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2021.03.01 (Mon)

春はやよい の3月

今日から3月が始まります
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暖かくなったり 急に寒くなったりですが 確実に春になって来ています
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3月と聞くと 寒かった冬の事を少し忘れてしまいます。

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明後日は 桃の節句で 女の子がいる家では お雛様を飾るところもあるでしょう。この雛人形は 娘の厄を人形が引きうけて 災いがかからず

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美しく成長するようにと 飾るらしいのですが 誰が言い出したのかはわかりません。
しかし 例年の通り 部屋に飾ると 何かしら 春が来たんだなと 男の私でさえ うれしくなります。

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春に似合うメガネの色は やはり 光沢のある 金メッキ シルバーの色が良いでしょう。
太陽の光が キラッと反射して 明るさを感じます。

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また 18角形の カクエモンというメガネは 18角あるレンズ形で 光りが当たると キラキラするので 丸メガネとは違った面白さがあります。
遠くから見ると 丸メガネですが 近寄ってみると 細かい角がある 18角形のレンズです。

春はこんな光るメガネも 心が明るくなるようです。

さて 以前にもご紹介したのですが 春の新鮮な空気が身体に入ってくるような こんな音楽はいかがでしょうか?
イギリスの フォークシンガーでギターリストの マーチンシンプソンという人の演奏ですが アイルランドの音楽の影響か ちょっと懐かしい感じがします 「ボブズ ソング」という曲をお聴き下さい。

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2021.02.25 (Thu)

鉛色

むかしの事ですが 私が学生の頃 美術作品と言ってもいいのかどうかわかりませんが 作っていた頃がありました。
といって 絵を描くのではなく いろんな素材を使って 組み立てたものでした。

よく使っていた素材に 鉄 とか銅とか 鉛を使っていました。
私には こんな無機質な素材が 心地よい素材で 重さといい 色といい それだけで 存在感のあるものでした。
鉛板


先日 掃除をしていたら 昔持っていた 鉛の板が出てきて 思わず 触ってみたり 眺めたりしていました。

鉛色について 
福井は雪の多い地方で 冬になると雷が鳴って 霰や雪が降ってきます。
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空の雲は 重い灰色で 日が短いのに 日照時間が少ない 暗い日々が続きます。
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外に出ると 雪があって 雪が多いと 雪を楽しむ気持ちにはなれません。
しかし 鉛色の空を見ていると 北陸は やっぱりこの色が合うのかなと思ったりします。

メガネが福井に根付いたのも 雪国で何も産業のない福井で 家にいてできる仕事という事で 大阪に行きメガネ作りの技術を持ちかえり メガネを作り始めたと聞きます。
寒村の福井で家内工業で始まったメガネ 鉛色の空の下 雪の中でもできる仕事 という事で 何か暗いイメージを持ってしまいます。

そんな風土に育った私には そのせいか 鉛色は落ち着く色です。 


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私の作る メガネでも アンティックシルバーとか 黒ルテニウムという 濃いグレー 使い古したようなグレーの色があります
これらの色も また 鉛色に近い色で 存在感があります。
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今回 作った12角形の縄手のメガネは 鉛色を感じさせる 鈍い色です。

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歳をとると 昔は光沢のある銀だったが 歳とともに 燻したような くすんだ色になるのは 人間もまた同じかもしれません。
むかしは いぶし銀のように 歳をとりたいと思っていましたが いつの間にか きれいな燻し銀ではないけれど くすんできました。

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鉛と銀は 雲泥の差がありますが 私は いぶし銀より 無口な鉛の方に 魅力を感じます。

パブロ・カザルスの 演奏を聴くと チェロの音が 他のチェロを弾く人に比べて いぶし銀のような深い音色を感じます。

バッハの無伴奏チェロ組曲は カザルスがバルセロナの楽譜店でバッハの無伴奏チェロ組曲と出会い、10数年の研究を経て1904年に初めて公開演奏を行なったという 曲らしいのですが 演奏の中で唸るような彼の声を聴くと 単なる音以上に 迫ってくるものを感じます。長い曲なので 途中までお聴き下さい。


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2021.02.21 (Sun)

赤と黒

赤と黒 フランス文学の名著として スタンダールの長編小説 「赤と黒」というのがあります。

あかとくろ

というものの 私は読んだこともなく 昔 世界史の 暗記モノに フランスの文学で 覚えたことがあるだけで 内容については知りませんでした。 

映画 赤と黒

 1954年に上映された 「赤と黒」
19世紀のフランスで 青年の 青春と恋愛 を描いた小説で 赤は軍人を表し 黒は 聖職者を表しているという事です。
映画や 漫画にもなっているという 小説です。

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私の作ったコマルメガネに 赤と黒を基調としたメガネがあります。
当初 ある方から依頼されたメガネでしたが 赤と黒のメガネって どんな感じかなと 思いつつ 作ったものです。
その時 スタンダールの 「赤と黒」という小説の題名が頭に浮かんだのですが 教養のない私には それ以上 思いつきませんでした

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つい先日 また この 赤と黒のメガネに お問い合わせがあり またまた スタンダールの 「赤と黒」を 思い出しました。


ちょっとあらすじを読んだのですが フランスの青年で頭脳明晰で ある家庭の家庭教師として仕事をしていたら そこの奥さんとの恋愛が始まり それから 不倫と新たな恋愛と に苦しむ様が描かれているという事で もし興味のある方は読んでみるといいかと思います。

ルーレット


赤と黒については 聖職者と軍人という表現の他に ルーレットの赤と黒を表して 一か八かという人生のギャンブルに例えていると言う人もいるようです。

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さて あらためて 赤と黒のメガネを見ると 目立つのかなと思っていましたが それ程 奇抜なものでもないし コマルメガネという事で 小さく シンプルで 赤色が落ち着いているので 個性的な感じです。
フロントの渋い赤が きっと肌にも合うのではと思います。 それにテンプルの黒は 引き締まった感じで  調和が取れていると思います。

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このメガネ 女性用でも 男性用でも 使えるのではと思います。
女性が「赤」ならば 男性は「黒」で 赤と黒のメガネの意味が できるようです。

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久しぶりに 見た 赤と黒のめがねでした。

さて今日は 日本の曲で ジャズの演奏で使われている曲って結構あるようで 「荒城の月」とか「証城寺の狸囃子」とかあるようです。

 今日は 「月の砂漠」を ジャズの演奏でされているのを聴きたいと思います。
月の砂漠

 

ジャズトランペットの リーモーガンの演奏です リーモーガンと言えば アートブレイキーのバンドで有名ですが 天才トランペッターと言われたのですが 残念ながら 若くして亡くなってしまいました。 今日は彼の演奏でお聴き下さい




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2021.02.17 (Wed)

春はそこまで 

2月の立春を過ぎて このところ 暖かい日が続いていました、
例年なら福井は まだ 冬の様相です。暖かくなって また 寒波がやってきて 三寒四温が続きます。

しかし 散歩しながら 道脇をみると 小さな花が 咲き始めています。花を見ると 自然と心が休まるというか こんなおっさんでも うれしくなっていまいます。
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 オオイヌノフグリ

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 ハコベ

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 タンポポ

先日は オオイヌノフグリ ハコベ タンポポなど 見つけて喜んでいました。 また 枯れたような木に 紅梅 や 蝋梅が咲いていると なおさらうれしくなります。



 紅梅のピンクは 春らしい色ですね。
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ピンクの色って 何か得した気分になります 同じ色の仲間なのに この色はあたりを明るくしたり 心ウキウキしたりします。

前から やじろべえメガネにも こんな色をポイントで つけてみたいなあと思っていました。
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やじろべえメガネや コマルメガネで 私の作るメガネは アンティックシルバーとかアンティックゴールドとか 暗い色が多く 明るい色は 避けていたのかもしれません。
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たまには 春を意識して 明るめの色にしてみようと思い 明るい光沢の金メッキに リムの表だけ ピンクの色を塗ってみました。
細いピンクの色ですが 春の暖かさと 眩しさを 感じます。
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掛けてみると ちょっと色がついていて おしゃれに見えるかもしれません。

まだ 春というにはちょっと早いですが 高石ともやさんの 「春を待つ少女」をお聴き下さい。
この曲を初めて聴いたのは もう35年以上前になりました。 懐かしい気持ちになります。
また 今年も 春を待つ 気持です。

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2021.02.15 (Mon)

めがね と 民藝

 先日 私が入院している時 土井善晴 さんの「料理と利他」という本を読んでいました。
料理と利他

  土井善晴 中島岳志共著「料理と利他」

以前から 土井さんのいう 一汁一菜という言葉が気になっていて 具たくさんの味噌汁 がいいなあと私も実戦していましたが 気になっていた本だったので 買いました。

これは 中島岳志さんという 東京工業大学の教授で日本政治思想などが専門の人とのコロナ禍での オンライン対談です。

その中で 土井さんという方は料理研究家ですが 料理のレシピというより 自分の身の回りの食材で 作る料理を推奨されている方で 従来の窮屈なレシピではなく 一見アバウトな作り方ですが 理にかなった料理を教えてくださいます。 

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  土井勝 著 「土井勝の家庭料理」
彼のお父さんは 料理研究家出有名な土井勝さんです。

善晴さんもまた 若い頃はフランス料理を学び また日本の有名料理店で日本料理を修業された方ですが なぜ家庭料理になったのかという事に 興味を持っていました。 

河井寛次郎記念館

  
彼はある日 京都の河井寛次郎記念館に行き その空間がっても心地よいことに気づき それはなんだろうと思っていたら 美しいものは逃げて行くが 淡々と真面目に仕事をすること 自分が生活することで美しいものは あとから ついてくるんじゃないか と 思ったそうです。

 これは 河井寛次郎 浜田庄司らの「民藝」運動の精神だと気づき プロの料理人を目指していた土井が いつも下に見ていた家庭料理にこそ 美しい世界があるのではないか これもまた 「民藝」ではないかと 発見したそうです。

柳宗悦

           柳宗悦 

河井寛次郎

   河井寛次郎

民藝とは 1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました

工業化が進み、大量生産の製品が少しずつ生活に浸透してきた時代の流れも関係しています。
手仕事の製品は 工業製品のように垢抜けていないようにも思えますし 野暮ったい感じもあります。 
これを 不良品と受け取るか 手仕事の手の跡としてとらえるか それは 使う人の受けとめ方だと思います。

竹めがね

  煤竹のテンプルのメガネ
私もメガネについて 大量に作られていくメガネですが その中で 一つひとつ作っている メガネは どれも同じものはないし 一緒なものは作れません。 

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時代に逆行していることに 私自身 いつも それが不安で もっと量産的に作れたらどんなに楽だろうし いちいち寸法を測らずに済むので 良いだろうと思っていました。

しかし 土井さんの本で 民藝の話が出てきて なるほど モノを作るのに 毎日の生活のために使う道具として 作るわけだから 淡々とそれに応じて作ることで良いのではないかと思いはじめました。 

黒檀めがね

  友人の作った削り出しのカップとともに 黒檀のテンプルメガネ

手作りのメガネは どうしても 手の跡というか 完璧に工業製品のようにできない事もあります。
このような 私の作るメガネは 自分なりの 「民藝」としてのメガネではないかと思うようになりました。

過去には メガネを作る仕事で ひと月に1万枚くらい作ることもありました。 
しかし使う人の事を思わずに ただ設計図に従って メガネの問屋 商社の注文で作っていました 。
その時は いくら売り上げて どれだけ儲かったかという事が仕事でしたが メガネを作る喜びというものはあまり感じませんでしたが 現在のように 一つひとつ作ることで 工業製品から 手工業製品になってきた感じがします。
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  それぞれに 合わせて作るメガネ

「民藝」という言葉は知っていましたが まさか自分のやっていることも 知らず知らずのうちに 「民藝」を目指しているのかなという気持になります。

今日は あるコマーシャルで出ている 土井善晴さんの 料理教室を  ご覧ください
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