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2022.06.23 (Thu)

赤いメガネ

フレームの色付けというのは なかなか難しいものです。

かける人の趣味があるので この色が一番いいという 事は ありえず 悩みの種です。
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先日 あるフレームの色付け加工を出すのに 単品で 加工するのは 加工の流れで やりにくいらしいので できるだけ 数量を増やすことにしています。 
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その際 ちょうど適当な丸メガネがあったので 一緒に色付けをすることになりました。
数日後 出来上がってきたので 組み立てて仕上げをしてみました。

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今回の色は メタリックレッドという色で 自動車のメタリックレッドの色とよく似ています。
めったに こんな色を着けることはないのですが ある方から依頼されたので サンプルを作るつもりで 作っていました。

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つんさんの ミニ絵本「らりるれロンドンつぎのえき」 と一緒に
赤い色は 個性の強い色で メガネをかけるのもちょっと引いてしまいますが サンプルを見ていたら 家人が「きれいな色だね こんなメガネオシャレじゃない」というので そうかなあと あらためて 見直し かけてみると 派手ではないけれど 赤の色が おしゃれに見えてきます

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つんさんの タイル作品

色にはあまり 自身のない私にとっては 冒険のようなことですが 服 自動車 など 身近なものの色が 昔からの色ではなく この50年の間に めまぐるしく変わってしまったようです。

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赤い服を着る 赤い自動車に乗る という ことは 今では もうすでに あたりまえになっているのですね。

50年ほど前の曲ですが ジャズで マイルスディビスというトランぺッターが 来日したとき 京都でも公演がありました。 なんとかして楽屋でマイルスを見たいと思い楽屋口で待っていたら カメラマンの方が一緒においでよ と言うことで楽屋口で マイルスを待っていたのを思い出しました。電気楽器を使ったジャズで 当時では先進的なジャズの世界でした。
赤いメガネに ちなんで 彼の曲で red china blues という曲があります。
今聴いても 時代の遜色はないような曲です。

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2022.06.17 (Fri)

あやしいサングラス 

怪しいサングラスの記事から辻岡さんのこと知りました

私は今、胡散臭い中国人みたいな小さい丸型のサングラスが欲しいのです。  

という 内容のメールをいただきました。
メガネをかけて カッコよくなりたいというのが 普通であって 怪しくなりたいという 気持になるのは どうしてだろうかと 思いましたが
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以前 私が書いたブログで 「怪しいメガネって」という記事があります。きっとこれをご覧になったのでしょう。
https://56995471meganeya.seesaa.net/article/201907article_3.html


怪しい という言葉には
1 (「妖しい」とも書く)不思議な力がある。神秘的な感じがする。

2 不気味な感じがする。気味が悪い。

3  ㋐行動や状況が不審である。疑わしい。

   ㋑男女の間に、隠された関係があるらしいさま。 
と ありますが 一般的には 不気味な感じ 気味が悪い というのが 多いようです。

という訳で 今回お選びになったメガネは ポルコロッソ型の やじろべえメガネに 濃いレンズを入れたサングラスでした。

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なるほど 濃いレンズで 小さい丸型のメガネって 映画「るろうに剣心」でも 小さい丸いサングラスをかけて 話題になりました。

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中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で やはり 怪しさを 演出しているのでしょう。メガネの効果でていますね。

しかし なぜ 今 怪しい人になりたいのか? それについては 私は 理由は聞いておりません。

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ただ 私が思うに メガネをかけることで 自分にないキャラクターを作り 自分で演出して 普段の自分でない人になりたいのでは と 思います。
変身願望 という気持ち わからないでもないですね。
今はコロナで マスクと サングラスをかけたら 誰なのかわかりませんから 変身しやすいですね。

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さて 先日学生時代の人から コーヒー豆をいただきました。 京都のイノダコーヒです。 
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今は観光地ですが 50年程前は 普通にある 礼儀正しい喫茶店でした。 もう少し前は フォークブームで 賑わったそうです。

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ちょっと怪しいフォークシンガーでしたが 高田渡さんは イノダコーヒの歌まで作っています。
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2022.06.10 (Fri)

しつこく 叩き出し 今度はやじろべえメガネ

先日から 叩き出しのメガネの事ばかり書いていますが 今度はやじろべえメガネの叩き出しについて お問い合わせがありました。



いずれ やじろべえメガネも 叩き出しで作ろうかと思ってはいましたが やはり よく似たことをかんがえる方がいるようで ますます その気になって 作ることになりました。


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今回依頼されたのは 小さい楕円のやじろべえメガネで ブリッジと テンプルを 叩き出しにして 作るというものです。


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材料は 叩けば叩くほど 材料も硬くしまってきます そうすることで 部品の堅さが堅くなって 丈夫にもなります。

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アトランダムに 叩く事で 今まできれいな表面が ガタガタに荒らされて マチエールを作ります。
この模様が 一つひとつ違うのですが 味わい深く感じられます。

DSC_5861.jpg 鉛板を使った作品

私が昔 平面作品を作っていた頃 鉛板を使って 作品を作っていましたが 鉛板の表面のモノトーンで 冷たいようで 暖かい材質に魅かれていました。 この叩き出しも よく似た感情が出てきて 作っていても 何か思い入れが入るような気持ちです

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今までのやじろべえメガネとどう違うのかというと ブリッジが 今まではプレス加工と言って 金型に材料を入れて何十トンという重さでプレスをして形作る部品ですが 今までのより 広く 分厚く なっています それゆえ 不格好ではありますが 丈夫になります。

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見た感じ シンプルな風合いを感じます。

何か 無垢で 飾りっ気のない 素朴な メガネにみえてきます。
私にとっては こんなメガネが できるだけ飽きのこない シンプルなモノを作りたいという思いの メガネかもしれません。

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さて ちょっと気が早いかもしれませんが いつも暑くなると 涼しくなるような音楽はないかなと 思います。

39058010_517889048624073_6763942616338792448_n.jpg これから暑くなる季節です 

気温は高くても 気持だけでも涼しくなるような音楽 これもいつも行くコーヒー豆屋さんが教えてくれた音楽で ハワイの音楽です。

1970年頃 ハワイで ギャビーパヒヌイというハワイの演奏家がいました 彼の弾くギターは スラッキーギターと言い 普通のギターですが チューニングといいますか ギターの弦の張り方が 独特のチューニングで弾くと ハワイ独特の音楽になるそうです。
彼の曲を聴くと 身体中の緊張感がなくなるほどで とても楽な気持ちになります。


ギャビーパヒヌイの演奏でお聴き下さい。


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2022.06.05 (Sun)

レンズを入れて 第一号

先日来 叩き出しのメガネについて話をしていますが このメガネに色々とお問いあわせがあります。


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  叩き出しで 作った スプーンとフォークの写真を送っていただきました。

また 先日 叩き出しについて ご愛用の 叩き出しのフォークとナイフの写真を送って下さった方もおられて 叩き出しの事をご支援していただき たいへん心強い思いをしました。

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試作で 叩き出しをいろいろやっていますが やっているうちに なんとなく 叩く要領がわかってきたような気持になってきました。

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叩いて 叩いた跡を残し 模様のように 金づちの痕跡を残すことは 今までタブーとされていた 傷のない品物 という価値観をひっくり返すような 傷だらけのメガネに なるわけで 傷をつけることが このメガネを作ったという証になるのではと思います。

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ふつう メガネを作る者は 傷一つないものをめざして 作る事が第一です。 傷があるモノは不良品として扱われます。
しかし この叩き出しに関しては 叩くと言うことが 刻みを残すような気持で叩くわけですから 傷と言うよりも 叩きつづけることで 作る者の存在を残すことになるような気がします。

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もちろん 一つひとつ 傷(模様)が違うことで このメガネのおもしろさが あると思います。


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先日のブログを読まれた方から このメガネのお問い合わせがありました。
今回 リムを変えて 横から見て幅が広く3mmの厚みで フロントは1.0mm という 太いリムを使い モノトーンな艶消しで できたものが オブジェぽい 仕上がりになりました。
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できるだけシンプルで しかも バロック音楽のように単純な組み合わせで作られていく メガネは きらびやかさがなく むしろ モノトーンの中で できた世界のようです。
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もしかしたら 私は こんなメガネを作りたかったのかもしれないな と 知らず知らず 作ってきたメガネをみながら思いました。


バロック音楽というのは クラッシック音楽の中でも メロディという要素が少なく 規則正しく音が並べられて演奏されているような気がします。
単純な音の組み合わせのような気がしますが その単純と思われる配列が 聴いていると シンプルでありながら 音が組み合わさって複雑な空間を作っているように思えます。

一つひとつの音が 叩かれた後のように重なり合って または 削られて 一つの音楽や 形になる 何か共通するような気がします。

さて 今日はウクライナ近くの ラトビア出身の ギドン・クレメールの演奏で 無伴奏バイオリンソナタをお聴き下さい。
クレメールの演奏姿は なにか 音を一つひとつ 刻むような アクションで それも なにか金づちで叩き模様を付けるような感じで
興味ある演奏です。




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2022.06.01 (Wed)

蛙の声

さあ 今日から6月と言うことで 早いものだと ため息が出ます。

先日 「叩き出しのメガネ」と言うことで 書きましたが 梅雨が近いからでしょうか おもしろいことを発見しました。

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私がつくる 叩き出しのメガネは ブリッジと テンプルが 丸線を叩き出してつくるものです。

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原始的な方法で 金床に 丸線を置いて 金づちで叩き 平たく叩き延ばす ということです。


工場の片隅で カンカン と金づち音高らかに 打ちます  その時 叩き終わると 外の方から ギャッギャッ と 声が聴こえるのです。
初めは偶然かなと思っていましたが 金づちで叩くと 決まって 「ギャッ ギャッ」と反応するのです。
ちょっと この声を聞いてください;


ねっ 聴こえるでしょう カエルの鳴き声ですね。

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  ニホンアマガエル

カエルには 音を聞き分ける能力があるのでしょうか?耳がないので どこで聴こえるんでしょうか?

とても不思議で 叩き出しの部品を作る時の 私だけの楽しみです。
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先日 叩き出しのメガネについて 記事を出しましたが いろいろとお問い合わせがありました。
でも まったく私の思いつきと まだ確立していないので試行錯誤の状態です。

こんな 手間がいるメガネ 自分だけで作っているので 暇つぶしにはいいけど どうなる事やら。

さて 6月と言うと 梅雨 という言葉が 思い出します。
毎日 夕方の散歩をするわけですが 雨が降っても 傘を差して歩くわけです。
雨は濡れるからいやだなあ と 思うことも ありますが 林の中を歩いていると これまた 幻想的な風景でまたたのし です。

昔 映画で「雨に唄えば」という映画がありました。ミュージカル仕立ての映画です。
ジーンケリーという人が 雨の中で傘を持って歌うシーンは いつまでも忘れられません。
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