国に証券業協会が 日本市場に投資を呼び込むべくキャンペーンを展開するらしいが 一方で証券譲渡益課税の引き上げを検討しているとは 素人の目にもトンチンカンなことだと思う。一事が万事である。
 トンネルの向こうに明るさがあればよいと思うけれど なかなか先は困難ばかりが見えてくる。         職人K
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2007.12.16 (Sun)

寒竹  [ かんちく]

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フェンシングの剣のように天に向かって

 寒竹、という竹がある。11、12月のころにタケノコが出て 冬を越し 春になってから笹の葉が出てくるらしい。普通の竹と違って めずらしい習性を持った竹があるものである。
わざわざこの寒い、困難な冬に生まれてくるなんて。
昨日は こちら日本海側は みぞれ混じりのはげしい時雨だった。
冷たい雨、雪を うぶ湯にかえて出てくるのだろうか。

 竹は 草であって草でなく、木であって木でもなく、竹は竹である、という有名な 上田弘一郎博士の話を この春聞いた。
このごろは 竹林が荒れて放置してある、という問題が言われているが、その一方 地震が多いわが国において 竹林の有効性、重要性ということも言われている。 昔から 年寄りの人から 地震があったら竹林へ逃げよ、と言われてきたものである。

 昨日 冷たい雨降りの中、ちょっと調べたいことがあって 伸びた新竹と 笹の葉のついた親の竹を1、2本 切ってもらって 頂戴してきた。若い新竹は 弾力性に富んでいて2、3メートルもあるから そのまま釣竿にもなりそうだ。笹の葉のついた竹のほうは なかば野生化しているから 笹もまた 迫力というか、力強い 勢い、というものがある。早速 挿して生花にしてみようと思った。
この時期に 松や南天、菊などと生けるともうお正月のしつらえになってしまうので 今まで生けてあった カサブランカの百合と合わせてみた。そしたら どうだろう。 うーん、とつくづく感心した。
野趣のある、笹の勢いが 加わって とても素晴らしい。
これこそ、outside in である。
家の中に あの竹林が入ってきた。笹の勢いに圧倒される。
花屋さんに並んでいる花だけでは味わえない、趣がある。
花ばかりよりも 私は こういうような野趣のある草や木のほうがどちらかというと好きだ。
それだけでも味わいがある。花がそこに加われば華やかさが出てくるが 花ばかりでは華やかさが過ぎるように思う。

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 家の中にはいってきた、この寒竹の笹の 力強い勢い、にあやかりたいものだが。    職人K
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2007.12.13 (Thu)

南天の木

南天

 南天の木の実が美しい頃となった。
南天は難転、つまり災いや災難を転じて福とする、ということにかけて
田舎では どこの家でも 玄関や お手洗いのある不浄の場所の外側など、また方角から見て鬼門にあたる場所などに植えられてある。いや また あった、というべきかと思う。
新しいハイカラな西洋風の住宅がどんどん建てられて 田舎でも そんな住宅が多くなった。
しょうじやふすまに変わって ロミオとジュリエットの会話が似合うような、バルコニーまである洋風の住宅もある。そこに南天の木はない。 東洋のそれは似合わないかもしれない。
 こういうふうに 子どもの時から 何気なく当たり前のようにあった風景がどんどんなくなったり、変わっていったりしている。
田舎の家などを あちこち注意深く観察してみると 南天が植えられている場所が必ずある。
中国の易学からくる、陰陽道の方角において 鬼門、あるいは裏鬼門とされている場所だ。
それは 鬼が出入りする方角であるとして 何事においても避けなければならない、忌み嫌う方角のことである。鬼門は北東、すなわち丑寅であり、裏鬼門とは 南西すなわち未申の方角である。
家の中心をあてはめて その方角にあたる場所に 南天を植えたりするのである。
 何年か経って住む人がそのわけを知らずとも、関心があってもなくても、いちおうそのルールを踏んで植えられていることがわかる。
 昔の人は 何事においても 人間がどうこう支配できないような、天というか、目には見えない大きなもの、に対して 今の人よりずっと 畏敬の念を抱いていたと思う。
 私は 父からその鬼門のことを聞いた。
しかしながら このごろは そういうふうなことが伝えられることが少ないのではないだろうか。
文化、とか 伝統とか ごく日常的な身近なことさえ、年配の人から 若い世代になかなか伝わってはいかない。  かくいう私もそうである。 子どもにどれほど伝えられるのか、と思う。
自分自身が何も知らない。

 明治、大正、昭和そして平成と続いてきたが 今、という時代ほど 今まで語り伝えられてきた事が うやむやと宙に浮いているような、そしてしばらくすると もう何もかも関心をもたれることなく どこかへ消えていってしまうような、時代はないと思う。 そのようなことが たくさんあるように思われる。

美しい実をつけた、南天の木、 これからお正月の床飾り、生花、玄関飾りに、 また赤飯などには飾り葉として 出番が多く待たれている。   職人K   
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2007.12.11 (Tue)

変わったメガネ、 イチゴめがね

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何かわくわくしてしまいそうな、、いちごメガネ


 先日 みかん、について書きました。みかんやイチゴのフルーツの話が出てきたところで かつてこんな手作りのメガネがあったことを思い出しました。ちゃんと度数をはかったレンズがはいっています。
 このメガネを依頼された方は 自らがエレキギターを演奏するミュージシャンでもあり、またアーティストでもあり、そして学校の先生でもあります。教育活動の一環として このメガネをかけての活動でした。その模様はテレビでも報道されたようです。いつも創意と工夫にみちた授業風景であるとのこと、聞くと その熱意に感心してしまいます。
私もいちど その授業を受けて見たい、そう思ってしまいます。
 当日は イチゴマンのほか、バナナマンだったか、他のフルーツマンも登場して このいちごメガネも 小道具として無事役目を果たしたとのことでした。
 もちろん職人Mの手作りによるものです。     職人K
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2007.12.10 (Mon)

ある写真の肖像から   北大路魯山人

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さびしげな表情の魯山人

北大路魯山人、1883-1959
料理、書、篆刻、絵、陶器、漆器、あらゆるものをこなし、美的生活を指揮するもの、美の発見者、美の名プロデューサー、アートデレクター、、、と言われる。
その評価については 様々な意見があるが、、
私は 何をしてもさすが、なかなかのものだと思う。
何より 趣味がよい、と思う。センスが違う。

 天才の天才たる所以は 質、量ともに他を圧倒していることだと、ある人はいう。
そういう意味では 魯山人はその資格があるという。
ピカソは十万点、魯山人は二十万点の作品を世に遺したということだ。

 自身の服装もなかなかおしゃれで 襟なしシャツとサスペンダー、そしてこの丸メガネ、はいつものお得意のスタイルであったらしい。
 晩年渡ったアメリカ、ヨーロッパの旅行[招待]では 自作約500点を持参、アメリカなど各地の学校、美術館に寄贈したということだ。魯山人の作品は 海外にもかなりあると聞いたが、
フランスで買った、チェックのシャツは中でも気に入りだったらしい。     職人K
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2007.12.09 (Sun)

ある写真の肖像から  ル・コルビジェ

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建築家ル・コルビジェ

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ル・コルビジェとお友達

かつての肖像写真からメガネに特に注目しました。
ある写真を見て こんなのがいいなぁ、なんて思うことが多いですね。
そうやってイメージが膨らみ、 試作にはいります。

ホームページ、objet-optiqueMa-saのgalleryもご覧下さい。  こちらをクリック
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2007.12.08 (Sat)

みかん Ⅲ    芥川龍之介[蜜柑]より

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 或る曇った冬の日暮である。私は横須賀発上り二等客車の隅に腰を下ろして、ぼんやり発車の笛を待っていた。、、、、
、、、私の頭の中には云いようのない疲労と倦怠とが、まるで雪曇りの空のようなどんよりした影を落としていた。
、、、、    、、、、
汽車は或る貧しい町はずれの踏み切りに通りかかっていた。
、、踏切りの柵の向こうに、私は頬の赤い三人の男の子が、目白押しに並んで立っているのを見た。、、、それが汽車が通るのを仰ぎ見ながら、一斉に手を挙げるが早いか、いたいけな喉を高く反らせて、何とも意味の分からない喊声を一生懸命にほとばしらせた。
するとその瞬間である。窓から半身を乗り出していた例の娘が、あの霜焼けの手をつとのばして、勢いよく左右に振ったと思うと、たちまち心を躍らすばかり暖かな日の色に染まっている蜜柑がおよそ五つ六つ、汽車を見送った子供たちの上へばらばらと空から降って来た。
私は思わず息を呑んだ。
そうしてせつなに一切を了解した。
小娘は、恐らくはこれから奉公先へ赴こうとしている小娘は、その懐に蔵していた幾かの蜜柑を窓から投げて、わざわざ見送りに来た弟たちの労に報いたのである。
、、、私の心の中には、切ない程はっきりと、この光景が焼きつけられた。、、、

 私はこの時始めて、云いようのない疲労と倦怠とを、そうして又不可解な、下等な、退屈な人生をわずかに忘れる事が出来たのである。
     芥川龍之介 [蜜柑]より抜粋

みかんといえば、 芥川の短編作品の名作、[蜜柑]がある。
芥川が見た、空に舞う、黄色のみかんを思いうかべてみたい、と思った。   職人K
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2007.12.07 (Fri)

みかん Ⅱ    無選別の魅力

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みかんの木の前に立って みかんをもごうとする時 同じ木でも大きいのやら小さいのやら、また黄色の強いもの、まだまだ青さが残るもの、いろいろあるのが見てとれる。
 さて これを出荷の時に S、M、Lなどと選別するのであるが 常々思うことがある。
大きさだけではない、優、良、可、不可、という品質の優劣によるものもある。
それは とても大事なことであることは承知している。
しかしながら そればかり一辺倒ではあまりにもさびしすぎる。
野菜でも ちょっと曲がっていただけで 規格にあわない、また商品にならない、という声を聞いたことがある。それらは価格という、大事なことがかかわってくるから 仕方のない面があると思うが
通常の選別のところへ もう一つ [無選別]、というセクションを設けてほしい、と思う。
 私が唯一行った海外旅行で ヨーロッパのお店の軒先に並べられていたイチゴが忘れられない。曲がったもの、大、小、さまざまのが一つの箱にはいっていた。混在した全体で一つの商品となっているのだった。
それが とても新鮮に見えた。
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2007.12.06 (Thu)

みかん     日本海側産 [敦賀市大比田]

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 先日はみかんをとりに行って来た。もう12月。みかん狩りのシーズンはすでに終わっている。今年は例年になく豊作だったようだ。もうすでに冷たい雪まじりの雨が降っているから もがれずに残っている、あの黄色の完熟のみかんも 今ごろは その雨にうたれていると思う。
 
 みかんの産地といえば 九州、愛媛、和歌山、静岡、と全国に名を知られた有名な産地がある。が しかし こちら日本海側では 敦賀や河野村のあたりまでいわゆる越前海岸までが みかんの採れる、最北端と言われている。いや 言われてきた、というべきかと思う。
 というのは 最近の地球温暖化、によってこれからその境界がもっと北へ進むのではないかと思われるからである。
 今年の猛暑の夏の検証で みかん産地の被害も報告されていた。今後の見通しでもきびしい展望が示されていた。南国や 十分な日照量の太平洋側の産地より条件が不利であった、こちらの日本海側であるが 今後は 皮肉にも有利になってくるかもしれない。しかしながら 大市場とは直結してはいないから、観光が主の小規模な栽培にて それらの産地にうって変わるものでもない。
 温暖化の影響は 人類にとって 今いちばん解決の迫られている、困難な問題であるが 一方 それによって場所によっては逆に 恩恵というか、有利になってくる地域も必ずあるものである。今後、北海道や東北における米作が有利になるのではないか、というのと同じように、
カナダやロシアなどの凍土地帯においては それが緩むことによって経済活動が活発になるということで 恩恵を受ける側の地域だという。
 
 聞くところによると この立派なみかんの木はおじいさんが植えられたものを引き継いでいるとのこと、みかんの味だって 昔のままの みかんらしい、すっぱさが残る、みかんの素朴な味、であると思う。
 農薬も最低限におさえ、昔ながらの手間ひまをかけて世話をした結果のこの実りである。
 みかん畑からは その日 おだやかな波の日本海が望まれ、いつまでもそこにいたくなるような、実にのどかな風景があった。
 たしか このすぐ近くだったと思う。民俗学者であった、柳田国男が絶賛したという風景の一つ、かつての旧北陸本線から眺め見る日本海の風景である。今はその鉄道の跡が街道として残されているが この地よりずっと高いところで 同じ風景である。この風景がこのまま残って続いてほしいと思う。そう思いながら 今年はまた3回も来てしまった私である。   職人K
  
 
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2007.12.04 (Tue)

デザイナーの会話から   ただし夢の中    

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 paul、      2008コレクションに君のめがね、使わせてもらったよ。
 masami、    うん、新聞で見たよ。 なかなかよかったよ。
 paul、      やっぱり インパクトの強い、黒だね。 黒でいこうと思うんだ。
 masami、    うん、ボクもそう思う。 友人からも なかなかいい、と連絡あったよ。
            君の 服飾コレクションもさすがだね。
            ボクも友人から まわりでも君の熱烈なファンがいる、と聞いたよ。
            もちろんビジネスの世界でだよ。 
            うん、他にも 若い人のファンのことも聞いたな、、。
            とにかく 君の人気はすごいもんだよ。
            ボクもあやかりたいもんだよ。
 paul、      そうかい。 それは有難いね。
            だけど 君のコレクションもなかなかいいじゃないか。 
            また 新作、期待しているよ。

                     聞いた人ー職人K
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2007.12.02 (Sun)

わが家の大豆のその後

20071130193242.jpg

 我が家の空き地に種まきして 6月下旬に芽を出した大豆、正確には丹波黒大豆ですが その後どうなったかというと、もうとっくに収穫の時期のはずなのですが、、ごらんのとおりです。
 大豆は根粒菌によって 空気中の窒素を吸い込む、つまり栄養は自分で勝手にとれるのだから、、と観察するだけでほったらかしにしておいたら 豆らしきものが数個ついているだけ。
茎の幹ばかり立派で まったく貧弱な実りです。
黒大豆は 本来なら普通の大豆より かなり大きな粒のはずですが さやがあってもせいぜい小さな豆がひとつはいっているかどうか、といったところです。いちおう 大豆特有の 倒伏性という倒れ現象がみられますが 大豆、というより 雑草の一種としか見えません。

 こちら福井のほうでも 米の転作として多く大豆が栽培されていますが それらの多くは今年は水害にもあわず まずまずの実りのようでした。京都の台所、錦小路でも普通の大豆の1、5倍か2倍の大きさの見事な丹波黒大豆がたくさん店頭に並んでいました。
 一般的な作況は悪くなかったようです。しかしながら 農業とは 種まきだけではだめなのであって それなりの手をかけてやらないと 全く話にならない、ということの証明のようです。
 農業には だれでも出来るようで 栽培技術というのがとても大事です。


ところでこのところの原油の高騰、それと同時に進められているバイオ燃料としての 大豆やとうもろこしの栽培量の増大ですが 以前に危惧していた通り 大変な事態となってきています。
NHKの特集番組によると もう早ければ来年くらいから 日本にはとてもこれまでの量は はいってはこないようです。食料としても 飼料としてもじゅうぶんな確保は出来ないようです。
たしか大豆の自給率はわずか5パーセントでした。

 日本ほど 先進諸国の中で 食糧を安易に外国に依存している国はありません。
もうわたせない、と言われたら それまでです。 昔から 兵糧攻め、という言葉があります。 
生きていくための まず 食料の確保、これが出来なければ 何ごとも始まりません。 
それは 他国にたよるのでなく いつでも何があろうと 自国で調達出来るという、 国としての そのビジョン、またその自信がなければならないと思います。
 今 農業について 利権がどうのこうの、ばかりに目がいっています。
政治家はもちろん、私たちは  農業について 今、崖っぷちに立たされている、ということを  早急に 考えねばならないと思います。   職人K
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2007.12.01 (Sat)

December   あっというまに12月

goannai.jpg
objet-optique Ma-saです。
いつも ホームページ、ならびに ブログをご覧くださいまして まことに有難うございます。
これからもユニークで、おしゃれな、オリジナルのメガネを提案、発表していきたいと思います。
また準備の出来次第、DMなどで案内もさせていただくつもりです。
メガネに関するお問い合わせや、またメガネの不都合なこととか、お困りのことなど、ありましたら 何なりとご相談くださいますように。
今後ともどうぞ よ、ろ、し、く、お願い申し上げます。
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                             職人M[オリジナルめがね、デザイン製作]
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