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2007.07.09 (Mon)

シンデレラのように

三国に窯焼きのピザを食べさせてくれる店がある. そういう店は御婦人方が
多そうなので、なんとなく行きたくなかったんだが、去年の秋に家人と行くことになった。
案の定店の中はカップルや御婦人方が多く、座る席がないのでやむなくカウンターへ座る事になる.
マスターが一人でピザを支度して、石窯に入れる。
混んでいるせいか、無言でその作業を続けている。そばで、暇を持て余す僕は
その光景に見入ってしまった。
やっと焼き終え、目の前に焼きたてのピザが出てくる。
外はかりっとして中は柔らかい、いただいておいしいと思った、ついついマスターにおいしいですと、言った時、店に入った当初の緊張は溶けていた。そしてその窯の灰はどうするんですか?と聞いてしまった.
「捨てるんです」、、、
「もったいない、僕にくれませんか?」…
「いいですけど、どうするんですか」
「陶芸の釉薬に使いたいんですが、、、、」
「どうぞ、どうぞ」
というわけで
ごみ袋に3っ分、車に入れて持って帰ってきました。

ここから、話が始まるんですが。
この灰はどんぐりの灰らしいんです。堅い木です。
これで、陶芸の釉薬を作るんです。まず、水に溶かして何度も何度も水を入れ替え滑りがなくなるまで、入れ替えます。それを1が月繰り返し網で漉して、乾かす。それと長石、けいせき、などを混ぜて水で溶かし混ぜして釉薬にします。
ひにちがかかり、テストもしないとだめなので、やっと先日できました。

そして昨日、素焼きしてためてあった陶器に施釉して、窯に入れました。
今日は1245度まで窯の中の温度を上げて本焼きをしました。
出てくるのは明日です。どんな色になるのか期待しているのですが。

捨てるはずの灰から、きれいな釉薬になるって、灰姫(シンデレラ)みたいだと
思いませんか?。
焼き物は、人の力が半分であとは 神のみぞ知る、未知の世界です。
焼き上がりの結果はまたご報告します。

職人M
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